人工膝関節全置換術

TKA後には膝伸展筋力よりも膝伸展速度が重要

今回はTKA後には膝伸展筋力よりも膝伸展速度が重要である可能性を示唆する論文をご紹介させていただきました. 今回の結果から考えるとTKA術後の理学療法においては膝伸展筋力のみならず膝伸展速度に着目する必要がありそうですね.
介護予防

マスクの着用は高齢者の歩行に影響を与えるのか?

今回はマスクの着用は高齢者の歩行に影響を与えるのかを考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 非常に興味深い結果ですね. 今回対象とした集団では制限された下方の視野から得られる視覚的固有感覚をうまく代償できるということですね.
変形性膝関節症

変形性膝関節症例に対する大腿直筋のストレッチングの有効性

今回は変形性膝関節症例に対する大腿直筋のストレッチングの有効性を検討した論文をご紹介させていただきました. 非常に興味深い結果ですね. 大腿直筋の柔軟性を向上させることが脛骨大腿関節の圧縮力の軽減につながるということでしょうか. 変形性膝関節症例に対する理学療法では大腿直筋のストレッチングを取り入れたいですね.
働き方

理学療法士・作業療法士独身あるある

今回は理学療法士・作業療法士の独身あるあるについて考えてみました. 独身理学療法士・作業療法士ばかりが職場内で不利益をこうむるのはどうかと思います. 独身者でも家庭持ちでも希望休は希望休ですし,同列に扱ってもらわないと困りますよね.
働き方

理学療法士が収入を上げる方法をChatGPTに聞いてみたらまともな回答が

今回は理学療法士が収入を上げる方法をChatGPTに聞いてみたらまともな回答が返ってきたといったお話でした. どこまで使えるかわかりませんが使い方によってはこのChatGPTは使えるツールになりそうですね.
変形性膝関節症

変形性膝関節症例の腸脛靭帯は本当に硬いのか?

今回は変形性膝関節症例の腸脛靭帯は本当に硬いのかを考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 腸脛靭帯は変形性膝関節症例で膝痛のない高齢者より硬いですが,厚さには差がないといった結果でしたね. また変形性膝関節症例の腸脛靭帯の硬さは膝関節内転モーメントや股関節屈曲モーメントが過大となった結果であると考えられますね. こういった結果をふまえると腸脛靭帯をゆるめるための徒手的なアプローチを継続的に行ったとしても原因となる動作中の関節モーメントを変化させられないと腸脛靭帯の硬さは改善しない可能性がありますね.
脳卒中

脳卒中症例の歩行自立に関連する要因は?決定木分析を用いた論文紹介

今回は脳卒中症例の歩行自立に関連する要因について決定木分析を用いて検討した研究論文をご紹介させていただきました. 歩行獲得を目標とする場合には体幹機能の重要性が改めて認識できる結果ですね.
人工膝関節全置換術

TKA後の術後疼痛や運動恐怖の緩和に瞑想音楽やコメディ映画が有効?

今回はTKA後の術後疼痛や運動恐怖の緩和に瞑想音楽やコメディ映画が有効である可能性を示唆する論文をご紹介させていただきました. やはり遷延性疼痛や運動恐怖を緩和するためには理学療法や作業療法の専門的な介入以外の視点が必要である可能性がありますね.
変形性膝関節症

膝関節内転モーメントに影響を及ぼす因子に関するシステマティックレビュー論文

今回は膝関節内転モーメントに影響を及ぼす因子に関するシステマティックレビュー論文をご紹介させていただきました. 内転モーメントを軽減させるためには今回挙げられた要因を考慮する必要がありそうですね.
運動療法・物理療法

理学療法士・作業療法士も知っておきたい遠心性収縮の筋膜ストレッチ効果

今回は理学療法士・作業療法士も知っておきたい遠心性収縮の筋膜ストレッチ効果を考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. この研究結果だけからは筋膜ストレッチ効果は明らかにはなりませんが,遠心性収縮には筋・腱を伸張させる効果があるというのは明らかですね. 筋膜というと徒手的な介入が多いですが,遠心性収縮を使った筋膜へのアプローチも必要かもしれませんね.
運動療法・物理療法

身体活動量計は身体活動の向上に有用なのか?システマティックレビュー論文紹介

今回は身体活動量計が身体活動の向上に有用なのかどうかを明らかにしたシステマティックレビュー論文をご紹介させていただきました. 身体活動量系の使用は身体活動量の向上に有用だということですね. 特に中等度から強度の身体活動量を増加させるといった点がポイントになりそうですね. NEATを増やすというよりは運動(エクササイズ)による活動量を増やす効果があるのでしょうね.
働き方

理学療法士・作業療法士にとって良い職場ってどんなとこ?

理学療法士・作業療法士の皆様も良い職場で働きたいですよね. でも理学療法士・作業療法士にとって良い職場についての価値観というのは人それぞれです. 今回は理学療法士・作業療法士にとって良い職場とはどんな職場かについて考えてみたいと思います.
書籍紹介

2023年1月以降発刊の理学療法関連書籍5選

今回は2022年12月以降に発刊の理学療法関連のお勧め書籍を紹介させていただきました. 今月も良書が多く発刊されております. 理学療法士・作業療法士の皆様もこの機会に新たな学びに挑戦してみてはいかがでしょうか?
大腿骨近位部骨折

大腿骨頸部骨折と大腿骨転子部骨折って何が違うの?

今回は大腿骨頸部骨折と大腿骨転子部骨折って何が違うのかを考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 大腿骨頸部骨折と大腿骨転子部骨折では病態が異なるので,当たり前ですが違いを理解したうえでこれらの骨折を異なる骨折として扱う必要がありますね.
変形性膝関節症

内側広筋の筋輝度が膝OAの機能障害・症状悪化を予測する?

非常に興味深い結果ですね. 変形性膝関節症例では内側広筋の筋輝度評価が機能障害・症状悪化を予測する要因になりそうですね. 臨床でもこういった評価が簡便に行えるとよいですね.
脳卒中

脳卒中後の固有感覚評価のスタンダードは?

今回は脳卒中後の固有感覚評価のスタンダードは何かを考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 今回の結果から考えると固有感覚評価の中で臨床で使用されるべきはFugl-Meyer Assessment Scaleということになるでしょうか? 各検査の特性を考慮する必要はあるでしょうが,運動麻痺のBrunnstrom recovery stageにしてもこのFugl-Meyer Assessment Scaleに統一した方がわかりやすいんですけどね. 日本ではいつになったらBrunnstrom recovery stageから脱却できるのでしょうか?
足関節周囲外傷

扁平足は腰痛と関連する?

今回は扁平足と腰痛との関連性を考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 予想通りの結果ですね. 扁平足と腰痛には関連性があるということですね. 足部からの膝関節・股関節・腰部への影響をしっかりと観察する必要があるでしょうね.
変形性膝関節症

変形性膝関節症例に対するバイブレーター機能付きの荷重軽減用装具の有効性

今回は変形性膝関節症例に対するバイブレーター機能付きの荷重軽減用装具の有効性を明らかにした研究論文をご紹介させていただきました. 内転モーメントが減少する機序が不明ではありますが,振動刺激によって筋活動が賦活されることが内転モーメントを減少させることにつながるのでしょうか?
未分類

エクセルのファンクションキー(F1~F12)使えてますか?

今回はエクセルのファンクションキー(F1~F12)についてご紹介いたしました. 理学療法士・作業療法士の皆様もファンクションキーを使って効率的に作業を進められると良いですね.
働き方

理学療法士・作業療法士の理想の職場

今回は理学療法士・作業療法士の理想の職場について考えてみました. 理想の職場で働けるのって幸せですよね. ただ理想の職場を見つける努力を怠らないことも重要です.
変形性股関節症

股関節症を進行させないためには起立動作はゆっくり?速く?どちらがいい?

今回は股関節症を進行させないためには起立動作はゆっくり行った方が良いのか,速く行った方が良いのか,どちらが良いのかを考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 今回の結果から考えると立ち上がり動作の時間が短い,つまり動作速度が速いほど,股関節伸展モーメントインパルスが小さくなることになります. ですので変形性股関節症例に対しては速く立ち上がりを行うように指導することが進行予防の観点からは重要であると考えられます. ただ実際には疼痛がある場合には動作をゆっくりとおこなうことで股関節の痛みをなるべく出現させない戦略を選択している場合もありますので,立ち上がり動作をゆっくりと行うことを指導することが常に良いとも限りませんね.
人工膝関節全置換術

TKA後の膝関節屈曲位でのポジショニングは血流うっ滞につながるのか?

今回はTKA後の膝関節屈曲位でのポジショニングは血流うっ滞につながるのかを考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 今回の結果から考えると膝関節屈曲位でのポジショニングが深部静脈血栓症のリスクを高める可能性は低そうですね.
変形性膝関節症

変形性膝関節症例は装具を装着すると内側脛骨大腿関節裂隙が開大する?

今回は変形性膝関節症例は装具を装着すると内側脛骨大腿関節裂隙が開大するのかどうかを考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 非常に興味深い結果ですね. こういった結果を考慮した上で変形性膝関節症例に対する装具療法の考え方を見直す必要がありますね.
肩関節

凍結肩に対する理学療法の効果はいかに?SR論文紹介

今回は凍結肩に対する理学療法の効果を考えるうえで参考になるシステマティックレビュー論文をご紹介させていただきました. 結果としてはまだまだその有効性は不確かということですね.
脳卒中

脳卒中片麻痺症例のADL改善には四肢の筋量よりも体幹の筋量が重要

今回は脳卒中片麻痺症例のADL改善には四肢の筋量よりも体幹の筋量が重要である可能性を示唆する研究論文をご紹介させていただきました. この結果から考えると脳卒中片麻痺症例のALD改善には体幹機能が重要であり,体幹筋量を把握することが重要だと言えるでしょう.
働き方

理学療法士・作業療法士1月勤務あるある

理学療法士・作業療法士の皆様,1月の勤務も半分終わりましたね. 理学療法士・作業療法士にとって1月の勤務ならではのあるあるってありますよね? 今回は理学療法士・作業療法士1月勤務あるあるについて考えてみたいと思います.
働き方

理学療法士・作業療法士がミスした時にはどう考えればよい?

理学療法士・作業療法士がミスした時にはどう考えればよいかについて考えてみたいと思います. 理学療法士・作業療法士だって人間ですからミスをしてしまうこともあります. 重要なのはミスの捉え方です. ミスを次に生かせるような考え方ができると理学療法士・作業療法士としての成長にもつながるでしょうね.
働き方

田中まさし氏が参議院議員に繰り上げ当選

今回は田中まさし氏の参議院議員に繰り上げ当選について考えてみました. 2023年は理学療法士・作業療法士・言語聴覚士にとって明るい1年になることを期待したいですね.
人工股関節全置換術

THAの脱臼率は経年的に減少しているのか?

今回はTHAの脱臼率は経年的に減少しているのかを考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 脱臼率は減少しているもののやはりゼロではないといったところが大きなポイントだと思います. また実際の脱臼リスクは報告されているものよりも高い可能性があるということを考慮する必要がありますね.
変形性股関節症

変形性股関節症例に対する殿筋群への介入効果を明らかにしたGait Posture論文

今回は変形性股関節症例に対する殿筋群への介入効果を明らかにしたGait Posture論文をご紹介させていただきました. 非常に興味深い研究ですね. 殿筋群へのターゲットを絞った介入が歩行時の筋活動を変化させるといった結果ですね. やはり殿筋群への介入は必須となりそうですね.
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