変形性股関節症

変形性股関節症

ROAD studyで最新の変形性股関節症の有病率が明らかに

今回はROAD studyから本邦における最新の変形性股関節症の有病率が明らかにした論文をご紹介させていただきました. 変形性膝関節症に比べればやはり有病率が低い結果とはなっておりますね. また変形性股関節症発生率・進行率いずれにも寛骨臼形成不全が関連しており,本邦における変形性股関節症の特徴を裏付ける結果となっておりますね.
変形性股関節症

Femoroacetabular impingement (FAI)って将来的には変形性股関節症に移行しやすいの?

今回はFemoroacetabular impingement (FAI)って将来的には変形性股関節症に移行しやすいのかどうかを明らかにした研究論文をご紹介させていただきました. 25年という非常に長期にわたる縦断研究で非常に価値のあるデータだと思います.
人工股関節全置換術

Ober testでは腸脛靭帯のtightnessを評価できない?

今回はOber testでは腸脛靭帯のtightnessを評価できないかもしれないといった話でした. 驚くべき結果ですね. この結果を見ると今まで我々が行ってきたOber testは何だったのかといった話ですね.
変形性股関節症

フォームローラーを使ったセルフマッサージが変形性股関節症例の疼痛改善に有効?

今回はこのフォームローラーを使ったセルフマッサージが変形性股関節症例の疼痛改善に及ぼす影響を明らかにした介入研究をご紹介させていただきました. 素晴らしい結果ですね. 保存療法でここまで疼痛の軽減を図るというのは変形性股関節症例に対する理学療法としては大変有意義ですね. また傾向スコアマッチングといい,MCIDの使い方といい,研究の方法論としても参考になる内容ですね.
変形性股関節症

変形性股関節症例の歩行に関する最新論文 骨盤・股関節運動の分離に着目

今回は変形性股関節症例の骨盤・股関節運動の分離に着目した最新論文をご紹介させていただきました. バイオメカニクスの知識が必要な難解な論文ではありますが,骨盤・股関節の分離,股関節のstiffnessというのが1つのキーワードになりそうですね.
人工股関節全置換術

大殿筋・中殿筋を効率的に活動させるために役立つ筋電図データ紹介

今回は複数の論文から導き出された大殿筋・中殿筋を効率的に活動させるために役立つ筋電図データを紹介させていただきました. 具体的なエクササイズでどの程度の筋活動が得られるのかというのは理学療法士・作業療法士がエクササイズを選択する上で非常に重要ですよね.
変形性股関節症

変形性股関節症の疼痛部位ってどこが多いか知ってますか?

今回は変形性股関節症の疼痛部位についてまとめた報告をご紹介させていただきました. 大転子・鼠径部の疼痛が多いといった結果は私の印象と同じでありましたが,膝関節・下腿部に疼痛を訴える症例も少なくないと言える結果だと思います. 理学療法士・作業療法士はこれらの疼痛頻出部位を把握した上で,疼痛の原因を考えることが重要ですね.
変形性股関節症

変形性膝関節症・変形性股関節症・脊椎由来の疼痛って減量することでどのくらい改善するの?

今回は運動器障害を有する症例に対する減量効果を明らかにしたシステマティックレビューをご紹介させていただきました. 減少すると楽になりますよ,体重を減らして関節の負担を減らしましょうというのは理学療法士・作業療法士がクライアント指導の中で行うことが多いと思いますが,今回の結果から考えると変形性膝関節症・変形性股関節症例に対する減量指導はある程度効果があると考えてよさそうですね.
人工股関節全置換術

やはりTrendelenburg徴候の原因は股関節外転筋群の筋力低下でないことを裏付ける論文

今回はTrendelenburg徴候の原因は股関節外転筋群の筋力低下でないことを裏付ける論文をご紹介させていただきました. あくまで健常若年者を対象とした研究ではありますが,この結果から考えると必ずしも股関節外転筋力の低下がTrendelenburg徴候を引き起こすとは考えにくいと思われます.
変形性股関節症

腸骨関節包筋の機能向上が股関節の求心性を向上させるって根拠って本当にあるの?

今回は腸骨関節包筋の機能向上が股関節の求心性を向上させる可能性を示唆する論文をご紹介させていただきました. あくまで寛骨臼形成不全を有する症例における腸骨関節包筋において筋肥大が大きく,脂肪浸潤が少ないといった結果ではありますが,腸骨関節包筋が擬似臼蓋として股関節前方安定性を担う可能性を示唆させる結果ですね.
変形性股関節症

末期変形性股関節症例における仙腸関節障害

今回明らかとなった延長側・短縮側の仙腸関節障害に関連するリスクファクターを考慮すると,延長側の仙腸関節に疼痛を訴える症例においては脚長差の是正が必要と思われ,短縮側における仙腸関節障害に伴う疼痛に対しては,体重コントロールと矢状面上におけるアライメント調整が重要である可能性が考えられます.
変形性股関節症

異常歩行パターンが変形性股関節症を増悪させる?

今回は歩行中の異常関節負荷が変形性股関節症例における臨床症状および軟骨欠損と関連するか否かを明らかにした論文をご紹介させていただきました. この研究結果から考えると歩行中の股関節外部屈曲モーメント・股関節外部内転モーメント・股関節外部外旋モーメントを軽減させることが変形性股関節症の進行予防につながると考えられます. 理学療法士としてどのように歩容改善に介入するかといった1つのヒントになる論文ではないでしょうか?
人工股関節全置換術

股関節疾患の理学療法に関連するお勧め書籍5選

今回は理学療法士・作業療法士向けに股関節疾患に関連した書籍をご紹介させていただきました. 皆様も書籍を購入して知識を深めましょう.
人工股関節全置換術

股関節屈曲角度によって伸張される股関節内転筋群が変化する

今回は股関節屈曲角度が股関節内転筋群の伸張の程度に与える影響を明らかにした研究論文をご紹介させていただきました. 非常に面白い結果ですね,大内転筋後部線維を伸長する場合には股関節屈曲位での外転が有効ですし,長内転筋・大内転筋前部線維の伸張では股関節屈曲角度は気にする必要はないということですね.
変形性股関節症

変形性股関節症は3つのタイプに分類できる 京都大学建内先生の最新論文

今回は変形性股関節症は3つのタイプに分類できることを明らかにした研究結果をご紹介させていただきました. タイプ別に有効であろう理学療法の内容も大きく異なることが示唆されますので,この結果をもとにタイプ別に変形性股関節症例の疾病像を考えてアプローチを行っていく必要がありますね.
変形性股関節症

変形性股関節症例に対するノルディックウォーキングの有効性を示唆する論文紹介

ノルディックウォーキングの優れたところは,関節への力学的負荷を軽減した状態で身体活動量を保つことができるといった点です. さらに両側にポールをもって歩行するので,変形性股関節症例に特徴的な歩行時の側方への動揺も軽減することができます. 理学療法士・作業療法士も疼痛が強く活動性を維持できない変形性股関節症例に対してノルディックウォーキングを勧めてみるとよいかもしれませんね.
変形性股関節症

ゆっくり歩いてくださいといった歩行指導は変形性股関節症を進行させる?

今回は変形性股関節症の進行予防を図る上では歩行速度に関してわれわれ理学療法士・作業療法士がどのような指導を行うべきかについて考えてみました. 今回の結果から考えると変形性股関節症例に対してゆっくりと歩行するように歩行の指導を行うと,股関節内転モーメントが増大し変形性股関節症を増悪させてしまう可能性があります. われわれ理学療法士・作業療法士の歩行指導に生かしたい結果だと思います.
変形性股関節症

健側(非罹患側)に杖を持つと本当に前額面上の股関節モーメントは軽減できるのか?

今回は健側(非罹患側)に杖を持つと本当に前額面上の股関節モーメントを軽減できるのかを明らかにした研究論文をご紹介させていただきました. 杖の使用は単純な患側への荷重量を軽減させるのはもちろんですが,変形性股関節症を予防する上で重要となる股関節内転モーメントを軽減させる上でも有効であると考えられます. 当たり前のことですが杖の使用という当たり前のことをクライアントにきちんと指導することが重要だと改めて感じさせられる内容ですね.
変形性股関節症

京都大学建内先生の最新論文 簡単な歩行指導で変形性股関節症を予防できる可能性

簡単な歩行指導で変形性股関節症を予防できる可能性を示唆する論文をご紹介させていただきました. この結果から考えると,例えば歩隔を拡大するような歩容の修正を行って股関節内転角度を減少させるだけでも変形性股関節症の予防につながるかもしれません. また骨盤の遊脚側への傾斜を軽減させる上でも歩隔の拡大は有効でしょうし,骨盤傾斜を考えるとTrendelenbrugパターンの改善を図ることも変形性股関節症予防に向けた治療介入としては有効であると考えられます.
変形性股関節症

改善すべきDuchenne歩行と改善すべきでないDuchenne歩行があるって知ってましたか?

今回は,理学療法士が遭遇することの多いDuchenne(デュシェンヌ)歩行について考えてみたいと思いました. Duchenne(デュシェンヌ)歩行のパターンを見極めたうえで適切な介入を行いたいものです.
変形性股関節症

変形性股関節症進行予防に対する理学療法アプローチでは胸椎に対するアプローチがキーポイント

この研究は,理学療法士が変形性股関節症の予防を図る上で重要な示唆を得られる結果だと思います. 歩行中の股関節伸展角度・股関節外旋角度の減少は代償的に起こったいわば股関節症増悪による結果だと考えられますが,胸椎後彎角の増大と,仙骨前傾角度の減少,胸椎可動域の減少が身体機能低下と関連しているといった結果からすると,変形性股関節症を予防する上では,胸椎に対するアプローチが重要であると考えられます.
変形性股関節症

第7回日本運動器理学療法学会開催までに読んでおきたい研究紹介 変形性股関節症関連

今回はこの第7回日本運動器理学療法士学会の一般演題の中から面白そうな研究をいくつかご紹介いたしました. 学会に参加される方は学会までに抄録をしっかり読み込んで参加したいですね.
変形性股関節症

Hip-spine syndromeとは?

今回は理学療法士の視点でHip-spine syndromeについて考えてみました. よく耳にするhip-spine syndromeといった概念ですが,4つの分類はもとより,どちらが主原因でどのような代償戦略によって二次的な障害が発生しているのかを見極めることが重要です.
人工股関節全置換術

ウォーキングよりもランニングの方が関節への負担が小さいって嘘でしょ?

今回はウォーキングよりもランニングの方が股関節への負担が小さいのかどうかを明らかにした報告をご紹介させていただきました. 驚きの結果ですが,考えてみると関節に負荷の加わる時間が短いのでそれだけ関節負荷が小さいということになります. ランニングには当然ながらさまざまなリスクが伴いますので,この結果をもとにランニングを指導すればよいということではないと思いますが,立脚時間を短縮させることが関節負荷を軽減させる1つのポイントになりそうですね.
変形性股関節症

変形性股関節症に対する筋力トレーニングは疼痛を増強させる?

今回は変形性股関節症に対する筋力トレーニングは疼痛を増強させるのか否かについて考えてみました. 変形性股関節症に対する筋力トレーニングの有効性を検討した報告では,変形性股関節症の病期や股関節症のタイプも一括りに効果検証が行われておりますが,今後は病期や股関節症のタイプ別に有効なトレーニングの方法を考慮した上で,筋力トレーニングの効果を明らかにする必要があるでしょう.
変形性股関節症

脚長差に対する補高は筋骨格系の疼痛に対して有効か?

今回は,脚長差に対する補高に関する10編の研究を統合したシステマティックレビューをご紹介させていただきました. 残念ながら統合された10編のうち無作為化比較試験は1編のみであり,あとは前後比較を行った研究デザインでありました. ただ興味深いのは大部分で疼痛の軽減が得られており,脚長差に対する補高の使用が疼痛を増強させるといった結果が少ないといった点です. もちろんpublication biasを考慮する必要はありますが,こう考えると脚長差に起因すると思われる筋骨格系の疼痛を有する症例に対して補高を用いて脚長差の補正を行うことを検討してみる必要があると考えられます.
変形性股関節症

変形性股関節症に対する骨温存手術を見直す

今回は理学療法士・作業療法士も知っておきたい変形性股関節症に対する骨温存手術についてご紹介させていただきました. それぞれ術式によって股関節外転筋群への侵襲や荷重歩行の開始時期が異なります. また骨温存術後には手術をしても,再度変形性股関節症が進行する可能性が十分にあります. 股関節内転モーメントに着目し,歩容の改善を図ることが理学療法士として最も重要な視点になると思います.
変形性股関節症

理学療法士・作業療法士が関節拘縮と疼痛との関係を理解するにはトランスレーション理論の理解が必須

今回は関節拘縮と疼痛との関係性について,トランスレーション理論,Oblique translation理論を使って考えてみました. 関節拘縮と疼痛との関係を理解する上ではこの知識は必須です. また関節拘縮由来の疼痛を軽減させるためには,関節拘縮を引き起こす原因組織を明確にした上で,関節拘縮の改善を図ることが重要であるといえるでしょう.
変形性股関節症

最近よく耳にするグロインペインとは?

今回は理学療法士の視点でグロインペインについて考えてみました. グロインペインの原因はさまざまですので,原因によって理学療法アプローチも大きく変化します. まずは今回ご紹介した方法で評価を行った上で原因を明確にし,アプローチを行っていくことが重要です.
人工股関節全置換術

腰椎骨盤リズムとは?

腰椎骨盤リズムと股関節運動に伴う骨盤・腰椎の安定について考えてみました. 御承知のとおり,股関節の隣接関節は膝関節と仙腸関節・腰仙関節・腰椎椎間関節です. 股関節疾患のクライアントを担当した際には股関節のみならず,仙腸関節・腰仙関節・腰椎椎間関節の可動性や,安定性に着目した上で理学療法評価を行っていく必要があるでしょう.
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