介護予防

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高齢者の立ち上がりテスト(5回立ち上がりテスト・CS-30)の標準値・基準値に関するメタアナリシス論文

今回は高齢者の立ち上がりテスト(5回立ち上がりテスト・CS-30)の標準値・基準値に関するメタアナリシス論文をご紹介させていただきました. 今回の結果から5回立ち上がりテストは8.50秒[95%信頼区間(CI):7.93-9.07],CS-30は17.26回[95%CI: 15.98-18.55]といった基準値が導かれております. 95%CIまで算出されておりますので,この範囲を1つの基準と考えるとよいでしょうね.
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転倒予防にステップ運動が効果的?

今回は転倒予防にステップ運動が有効か否かを明らかにしたシステマティックレビュー論文をご紹介させていただきました. 今回の結果から考えてもステップ運動が転倒予防に有効だということがわかりますね. また自発的なステップ運動,反応的なステップ運動のどちらも効果的だといった点と,ステップ運動による転倒の減少は筋力の改善によるものではないといった点も興味深いですね.
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歩行速度が速いほど転倒しにくい?歩行速度が速いほど転倒しやすい?

今回は歩行速度と転倒との関連性を示した研究論文をご紹介させていただきました. 非常に興味深い結果ですね. この結果から考えると理学療法士・作業療法士は対象者の機能レベルに応じて歩行速度に関する指導を行う必要がありますね. 一律に歩行速度を向上させればよいというわけではなさそうですね. 歩行速度が速い方は屋外での活動量も多いわけで,そのあたりが交絡している可能性もありますね…
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スリッパを履くとやっぱり転倒しやすい?

今回はスリッパの着用が障害物またぎ動作中の動作特性に与える影響を調査した研究報告をご紹介させていただきました. 非常に興味深い結果ですね. 対象者が若年健常男性ですので,これが高齢者が対象だとどこまで代償戦略が働くのか非常に興味のあるところですね. この結果から見てもやはりスリッパの着用は好ましくありませんね.
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在宅分野では医療分野よりも理学療法士・作業療法士の不正請求が横行しやすい?

今回は在宅分野では医療分野よりも理学療法士・作業療法士の不正請求が横行しやすいのではないかといったお話でした. ここ数年医療機関でのカルテの虚偽記載やリハビリテーション実施時間の不正などさまざまなニュースが報道されておりますが,在宅分野ではこれまでに不正に関するニュースは少ないのが現状です. 一方で不正請求が横行しやすいのも在宅分野だと思います.
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理学療法士・作業療法士であればシルバーカーと歩行器の違いを知っておこう

今回は理学療法士・作業療法士であれば知っておきたいシルバーカーと歩行器の違いについてご紹介させていただきました. 上述したようにシルバーカーと歩行器は目的が似ているようで違います. 買物や歩行の疲労を軽減させたいのか歩行をサポートしたいのか,理学療法士・作業療法士は目的に応じてシルバーカーと歩行器を適切に選択する必要がありますね.
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理学療法士・作業療法士が訪問リハビリテーションで携帯すべき物品は?

今回は理学療法士・作業療法士が訪問リハビリテーションで携帯すべき物品について考えてみました. 挙げてみるとけっこうな数になりましたね. 快適な訪問リハビリテーション業務を行うためにもきちんと物品をそろえるところからスタートしたいですね.
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下腿周径のカットオフ値は男性34㎝,女性33㎝

今回は下腿周囲長のカットオフ値を明らかにした研究論文をご紹介させていただきました. 下腿周径を骨格筋量の指標として考える際に気になるのはやはり脂肪量ですよね. この研究の素晴らしいのはBMIを調整したうえで下腿周径のカットオフ値を算出した点ですね.
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介護負担に関する評価尺度に関するシステマティックレビュー

今回は介護負担に関する評価尺度に関するシステマティックレビュー論文をご紹介させていただきました. 介護負担に関する評価がこれだけ多く存在するとは知りませんでした. 結果としては質が比較的高いとされており,日本語版も公表されているZarit Burden InterviewやCRAあたりを使用するのが妥当なのでしょうね.
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理学療法士・作業療法士は握力値よりも握力値の左右差に注目すべき?

今回は理学療法士・作業療法士は握力値よりも握力値の左右差に注目すべきであることを示唆する研究論文をご紹介させていただきました. 普段,われわれ理学療法士・作業療法士が握力値そのものに着目する機会は多いと思いますが,握力の左右差に着目することは少ないと思います. 握力測定をした場合に,利き手と非利き手の握力の左右差が10%以上ある場合には注意が必要ですね.
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高齢者の転倒リスクを評価する際には歩行速度や歩幅よりも歩容の変動性に着目すべき

実は経験の豊富な理学療法士・作業療法士ほど転倒リスクを評価する際に,無意識的に歩容の変動性に着目していたりするんですよね. この無意識的にといったところがポイントなわけですが… 歩容が一定じゃない人には注意が必要ですね.
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新たに生じた転倒恐怖と持続的な転倒恐怖では関連する身体機能も異なる

今回は新たに生じた転倒恐怖と持続的な転倒恐怖では関連する身体機能も異なるといった研究論文をご紹介させていただきました. 新たに発症した転倒恐怖症と持続的な転倒恐怖症といった視点は非常に興味深いですね. われわれ理学療法士・作業療法士も転倒恐怖症に関して新規に発生したものと持続しているものと分けて考える必要がありそうですね.
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フレイル高齢者は心拍応答が鈍くなっている?

今回はフレイルと心拍応答との関連性に着目した研究をご紹介させていただきました. フレイル高齢者において心拍応答が鈍いというのはなかなか面白い結果ですね. 心拍応答が鈍いということは自律神経の反応が低下している可能性も示唆されます. またフレイル高齢者が転倒しやすいのは,この心拍応答が不良なことに起因するめまいや起立性低血圧なんかと関連している可能性も考えられますね.
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新型コロナウイルス感染拡大で高齢者の要介護度が悪化

今回は新型コロナウイルス感染拡大による高齢者の要介護度の悪化について考えてみました. 第3波の到来で高齢者の介護度の悪化はさらに深刻になりそうですね. 理学療法士・作業療法士として何ができるか考える必要がありそうですね.
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社会的孤立がフレイル発生の原因になる?

社会的孤立がフレイル発生の原因になる? 最近はフレイルという用語を耳にしない日は無いですね. 特にコロナ禍において高齢者の身体活動量が低下しており,コロナ前に比較してもこのフレイルといった概念が注目されるようになってきております. ...
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訪問リハビリテーションでは屋外歩行は禁止?

今回は訪問リハビリテーションでは屋外歩行は禁止なのかどうかについて考えてみました. 結論から申し上げますときちんと目的があって医師からの指示があって訪問看護計画書に記載をしておけば制度上は可能です. これから寒くなりますが防寒対策をしっかりして利用者の活動範囲を拡大させていきたいですね.
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筋量には改善が無くても身体機能(起立や歩行),筋力の改善が得られる

筋量には改善が無くても身体機能(起立や歩行),筋力の改善が得られる サルコペニアが話題の昨今,筋量に着目した報告が増えております. ただわれわれ理学療法士・作業療法士がよく経験するのは筋量に変化がなくとも筋力や身体機能に改善が得られ...
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理学療法士・作業療法士も評価することの多い握力の正しい測定回数を知っていますか?握力って何回測定すればいいの?

理学療法士・作業療法士も評価することの多い握力の正しい測定回数を知っていますか?握力って何回測定すればいいの? 理学療法士・作業療法士であれば全身筋力の代表として,または手関節・手指機能の評価として握力測定を行うことは多いと思います. ...
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訪問看護ステーションのリハビリ6対4問題 介護報酬改定は2024年の次回改訂が濃厚?

訪問看護ステーションのリハビリ6対4問題 介護報酬改定は2024年の次回改訂が濃厚? 先日,来年度の介護報酬改定における訪問看護ステーションの人員配置基準に対して日本理学療法士協会・日本作業療法士協会・日本言語聴覚士協会が合同声明文を出し...
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身体機能からみると本邦の高齢者は若返っている?

身体機能からみると本邦の高齢者は若返っている? 本邦では急速に高齢化が進行し,社会保障費の増大によって財政が圧迫されている状況です. 高齢化で要介護高齢者が増えている状況は身をもって理解しておりますが,一方で今の高齢者ってけっこう元...
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筋萎縮が1%進行すると死亡率が5%高くなる

筋萎縮が1%進行すると死亡率が5%高くなる リハビリテーション栄養といった概念が普及し,最近は理学療法士・作業療法士をはじめとするチームで筋量の改善をターゲットにアプローチを行っている施設も増えてきていると思います. 筋量よりも筋の...
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日本人高齢者のフレイルの割合が明らかに フレイル有病率は西高東低

日本人高齢者のフレイルの割合が明らかに フレイル有病率は西高東低 介護予防領域に限らず,リハビリテーション医療においていまや「フレイル」という概念は無視でき無時代になってきました. メディアでも連日のようにフレイルを取り上げた番組が...
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理学療法士・作業療法士必見 サルコペニアに関連する下腿周径のカットオフ値が明らかに

理学療法士・作業療法士必見 サルコペニアに関連する下腿周径のカットオフ値が明らかに 最近はどの分野においてもサルコペニア関連の研究論文が多くなってきております. サルコペニアといえば骨格筋量の評価が重要となりますが,測定機器が高価で...
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日本理学療法士協会の「フレイル対策推進リーダー」を取得すべきか?

日本理学療法士協会の「フレイル対策推進リーダー」を取得すべきか? ご存知の方も多いと思いますが,昨日の日本理学療法士協会のHPでフレイル対策推進リーダーなる制度が発表されました. これまでにも地域ケア会議・介護予防推進リーダーなどの...
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足趾屈筋群の筋力向上は姿勢バランスの改善に寄与するか?システマティックレビューによる検討

足趾屈筋群の筋力向上は姿勢バランスの改善に寄与するか?システマティックレビューによる検討 昔から姿勢バランス機能の改善を目的として足趾のトレーニングを行う機会は多いと思います. 私自身も介護予防事業等で転倒予防を目的として足趾のトレ...
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しゃがむ,ひざまずく姿勢が長いと長生きできるって本当?

しゃがむ,ひざまずく姿勢が長いと長生きできるって本当? 日本では和式の生活スタイルからしゃがみ動作やひざまずく動作が必要であることが少なくありません. 理学療法士・作業療法士もまたクライアントに対してしゃがみ動作やひざまずく動作の指...
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COVID-19感染拡大により世界中のヒトの活動量が低下している 187か国における1900万人を超える大規模データ

COVID-19感染拡大により世界中のヒトの活動量が低下している 187か国における1900万人を超える大規模データ COVID-19感染拡大により高齢者の身体活動量が低下しているといった話題は理学療法士・作業療法士であれば誰もが耳にされ...
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体内時計(サーカディアンリズム)の乱れがサルコペニアを引き起こす?

体内時計(サーカディアンリズム)の乱れがサルコペニアを引き起こす? 理学療法士・作業療法士がリハビリテーションを提供する非常に多くのクライアントがサルコペニアを合併しているというのは周知の事実です. これまでサルコペニアに関しては栄...
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医療機関に勤務する理学療法士・作業療法士が設置した手すりが邪魔になっている件

医療機関に勤務する理学療法士・作業療法士が設置した手すりが邪魔になっている件 理学療法士・作業療法士の皆様も医療機関に勤務する理学療法士が設置した手すりが邪魔になっているなんて話ってよく聞きませんか? 医療機関の理学療法士・作業療法...
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合併症としてのサルコペニア もはやサルコペニアでない人が珍しい

合併症としてのサルコペニア もはやサルコペニアでない人が珍しい サルコペニアと言えば十数年前には無かった概念です. 予防領域の理学療法においてはサルコペニアに関する研究が進んでおりますが,最近は脳卒中症例に合併するサルコペニアや変形...
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