大腿骨近位部骨折 大腿骨転子部骨折例の術後歩行能力に術前の殿筋群の機能が関連する? 今回は大腿骨転子部骨折例の術後歩行能力に術前の殿筋群の機能が関連する可能性を示唆する研究論文をご紹介させていただきました. 今回の結果から術後の歩行能力を予測するためには殿筋群の筋断面積が有用である可能性がありますね. また術後の歩行獲得を果たすためには殿筋群の機能を改善する必要があると考えられます. 2025.01.17 大腿骨近位部骨折
変形性股関節症 股関節痛とMRI画像所見は一致する? 今回は股関節痛とMRI画像所見は一致するのか,MRI画像ではどこに茶目すべきかを考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 変形性膝関節症例では骨髄病変に着目することの重要性が明らかにされつつありますが,今回の結果から考えると変形性股関節症例においても骨髄病変に着目することが臨床症状を考えるうえで重要になりそうですね. 2025.01.16 変形性股関節症
変形性膝関節症 変形性膝関節症例に対する筋力トレーニングの効果は? 今回は変形性膝関節症例に対する筋力トレーニングの効果を考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 今回の結果から考えると変形性膝関節症例に対する筋力トレーニングは有効ということになりますね. また筋力トレーニングの期間としては4~8週間が必要ということになりますね. 2025.01.15 変形性膝関節症
介護予防 どういった要因が高齢者の施設入所と関連するのか? 今回はどういった要因が高齢者の施設入所と関連するのかを考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 興味深い結果ですね. 身体機能のみならず独居であることが施設入所と関連するといった結果です. 本邦でも未婚率が増加する中で今後独居高齢者をどう支援するかといった点が大きなポイントとなりそうですね. 2025.01.14 介護予防
肩関節 ARCR後の機能回復には術後3ヵ月の他動肩関節外転可動域が重要 今回はARCR後の機能回復を考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. この研究結果から考えると術後3カ月までに多瞳外転可動域を改善させることがARCR後の将来的な機能回復に結び付く可能性がありますね. 2025.01.13 肩関節
人工股関節全置換術 THA後のトレンデレンブルグ徴候の原因は? 今回はTHA後のトレンデレンブルグ徴候の原因を考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. これまでのトレンデレンブルグ徴候に関する報告では観察によってトレンデレンブルグ徴候を評価している者がほとんどでしたが,この研究では3次元動作解析装置が用いられておりますね. 今回の結果から考えるとトレンデレンブルグ徴候を改善する為には股関節外転筋群の遠心性収縮トレーニングと股関節伸展筋群の求心性トレーニングが重要になる可能性がありますね. 2025.01.12 人工股関節全置換術
人工股関節全置換術 X線で測定した股関節可動域と他動股関節可動域との関連性 今回はX線で測定した股関節可動域と他動股関節可動域との関連性を考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 非常に興味深い結果ですね. やはりこういった結果を見ても股関節の可動域を測定する場合には腰椎および骨盤の可動性を考慮する必要がありそうですね. 2025.01.11 人工股関節全置換術変形性股関節症大腿骨近位部骨折
脊椎圧迫骨折 脊柱起立筋・大腰筋の筋機能低下が脊椎椎体骨折発生と関連? 今回は脊椎椎体骨折予防を考えるうえでヒントになる論文をご紹介させていただきました. 今回の結果から考えると骨粗鬆症を予防するためには脊柱起立筋や大腰筋の筋機能を向上させる必要がある可能性がありますね. 脊椎椎体骨折予防を目的とした理学療法・作業療法を行ううえでヒントになる論文だと思います. 2025.01.10 脊椎圧迫骨折
変形性膝関節症 セルフマッサージは変形性膝関節症例の疼痛改善に有効? 今回はセルフマッサージは変形性膝関節症例の疼痛改善に有効なのかどうかを考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 今回の結果から考えるとセルフマッサージは疼痛改善に有効な可能性がありますね. 2025.01.09 変形性膝関節症
運動療法・物理療法 静的ストレッチングとフォームローリングはどちらが関節可動域の改善に有効か?SR論文 今回は静的ストレッチングとフォームローリングはどちらが関節可動域の改善に有効なのかを考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 今回の結果から考えると長期的にトレーニングを行うのであれば静的ストレッチングとフォームローリングの効果に大きな差はなさそうです. 短期的には静的ストレッチングが効果的であるといった結果ですね. 2025.01.08 運動療法・物理療法
大腿骨近位部骨折 大腿骨近位部骨折例に対して早期離床ができない原因は? 今回は大腿骨近位部骨折例に対して早期離床ができない原因を考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 今回の結果から考えると早期離床を妨げる要因としては術後せん妄(n=15/46),低ヘモグロビン(n=12/46),疼痛(n=10/46),認知症(n=2/46)が重要であるということですね. 理学療法士・作業療法士だけではどうにもならない問題も多いですが,チームでこういった合併症を減らすように取り組むことが早期離床の遅延を予防することにつながるでしょう. 2025.01.07 大腿骨近位部骨折
運動療法・物理療法 本当にストレッチで睡眠障害が改善するのか? 今回は本当にストレッチで睡眠障害が改善するのかどうかを考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 今回の結果から考えると現在のところストレッチで睡眠障害が改善するかどうかはよくわからないというのが実際ですね. 睡眠障害の改善割合も小さいですし,ストレッチだけで睡眠障害が改善するとは考えにくいですね. 2025.01.06 運動療法・物理療法
理学療法評価 血圧を心臓の高さで測定するのって本当に意味があるのか? 今回は血圧を心臓の高さで測定するのって本当に意味があるのかどうかを考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. この研究結果から考えると膝上や側方で血圧を測定する方法では血圧が高く出てしまう可能性がありますね. 当たり前ですが心臓の高さで血圧を測定するのがよさそうですね. 2025.01.05 理学療法評価
人工膝関節全置換術 TKA症例の股関節外転筋力 今回はTKA症例の股関節外転筋力を考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 今回の結果から考えるとTKA症例においては術前から股関節外転筋力が低下しているということですね. また術直後も低下し続けるというのは興味深いですね. TKA症例の股関節外転筋力に着目してアプローチを行う必要がありますね. 2025.01.04 人工膝関節全置換術
大腿骨近位部骨折 大腿骨遠位部骨折例に対する早期荷重 今回は大腿骨遠位部骨折例に対する早期荷重を考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 予想通りの結果ですね. やはり大腿骨遠位部骨折に対して早期荷重を行った方が歩行機能の維持につながるといった結果ですね. 早期荷重を行っても合併症が増えていないといった点もポイントですね. 日本でも大腿骨遠位部骨折に対して早期荷重が当たり前になる日が来るのでしょうか. 2025.01.03 大腿骨近位部骨折
脳卒中 脳梗塞急性期の離床は早ければ早いほど良い? 今回は脳梗塞急性期の離床は早ければ早いほど良いのかどうかを考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 今回の結果から考えると脳梗塞急性期の早期離床は早ければ早いほど良いわけではないということですね. この結果をふまえて急性期のリハビリテーションを行う必要がありますね. 2025.01.02 脳卒中
脳卒中 Mini-Bestestが脳卒中症例の歩行自立予測に有用 今回はMini-Bestestが脳卒中症例の歩行自立予測に有用なのかどうかを考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 今回の結果から考えるとMini-Bestestは脳卒中症例の歩行自立予測に有用ということになりますね. 評価に時間のかかるMini-Bestestですがこれなら時間をかけて評価をすることに意味がありそうですね. 2025.01.01 脳卒中
働き方 田舎理学療法士・作業療法士あるある 今回は田舎理学療法士・作業療法士あるあるについて考えてみました. 田舎ならではの良さもありますが,狭い世界だけに私生活と仕事を区別しにくいのが田舎の良くないところでもあります. 地価・物価が安いので理学療法士・作業療法士の給与でも一軒家を持てるのが田舎の良いところでもありますね. 2024.12.31 働き方
書籍紹介 2024年12月以降発刊の理学療法関連書籍5選 今回は2024年12月以降に発刊の理学療法関連のお勧め書籍を紹介させていただきました. 今月も良書が多く発刊されております. 理学療法士・作業療法士の皆様もこの機会に新たな学びに挑戦してみてはいかがでしょうか? 2024.12.30 書籍紹介
人工膝関節全置換術 人工膝関節全置換術後の熱感は術後何か月で改善するのか? 今回は人工膝関節全置換術後の熱感は術後何か月で改善するのかを考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 今回の結果から考えると熱感の改善には術後1年を要することも少なくないということですね. また感染している症例が必ずしも感染していない症例に比較して熱感が強いというわけでもなさそうです. とても臨床的に意義のある研究ですね. 2024.12.29 人工膝関節全置換術
脳卒中 脳卒中症例に対する後進歩行の効果 今回は脳卒中症例に対する後進歩行の効果を考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 今回の結果から考えると後進歩行トレッドミルトレーニングは歩行の非対称性の改善に有効であると考えられます. これは興味深い結果ですね. 2024.12.28 脳卒中
脳卒中 安静時心拍数が86を超えると脳卒中再発リスクが高くなる? 今回は安静時心拍数がどのくらいになると脳卒中再発リスクが高くなるのかを考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 今回の結果から考えると安静時心拍数が高くなると脳卒中再発リスクが高くなるということになりますね. 特に安静時心拍数が90を超えるような症例では再発リスクが高いことを考慮する必要があるでしょう. 2024.12.27 脳卒中
変形性膝関節症 どういった身体活動が膝に良くてどういった身体活動が膝に悪い? 今回はどういった身体活動が膝に良くてどういった身体活動が膝に悪いのかを考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 今回の結果から考えると軽い身体活動は膝関節にとってプラスに働く可能性が高いですね. 膝が痛いから身体活動を控えましょうではなくてひざが悪くても少しは動きましょうというのが指導のポイントになるでしょうか. 2024.12.26 変形性膝関節症
変形性股関節症 変形性股関節症例における対側膝関節アライメント 今回は変形性股関節症例における対側膝関節アライメントを考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 変形性股関節症例における対側膝関節アライメントは一様ではなくさまざまなパターンがあることがわかりますね. 運動連鎖をベースにしながらなぜ対側膝関節のマルアライメントが生じているのかをリーズニングする必要がありますね. 2024.12.25 変形性股関節症
変形性膝関節症 初期の変形性膝関節症例に対して全身振動トレーニングとCKC運動の併用が有効? 今回は初期の変形性膝関節症例に対して全身振動トレーニングが有効なのかどうかを考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 今回の結果から考えると変形性膝関節症例に対しては従来から有効性が報告されているCKCトレーニングに加えて全身振動トレーニングを行うのがよさそうですね. 2024.12.24 変形性膝関節症
人工膝関節全置換術 TKA例に対する非術側へのフォームローリング介入の有効性 今回はTKA例に対する非術側へのフォームローリング介入の有効性を考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. これは臨床的にも有益な結果ですね. 非術側へのフォームローリング介入はリスクも低いですし,簡単に導入できますので,急性期には特に有用でしょうね. 試してみたい介入ですね. 2024.12.23 人工膝関節全置換術
脳卒中 脳卒中症例に対する足底感覚刺激は機能改善に有効? 今回は脳卒中症例に対する足底感覚刺激は機能改善に有効なのかどうかを考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 足底感覚刺激といっても実にさまざまな介入方法が考えられますね. 足底感覚に着目した介入を行ううえで非常に参考になる論文ですね. 2024.12.22 脳卒中
未分類 ベッドサイドに椅子を設置するだけで… 今回はベッドサイドに椅子を設置するだけで…といったお話でした. 日本の医師は忙しいですから同様の結果が得られるかどうかはあやしいですね. 日本の回復期の理学療法士・作業療法士は単位内ではクライアントとゆっくり関わることができますよね. 急性期は人員不足で単位に追われて椅子に座っている暇なんかないというところもまだまだ多いようですが… 全般的には理学療法士・作業療法士に対する患者満足度は高い気がします. マンツーマンで一定時間関われるのは理学療法士・作業療法士ならではですよね. 2024.12.21 未分類
大腿骨近位部骨折 中殿筋と脊柱起立筋の断面積が大腿骨頸部骨折例の歩行能力と関連 今回は大腿骨頸部骨折例の筋断面積と歩行能力との関連性を検討した研究論文をご紹介させていただきました. 今回の結果から考えると大腿骨頸部骨折例の歩行能力を向上させるには中殿筋や脊柱起立筋の断面積を増やすような介入が求められるということになりますね. 高齢者に多い大腿骨頸部骨折例ですので,筋断面積を増加させるというのもなかなか難しいのですけどね. 2024.12.20 大腿骨近位部骨折
変形性膝関節症 変形性関節症例の減量は「ゆるやかに」が重要 今回は変形性関節症に対する減量をゆっくりと進めるべきかどうかを考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 今回の結果は抗肥満薬を用いた場合の死亡率の結果ですので運動療法による減量の場合には異なる結果になることも十分に考えられますが,今回の結果から考えると急激な減量は死亡率を増加させてしまうと考えられます. 減量はゆっくりとというのがポイントになりそうですね. 2024.12.19 変形性膝関節症