学会発表・論文投稿

理学療法士・作業療法士が臨床研究に取り組むべき理由4選

今回は理学療法士・作業療法士が臨床研究に取り組むべき理由4選について考えてみました. 臨床研究というのは初めての理学療法士・作業療法にとっては非常にハードルが高いかもしれませんが,取り組んで得られるものが多いのも実際です. 皆様も是非とも臨床研究に取り組んでみてください.
肩関節

肩鎖関節のモビライゼーションが凍結肩症例の可動域改善に有効?

今回は肩鎖関節のモビライゼーションが凍結肩症例の可動域改善に有効かどうかを明らかにした研究論文をご紹介させていただきました. 肩甲上腕関節のみならず肩鎖関節にアプローチすることが凍結肩症例の機能改善に有用であるといった結果ですね. 当然と言えば当然かもしれませんがこういった結果をきちんと臨床に反映できるようにしたいですね.
理学療法評価

理学療法士・作業療法士は何度の関節可動域の変化を視覚的に捉えることができるのか?

今回は理学療法士・作業療法士は何度の関節可動域の変化を視覚的に捉えることができるのかを考えるうえで有益な研究論文をご紹介させていただきました. 今回の結果から考えると目視で動作中の関節角度を捉えるのは12°くらいが限界ということになりますね.
人工膝関節全置換術

人工膝関節全置換術後の伏在神経領域の感覚障害はADLに関連を与えるのか?

今回は人工膝関節全置換術後の伏在神経領域の感覚障害はADLに関連を与えるのかどうかを明らかにした研究論文をご紹介させていただきました. 感覚障害があっても大きな影響はなさそうですね. こういった情報をきちんとクライアントに提供してあげることが重要になりそうですね.
働き方

急性期に向いている理学療法士・作業療法士の特徴

今回は急性期に向いている理学療法士・作業療法士の特徴について考えてみたいと思います. やはり向き・不向きはありますよね. 急性期って公的な病院も多いので給与も安定して年功序列で上がっていくなんてパターンが多いので急性期に向いている方にとっては就職先としてはお勧めです.
変形性膝関節症

変形性膝関節症例に対する徒手的リリースが膝蓋下脂肪体の体積・可動性に与える影響

今回は変形性膝関節症例に対する徒手的リリースが膝蓋下脂肪体の体積・可動性に与える影響を調査した研究論文をご紹介させていただきました. ストレッチよりも徒手的リリースの方が膝蓋下脂肪体の前方移動距離が大きくなったという結果ですね. やはり膝蓋下脂肪体に対しては徒手的にアプローチが必要な可能性が示唆される結果ですね.
働き方

クライアントが転倒したときに理学療法士・作業療法士はどう対応すべきか?

今回はクライアントが転倒したときに理学療法士・作業療法士はどう対応すべきかについて考えてみました. どんなに理学療法士・作業療法士が適切なリスクマネジメントを行っていたとしても,クライアントが転倒してしまうことってあると思います. 重要なのは事後の対応です. クライアントが転倒した際には焦らずに冷静に対応できるとよいですね.
脳卒中

急性期脳卒中症例におけるBBSと歩行速度のMCID

今回は急性期脳卒中症例におけるBBSと歩行速度のMCIDを明らかにした研究論文をご紹介させていただきます. 急性期脳卒中症例の場合にはデータの変動が大きいのも実際です. どこまでが誤差でどこからが真の変化を考えるうえではこういったMCIDを明らかにした研究というのはありがたいですね.
腰部

仙腸関節の不安定性がある場合にはどこをトレーニングすればいいの?

今回は仙腸関節の不安定性がある場合にはどこをトレーニングすればいいのかを考えるうえで役に立つ論文をご紹介させていただきます. 今回の結果から考えると仙腸関節の不安定性を改善するためには脊柱起立筋,大腿二頭筋,大殿筋のトレーニングを積極的に行う必要があると言えるでしょうね.
介護予防

体重が実際より重いと思っている人はサルコペニアの可能性が高い?

今回は体重が実際より重いと思っている人はサルコペニアの可能性が高いことを示唆する研究論文をご紹介させていただきました. 非常に興味深い結果ですね. 自分が思ったより痩せてるなんて方はサルコペニアの可能性が高いということですね. 筋量の減少ってなかなか自分では認識しにくいのでしょうね.
働き方

理学療法士・作業療法士も知っておきたいN95マスク 何がN?何が95? N95マスクって何?

今回は理学療法士・作業療法士も知っておきたいN95マスクについてご紹介させていただきました. 意外に知っているようで知らないN95マスクについてご紹介させていただきました. N95マスクを装着してのリハビリテーション業務は大変ですが皆様も感染に気を付けて仕事をしましょう.
人工膝関節全置換術

膝関節固定術は股関節・足関節のどちらへの影響が大きい?

今回は膝関節固定術は股関節・足関節のどちらへの影響が大きいのかを明らかにした研究論文をご紹介させていただきました. 股関節よりも足関節への影響力が大きいといった結果ですね. 膝関節の可動域が大きく制限された場合には足関節をうまく使えるかどうかがポイントになりそうですね.
就職活動

なぜ理学療法士・作業療法士の転職先は自分で探してはダメなのか?

理学療法士・作業療法士は資格職ですので転職を繰り返しながらキャリアアップを図る方も少なくありません. 理学療法士・作業療法士も転職にあたっては失敗したくありませんよね? 転職活動をする際にやってはいけないのが自分一人で転職活動をするといった方法です. なぜ理学療法士・作業療法士の転職先は自分一人で探してはダメなのでしょうか?
書籍紹介

書籍紹介 運動器障害理学療法 基礎から実践まで 下肢・腰部

今回は書籍「運動器障害理学療法 基礎から実践まで 下肢・腰部」をご紹介させていただきました. 運動器障害の理学療法を学ぶ上でも役に立つ一冊だと思います. 5年目以上の方が手にとっても学びの多い一冊だと思いますので,ぜひ皆さまご購入をご検討ください.
働き方

理学療法士・作業療法士は就業規則を確認すべき

今回は理学療法士・作業療法士は就業規則を確認すべきであるといったお話でした. 理学療法士・作業療法士って専門的な領域に関する情報は必死に収集しようとする方が多いですが,こういったお金や勤務条件に関する情報に疎い方が多いです. 理学療法士・作業療法士の皆様も損をしないようにぜひ一度就業規則を確認してみてください.
運動療法・物理療法

ストレッチングは何秒が良い?長すぎると問題?

今回はストレッチの時間が長すぎると神経力学的に有害事象が生じる可能性を示唆する論文をご紹介させていただきました. この結果から考えるとハムストリングスに関しては30秒が適切ということになりそうですね. あくまでハムストリングスに対する結果ということになりますがストレッチを行う際には可動域や柔軟性といった力学的要因のみならず神経力学的な有害事象についても考慮する必要があるという結果ですね.
理学療法評価

絵文字ベースのFace scaleが疼痛評価に有用?

今回はFace scaleを絵文字ベースとした評価方法が疼痛評価に有効かどうかを明らかにした研究論文をご紹介させていただきました. 疼痛評価として絵文字を用いた場合とNRSによる数値評価が高い一致度を示したというのは驚きですね. これまでにもFace scaleは報告されておりましたが,こういった絵文字はより使いやすい指標になりそうですね. Web調査なんかでも活躍しそうです. 日本の絵文字が脚光を浴びるのは嬉しいことですね.
肩関節

僧帽筋下部線維を活性化させるには?

今回は僧帽筋下部線維を活動させるうえでヒントになる論文をご紹介させていただきました. 今回の結果から考えると,体幹の伸展,同側への体幹回旋運動が僧帽筋下部線維を活性化するうえで役に立ちそうですね. 臨床に生かせる結果ではないでしょうか?
働き方

知ってて当然?「署名」と「記名」,「押印」と「捺印」,「貯金」と「預金」

理学療法士・作業療法士って専門馬鹿なところが多いので一般常識を知らない方が多いのも実際です. 20代まではよくても30代になると一般常識を知らないって恥ずかしいですよね. 今回は知ってて当然のお金に関する用語の違いについてご紹介させていただきます.
脳卒中

積極的な歩行トレーニングが脳卒中後の嚥下障害改善に有効?

積極的な歩行トレーニングが脳卒中後の嚥下障害改善に有効? 最近は脳卒中片麻痺症例のリハビリテーションでは発症早期から長下肢装具を使用して積極的に歩行トレーニングが行われることが一般的となっております. この歩行トレーニング自体はガイ...
臨床実習・国家試験

臨床実習中の理学療法士・作業療法士の学生が私用で休暇を取得することは問題なのか?

今回は臨床実習中の理学療法士・作業療法士の学生が私用で休暇を取得することは問題なのかについて考えてみました. 実習中の学生さんにも少し休暇を与えても良いと思います. 時代は令和です. 時代に合った実習スタイルに変えていく必要がありますね.
運動療法・物理療法

筋力トレーニングの効果は総負荷量(重量×回数×セット数)ではなく総動作時間で決まる?

今回は筋力トレーニングの効果は総負荷量(重量×回数×セット数)ではなく総動作時間で決まる可能性を示唆する研究をご紹介させていただきました. 今回の結果から考えると重量×回数×セット数といった総負荷量ではなく総動作時間,つまり筋収縮の時間を考慮する必要があるといった結果ですね. 理学療法士・作業療法士が運動指導を行う際にも考慮すべき研究結果ではないでしょうか.
書籍紹介

書籍紹介 こだわり抜くバランス練習

今回は書籍「こだわり抜くバランス練習」をご紹介させていただきました. バランス評価やバランストレーニングを学ぶ上で必ず役に立つ一冊だと思います.
変形性股関節症

変形性股関節症例は杖を使用すると前額面上の関節負荷を軽減することができるのか?

今回は変形性股関節症例は杖を使用すると前額面上の関節負荷を軽減することができるのかどうかを明らかにした研究論文をご紹介させていただきました. 非常に興味深い結果ですね. やはり杖の使用によって杖を持っていない側の股関節内転モーメントを軽減でき,変形性股関節症の進行予防に寄与できる可能性があります. 一方で杖を使用した側の股関節への負荷は増加しておりますので,杖をどちらで使用するかというのが大きなポイントになってくるでしょうね.
働き方

ぶっちゃけ365日リハビリテーションってどうなの?

今回はぶっちゃけ365日リハビリテーションってどうなのかについて考えてみました. 365日体制での勤務もライフスタイルによっては悪くないかもなと考える理学療法士・作業療法士もいらっしゃれば,土日はきっちり休みたいという理学療法士・作業療法士もいらっしゃると思います. 特に理学療法士・作業療法士の場合には土日に研修に参加することが多いので,研修会に参加したら残りの土日はすべて出勤で月のうちに休暇を取得できる土日が全くないなんてことも少なくないでしょう. 土日勤務手当なんかを出してくれるとまた話は違ってくるんでしょうけどね.
学会発表・論文投稿

意外と知らない便利なPubmedの検索方法

今回は意外と知らない便利なPubmedの検索方法についてご紹介させていただきました. 理学療法士・作業療法士の皆様にとっても意外と知らない検索方法が多かったのではないでしょうか? 今回ご紹介した方法をうまく使って効率的に検索ができるとよいですね.
働き方

コロナ禍でリハビリテーション部門の運営は健全になった?熱が出ても休めなかった?

今回はコロナ禍でリハビリテーション部門の運営は健全になったのではないかといったお話でした. コロナが猛威を振るっておりますがリハビリテーション部門の運営にしてもオンライン研修にしてもコロナがプラスに働いたという側面もありますね. コロナ禍というよりは時代を考えれば当然かもしれませんが…
介護予防

高齢者は転倒予防介入の意義を理解できていない?

今回は高齢者の転倒予防介入に関する意識を調査した研究報告をご紹介させていただきました. 今回の結果を見ても高齢者の認識としては転倒後にのみ理学療法介入を受けるべきといった認識の方が多いことが浮き彫りになりました. 最近は予防理学療法といった言葉も出てきておりますが,まだまだ理学療法士が予防に役立てる職業であることは十分に知られていないといったのが現状のようですね.
就職活動

理学療法士・作業療法士が自分を守るために転職を考えるべきタイミング

今回は理学療法士・作業療法士が自分を守るために転職を考えるべきタイミングについて考えてみたいと思います. 理学療法士・作業療法士にとっての転職は決して逃げではありません. 場合によっては大きなキャリアアップにつながることもあります. 少しでも転職を考えているのであれば,まずは転職サイトに登録してキャリアアドバイザーの話だけでも聞いてみてください.
脳卒中

どういった脳卒中片麻痺症例がアームスリングをつけるべきなのか?

ここ最近のシステマティックレビューではアームスリングの歩行効率に対する効果は乏しいとされておりましたが,症例によってはアームスリングの使用が必要な症例がいるといった結果だと思います. 症例の状況に応じてアームスリングの必要性について考える必要がありそうですね.
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