大腿骨近位部骨折

大腿骨近位部骨折

ついに大腿骨近位部骨折数が減少に転じる?

今回はついに大腿骨近位部骨折数が減少に転じることを示唆させる論文をご紹介させていただきました. 既に高齢化率の高い鳥取県で行われた調査ですが,今後の日本の縮図と考えて良いでしょう. 特に女性に多い大腿骨近位部骨折ですが女性の発生率が増加しないというのは興味深いですね.
大腿骨近位部骨折

大腿骨近位部骨折例における骨折部位や骨折型は運動機能に影響を与えるのか?

今回は大腿骨近位部骨折例における骨折部位や骨折型は運動機能に影響を与えるのかを明らかにした研究論文をご紹介させていただきました. 印象通りの結果ではありますが,この結果から考えるとやはり骨折部位や骨折型を考慮したプログラム立案が重要であると考えられます. なぜ非転位型大腿骨頸部骨折例も含めた検討がなされていないのかが気になりますが,3群というよりは4群に分類して考えるのがよさそうですね.
大腿骨近位部骨折

せん妄症状の予防・改善に効果的なのは家族の面会

今回はせん妄症状の予防・改善に効果的な方法を明らかにした研究論文をご紹介させていただきました. せん妄の予防には運動療法よりもどんな薬よりも家族の面会が重要だということですね. コロナ禍で家族の面会を禁止にしている医療機関が多いわけですが,身をもって家族の力の大きさを感じているところであります.
人工股関節全置換術

Ober testでは腸脛靭帯のtightnessを評価できない?

今回はOber testでは腸脛靭帯のtightnessを評価できないかもしれないといった話でした. 驚くべき結果ですね. この結果を見ると今まで我々が行ってきたOber testは何だったのかといった話ですね.
大腿骨近位部骨折

小転子骨片転位を合併した大腿骨転子部骨折例の長期的予後はいかに?

今回は小転子骨片転位を合併した大腿骨転子部骨折例の長期的予後を明らかにした研究をご紹介させていただきました. 長期的に見ると股関節屈曲筋群の機能低下は残存するものの,他の機能で十分に代償できると考えることができる結果ですね.
大腿骨近位部骨折

大腿骨近位部骨折例における起立-着座動作時の非対称性が身体機能に与える影響

今回は大腿骨近位部骨折例における起立-着座動作時の非対称性が身体機能に与える影響を調査した報告をご紹介いたしました. 大腿骨近位部骨折例における理学療法を行う上では,新たな視点として起立-着座動作時の非対称性に着目する価値がありそうですね.
大腿骨近位部骨折

大腿骨転子部骨折例における頸部短縮は歩行に影響を及ぼすのか?

今回は大腿骨転子部骨折例における頸部短縮が歩行に影響を及ぼすのか否かを明らかにした研究論文をご紹介させていただきました. われわれ理学療法士も頸部短縮やスライディングに着目して理学療法を行っていく必要があるといった結果ですね. また非常に難しい課題ですが頸部短縮やスライディングを引き起こさない介入を模索していく必要がありそうですね.
大腿骨近位部骨折

大腿骨近位部骨折例の術後1年におけるADL低下を予測できるか?多施設共同研究による検討

今回は多施設共同研究によって,大腿骨近位部骨折例の術後1年におけるADL低下を予測できるか否かを明らかにした報告をご紹介させていただきました. 大腿骨近位部骨折例を対象として術後1年という長期にわたるデータを収集するのは簡単なことではないので,非常に貴重なデータですね. 術後3週の認知機能や歩行の状況で術後1年のADL低下を予測できるわけですから,早期から何らかの対策を講じる必要がありますね.
大腿骨近位部骨折

大腿骨近位部骨折例における股関節外転筋力と機能的アウトカムとの関連

大腿骨近位部骨折例においては大腿骨頸部の短縮に伴うオフセット長の減少や手術侵襲,廃用性の機能低下によって股関節外転筋力低下が引き起こされるわけですが,この結果から考えると集中的にトレーニングすれば機能改善が得られるといったことがうかがえます.
大腿骨近位部骨折

大腿骨近位部骨折例におけるバランスのサブシステムの中でも歩行速度に関連するのは何?

今回の結果から,理学療法士・作業療法士が大腿骨近位部骨折例のバランス評価を行う際には,6つのサブシステムの中でも歩行中の安定性と予測的姿勢制御に着目した評価が重要であること,歩行中の安定性向上と予測的姿勢制御に着目した理学療法・作業療法介入が有効であることが考えられます.
人工股関節全置換術

股関節疾患の理学療法に関連するお勧め書籍5選

今回は理学療法士・作業療法士向けに股関節疾患に関連した書籍をご紹介させていただきました. 皆様も書籍を購入して知識を深めましょう.
大腿骨近位部骨折

大腿骨近位部骨折例に対するTENSの効果はいかに?

今回は大腿骨転子部骨折例に対するTENSが急性痛および動作能力に与える影響を調査した報告をご紹介させていただきました. 大腿骨転子部骨折例における急性痛に対しては理学療法士・作業療法士は手も足も出せないというのが現状かと思いますので,TENSを利用して早期に疼痛を軽減した上で歩行の再獲得を図るというのは非常に有益かもしれませんね.
大腿骨近位部骨折

配偶者の死が大腿骨近位部骨折のリスクを増加させるって本当?

今回は配偶者の死が大腿骨近位部骨折のリスクを増加させるか否かを明らかにした研究論文をご紹介させていただきました. どういった機序で配偶者の死が大腿骨近位部骨折に結びつくのかは明らかにされておりませんが,配偶者の死によって抑うつや認知症といった精神的フレイルが進行することは容易に予想できます. われわれ理学療法士・作業療法士も配偶者の有無を考慮した上で,さまざまなサポートを行っていく必要があるということではないでしょうか.
大腿骨近位部骨折

大腿骨近位部骨折例を対象としてTUGで評価するのはNG?

今回は大腿骨近位部骨折例に対するTUGの有用性について検討した報告をご紹介させていただきました. TUGは術後早期には課題難易度が高すぎて移動能力のスクリーニングには向かないといった結果だと思います. 実際に臨床で理学療法士が大腿骨近位部骨折例に携わっていれば当たり前と言えば当たり前の結果ですが…
大腿骨近位部骨折

理学療法士必見 工藤慎太郎研究室の最新論文 大腿骨転子部骨折例における組織間滑走性と大腿部痛との関連

これまでにも大腿骨転子部骨折例における大腿軟部組織間の癒着が術後の大腿部痛に影響を与えることが推測されておりましたが,見事にそれを証明した論文です. この結果からすると理学療法士は大腿骨転子部骨折例の大腿軟部組織に着眼した理学療法を展開することが重要であると考えられます. 特に術後早期には大転子後方から遠位にかけて出血成分が残存していることが多いので,内出血の位置を確認した上で周囲の組織間滑走性を向上させることが重要であると考えられます.
大腿骨近位部骨折

大腿骨近位部骨折例の理学療法って本当に早く始めた方がいいの?

われわれが普段何気なく行っている大腿骨近位部骨折例に対する術後早期の離床がクライアントの死亡率にまで関連するといった非常に大きなデータです. 筋緊張が上がるからとか,疼痛が強いからといって離床を遅らせていてはいけませんね. 適切な疼痛管理の上で早期離床を図る必要があります. 改めて理学療法士が適切な評価をもとに早期に離床を図ることの重要性を確認できる論文ですね.
大腿骨近位部骨折

米国では大腿骨頸部骨折に対する手術療法としてTHAが増えている

今回ご紹介する論文は転位型の大腿骨頸部骨折に対する手術療法として人工骨頭置換術ではなく人工股関節全置換術が増加しているといった報告をご紹介させていただきました. 大腿骨頸部骨折例に対して寛骨臼側も置換する必要があるか否かについてはさまざまな議論がありますが,将来的なmigrationを考慮して寛骨臼側も置換するべきであると考える整形外科医が増えているのも実際です.
大腿骨近位部骨折

軟部組織が硬いと骨折しやすいのか?

今回は加齢に伴う股関節周囲における軟部組織の硬度と大腿骨近位部骨折リスクとの関連を明らかにした研究報告をご紹介いたしました. 理学療法士が転倒予防に向けた運動指導を行う上では,軟部組織硬度にも着目する必要がありそうですね.
大腿骨近位部骨折

第7回日本運動器理学療法学会開催までに読んでおきたい研究紹介  大腿骨近位部骨折関連

今回はこの第7回日本運動器理学療法士学会の一般演題の中から面白そうな研究をいくつかご紹介いたしました. 学会に参加される方は学会までに抄録をしっかり読み込んで参加したいですね.
大腿骨近位部骨折

大腿骨近位部骨折例に対する必須アミノ酸摂取が身体機能に与える影響

今回は大腿骨近位部骨折例に対する必須アミノ酸摂取が身体機能に与える影響を検討した無作為化比較試験をご紹介させていただきました. 改めて栄養療法の重要性を認識させられる結果ですが,すべての大腿骨近位部骨折例に栄養療法が必要というよりはサルコペニア患者を抽出して介入する方策が有益であると考えられます.
大腿骨近位部骨折

集中的な股関節外転筋力強化が大腿骨近位部骨折例の術後機能に与える影響

今回は集中的な股関節外転筋力強化が大腿骨近位部骨折例の術後機能に与える影響を検討した無作為化比較試験をご紹介いたしました. 大腿骨近位部骨折例においては大腿骨頸部の短縮に伴うオフセット長の減少や手術侵襲,廃用性の機能低下によって股関節外転筋力低下が引き起こされるわけですが,この結果から考えると集中的にトレーニングすれば機能改善が得られるといったことがうかがえます. 大腿骨近位部骨折例の理学療法にいかしたい結果ですね.
大腿骨近位部骨折

大腿骨頸部骨折例と大腿骨転子部骨折例の荷重特性の相違

今回は大腿骨頸部骨折例と大腿骨転子部骨折例の荷重特性の相違を明らかにした研究報告をご紹介させていただきました. 予想通りの結果でありますが,静止立位での荷重特性を比較した論文は過去にも散見されますが,歩行中の荷重量を測定した報告はこれまでに見たことがありませんでしたので,非常に参考になる内容ではないかと思います.
人工膝関節全置換術

人工膝関節全置換術(TKA)を施行すると大腿骨近位部骨折を受傷しにくくなる?受傷しやすくなる?

今回は人工膝関節全置換術(TKA)を施行後に大腿骨近位部骨折を受傷する症例がどの程度存在するのか,大腿骨近位部骨折の受傷によりどの程度アウトカムやQOLが不良になるのかを検討した論文をご紹介させていただきました. 結果としては人工膝関節全置換術後の大腿骨近位部骨折は発生率からすると一般高齢者の0.18%と大きく変わりませんが,機能的アウトカムやQOLが不良であることを考慮すると注意が必要ですね.
大腿骨近位部骨折

大腿骨近位部骨折に対する人工股関節全置換術と人工骨頭置換術はどちらが術後成績が良いのか?

日本ではポーラスコーティングが多いことを考えると,脱臼の頻度には人工股関節全置換術例と人工骨頭置換術には差がないわけですので,機能面で良好な人工股関節全置換術が有益であると考えられます. 今後も大腿骨頸部骨折に対する人工股関節全置換術はますます増加していきそうですね.
大腿骨近位部骨折

あまり知られていない欠損歯数と大腿骨近位部骨折との関係

今回は簡便に評価が可能な欠損歯数と大腿骨近位部骨折との関係を調査した報告をご紹介いたしました. 横断的な調査ですので欠損歯数が多いから大腿骨近位部骨折経験をした高齢者が多いのか,大腿骨近位部骨折を経験したことで欠損歯数が多いのかは明らかではありません. 欠損歯数の確認は簡易的に行える点を考えると臨床的にも意義のある結果だと思われますので,今後の前向きな調査がひつ世であると考えられます.
大腿骨近位部骨折

歩行様式の違いによる股関節屈筋群の筋活動パターン変化 – 歩幅増大のための腸腰筋の役割 –

この研究から歩幅を大きくするのに遊脚相後半の腸腰筋の活動が役立っていることが明らかとなっております.またピッチを高めるために,立脚相後半の大腿直筋の活動が役立っていることが明らかとなっております.私自身はこの研究報告を読み進めながら,歩幅の増大に伴って立脚終期の腸腰筋の筋活動が増加するのかと思っておりましたが,腸腰筋の活動量が増えたのは遊脚相後半の活動でありました.この研究から考えると歩幅を増大させるためには,立脚終期に着目するよりも遊脚相後半の腸腰筋の筋活動に着目する必要があると考えられます.
人工股関節全置換術

理学療法士の視点で腸脛靭帯をひもとく

腸脛靱帯というと大腿筋膜張筋の停止としても知られており,理学療法士に馴染み深い組織の1つだと思います.腸脛靭帯のtihgtnessはさまざまな障害を引き起こすことが知られておりますので,われわれ理学療法士の腸脛靭帯の特性を理解しておくことが重要です.今回は腸脛靭帯の特性について考えてみたいと思います.
大腿骨近位部骨折

大腿骨近位部骨折例の歩行能力評価

今回は大腿骨近位部骨折例の歩行能力評価について考えてみました.大腿骨近位部骨折例の歩行能力を評価する際には,定性的な視点(動作分析)と定量的な視点が必要です.定性的な評価にしても定量的な評価にしても異常歩行や歩行速度低下の原因を考えた上でアプローチを行うことが重要だと思います.
大腿骨近位部骨折

大腿骨近位部骨折例におけるバランス評価

大腿骨近位部骨折例の多くは転倒が受傷機転となっていることが多く,受傷前からバランス機能が低下しているクライアントが少なくありません.理学療法を行う上でも大腿骨近位部骨折例のバランス機能を評価することが重要となります.今回は大腿骨近位部骨折例に対するバランス評価について考えてみたいと思います.
大腿骨近位部骨折

大腿骨転子部骨折に関する最新理学療法研究紹介

昨年まで行われた日本理学療法士学会が,今年度から完全に分科会学会単独での開催となりました.平成30年12月15-16日に福岡県で第6回日本運動器理学療法士学会が開催されます.今回はこの第6回日本運動器理学療法士学会の一般演題の中から大腿骨転子部骨折関連の面白そうな研究をいくつかご紹介いたします.
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