大腿骨近位部骨折

大腿骨近位部骨折

1型糖尿病と2型糖尿病ではどちらの方が骨折リスクが高いのか?

今回は1型糖尿病と2型糖尿病ではどちらの方が骨折リスクが高いのかを明らかにした研究論文をご紹介させていただきました 数としては1型糖尿病症例が圧倒的に少ないわけですが,1型糖尿病症例の方が2型糖尿病症例よりも骨折リスクが高いといった興味深い結果ですね. 予防を含めて理学療法士・作業療法士もこのあたりの疫学的な知見を把握しておく必要があるでしょうね.
大腿骨近位部骨折

Modifiable factorとして併存疾患,栄養不良,術後早期離床が大腿骨近位部骨折例の術後1年の生存率を決定する

今回はModifiable factorとして併存疾患,栄養不良,術後早期離床が大腿骨近位部骨折例の術後1年の生存率を決定するといったお話でした. このうち理学療法士・作業療法士が関われるとすれば術後の早期離床の部分でしょうか?
大腿骨近位部骨折

大腿骨近位部骨折例における適切な歩行補助具を選択するためにBerg Balance Scaleのカットオフ値が明らかに

今回は大腿骨近位部骨折例における適切な歩行補助具を選択するためにBerg Balance Scaleのカットオフ値を明らかにした研究論文をご紹介させていただきました. これは非常に有益な論文ですね. 歩行補助具なしおよび杖は,カットオフ値をそれぞれ51.5点および45.5点で,また杖の使用・不使用の判別には360度回転(4点 vs. 4点未満),杖・歩行器の使用には踏み台昇降(≧2点 vs. 2点未満)の小項目での判断が妥当という結果です. BBSによる客観的な判断に加え症例毎の性格や環境面も考慮した上で適切な歩行補助具を選択できるとよいですね.
大腿骨近位部骨折

高齢骨折症例における歩行獲得に必要な栄養指標のカットオフ値が明らかに

今回は高齢骨折症例における歩行獲得に必要な栄養指標のカットオフ値が明らかにした研究論文をご紹介させていただきました. 特異度が低い点が気になりますが,MNA®-SFのカットオフ値の1つの指標としては5.5点または7.5点という数値が使えそうですね.
大腿骨近位部骨折

糖尿病を合併していると大腿骨近位部骨折例のリハビリテーションの進行は遅延するのか?

今回は糖尿病を合併していると大腿骨近位部骨折例のリハビリテーションの進行が遅延するのかどうかを明らかにした研究論文をご紹介させていただきました. 糖尿病の合併によってリハビリテーションの進行に大きな差は出ないといった結果でしたね. こういった結果を知っておくことも重要ですね.
人工股関節全置換術

大腿筋膜張筋に関する新知見 屈曲位と伸展位で回旋作用が変化する?

今回は大腿筋膜張筋の回旋作用に関する新しい知見をご紹介させていただきました. 大腿筋膜張筋は股関節90°屈曲位では内旋ではなく外旋に作用することが示唆されますね. 大腿筋膜張筋に限った話ではありませんが,股関節周囲筋は屈曲位と伸展位では筋活動が変化しますので,単純ではありませんね.
大腿骨近位部骨折

高齢大腿骨近位部骨折に対する回復期リハビリテーションで筋量は改善するのか?

今回は高齢大腿骨近位部骨折に対する回復期リハビリテーションで筋量は改善するのかを検討した研究論文をご紹介させていただきました. 高齢の大腿骨近位部骨折例であっても適切なリハビリテーションによって骨格筋量を増やすことができるといった結果ですね.
大腿骨近位部骨折

大腿骨転子部骨折例における大腰筋の筋委縮が対側の大腿骨近位部骨折のリスク要因になる?

今回は大腿骨転子部骨折例における大腰筋の筋委縮が対側の大腿骨近位部骨折のリスク要因になる可能性を示唆する論文をご紹介させていただきました. 大腿骨転子部骨折例における大腰筋の筋萎縮は再骨折発生を予測するうえでも重要な指標となりそうですね.
大腿骨近位部骨折

気象条件(気温・日照時間)が大腿骨近位部骨折発生率に影響を与える?

今回は気象条件(気温・日照時間)が大腿骨近位部骨折発生率に影響を与えるかどうかを明らかにした研究論文をご紹介させていただきました. やはり気温が低いと大腿骨近位部骨折が発生しやすいということですね. 日照時間については長い方がリスクが高いということでしたが,結局のところ明るい時間が長いと外出時間も長くなるので屋外での転倒リスクが増えるということでしょうか?
大腿骨近位部骨折

可能であれば大腿骨近位部骨折例の移動能力の目標はT字杖歩行獲得とすべき理由

今回はなぜ大腿骨近位部骨折例の移動能力の目標をT字杖歩行獲得とすべきかについて示した研究論文をご紹介させていただきました. 今回の論文の結果から考えると,T字杖歩行を獲得できれば6ヶ月後の歩行能力も高くなるというわけですので, 退院時にT字杖歩行を獲得することが非常に重要であることが分かります.
大腿骨近位部骨折

握力から大腿骨近位部骨折例の術後早期の歩行能力を予測することが可能?

今回は握力から大腿骨近位部骨折例の術後早期の歩行能力を予測することが可能か否かを明らかにした研究論文をご紹介させていただきました. 握力というのは術前でも測定が可能ですし,簡易に測定できるのでこういったデータから術後の歩行能力を予測できるのは非常に有益ですね. 男性では握力20.5kg以上,女性では握力11.5kg以上がポイントになりそうですね.
大腿骨近位部骨折

低栄養の大腿骨近位部骨折例の1日のリハビリテーション実施単位数が増えると栄養状態も改善する

今回は低栄養の大腿骨近位部骨折例の1日のリハビリテーション実施単位数が増えると栄養状態も改善する可能性を示唆する研究論文をご紹介させていただきました. 非常に興味深い結果ですね. リハビリテーション実施単位数が増え活動量が増加すると摂食量も増え栄養状態も改善するといった良循環がこの結果の一因と考えられます.
大腿骨近位部骨折

どのくらいの大腿骨近位部骨折例が対側の大腿骨近位部骨折を受傷するのか?

今回はどのくらいの大腿骨近位部骨折例が対側の大腿骨近位部骨折を受傷するのかを検討した研究論文をご紹介させていただきました. 3例に1例というのは驚きですね. こう考えると機能回復のためのリハビリテーションはもちろんですが,再骨折予防に向けた対策が必要であることは言うまでもありませんね.
大腿骨近位部骨折

大腿骨転子部骨折例の歩行能力を予測するClinical prediction model論文

今回は大腿骨転子部骨折例の歩行能力予測に役立つClinical prediction modelを示した論文をご紹介させていただきました. この手の研究は過去にも多く報告されておりますが,この研究のミソは以下の決定木が報告されているところですね. ぜひとも参考にしてみてください.
大腿骨近位部骨折

大腿骨近位部骨折例における膝痛ってよく経験しますよね

今回は大腿骨近位部骨折例における膝痛について調査した研究論文をご紹介させていただきました. 当然といえば当然の結果ですね. 理学療法士・作業療法士としてはどういった症例が膝関節痛を発症しやすいのかが気になりますね.
大腿骨近位部骨折

大腿骨近位部骨折例の大腿部の浮腫が身体機能と関連?

今回は大腿骨近位部骨折例の大腿部の浮腫が身体機能と関連することを示唆する研究論文をご紹介させていただきました. これは臨床上の印象と合致しますね. 大腿部の浮腫が顕著な症例ほど機能改善に難渋しますね. もちろん転子部骨折例の中でも不安定型骨折例で出血量が多く,大腿部の浮腫が著しいことを考えると,骨折の種類が交絡している可能性も考えられますけどね. 理学療法士・作業療法士も大腿部の浮腫に対するアプローチが必要かもしれませんね.
人工股関節全置換術

股関節回旋角度が側臥位股関節外転運動時の大腿筋膜張筋および中殿筋の筋活動に与える影響

今回は股関節回旋角度が側臥位股関節外転運動時の大腿筋膜張筋および中殿筋の筋活動に与える影響を調査した研究論文をご紹介させていただきました. 解剖学的に考えれば当たり前の話ですが,側臥位で股関節外転運動を実施する場合に,中殿筋の活動を促したいのであれば股関節内旋位でトレーニングを実施することが重要だと考えられます.
大腿骨近位部骨折

大腿骨頚部骨折には人工骨頭置換術よりも人工股関節全置換術 傾向スコアマッチングによる検討

今回は傾向スコアマッチングを用いて,大腿骨頚部骨折には人工骨頭置換術よりも人工股関節全置換術が有効であることを示した論文をご紹介させていただきました. 人工股関節全置換術は若年者に対して行われることが多く,年齢やその他の交絡を調整したうえで,人工骨頭置換術と人工股関節全置換術のどちらが手術療法として有効なのかを明らかにした論文はこれまで皆無でありました.
大腿骨近位部骨折

京都府における大腿骨近位部骨折に関する10年の疫学調査で驚くべき結果が

今回は京都府における大腿骨近位部骨折に関する10年の疫学調査結果をご紹介させていただきました. 非常に興味深いデータですね. 特に75歳以上,85歳以上の大腿骨頸部骨折の増加が顕著でありました. 一般的に高齢になるほど大腿骨転子部骨折が増加するといったこれまでのデータでありましたが,今回のデータを見ると高齢の大腿骨頸部骨折が増加しているといったこれまでの結果と異なるものでしたね.
大腿骨近位部骨折

大腿骨近位部骨折例に対する荷重制限って不可能に近い

今回は大腿骨近位部骨折例に対する荷重制限を考える上で重要な示唆を得られる論文をご紹介させていただきました. 大腿骨近位部骨折例に荷重制限を設けるのは現実的ではありませんが,一方で何でもかんでも全荷重で進めればよいというものでもありません. 全荷重の許可というのもあくまで疼痛に応じて可能な範囲で荷重するといった意味合いを持つものです.
大腿骨近位部骨折

新しい大腿骨頸部/転子部骨折診療ガイドライン2021では人工骨頭置換術の脱臼発生率はやや減少

今回は新しい大腿骨頸部/転子部骨折診療ガイドライン2021では人工骨頭置換術の脱臼発生率はやや減少しているといったお話でした. 個人的には脱臼発生率は大きくは減少していないなといった印象でありましたが,執刀医としっかりとコミュニケーションを取って適切な日常生活指導を行えるようにしたいですね.
大腿骨近位部骨折

ビデオカメラで大腿骨近位部骨折受傷の瞬間を捉えた研究の紹介

理学療法士・作業療法士であればクライアントの転倒の受傷機転を確認することは多いと思います. クライアントがどのように転倒したのかを知ることができれば再転倒の予防にもつながります. ただ症例の話だけからどのように転倒したのかを把握するのってけっこう難しいですよね. 今回は施設に設置されたビデオカメラで大腿骨近位部骨折受傷の瞬間を捉えた研究の紹介をご紹介させていただきます.
大腿骨近位部骨折

大腿骨近位部骨折例の嚥下・摂食障害

今回は大腿骨近位部骨折例の嚥下障害の合併率および嚥下・摂食障害に関連する要因を明らかにした研究論文をご紹介させていただきました. 非常に高齢な方が多い骨折ですから,理学療法士・作業療法士も大腿骨近位部骨折例の運動機能のみならず摂食・嚥下も含めてトータルに診ないといけないというわけですね.
大腿骨近位部骨折

大腿骨近位部骨折例に対する栄養療法の効果は?1000例を超えるシステマティックレビューの結論はいかに?

今回は大腿骨近位部骨折例に対する栄養療法の効果を明らかにした1000例を超えるシステマティックレビューをご紹介させていただきました. 診療報酬上に栄養療法が加算として追加される日もそう遠くないのでしょうかね…
人工股関節全置換術

中殿筋・小殿筋の機能低下が大腿筋膜張筋を肥大させる

中殿筋・小殿筋の機能低下が大腿筋膜張筋を肥大させる 股関節外転筋群といえば理学療法士・作業療法士がアプローチすることも多いと思います. 股関節外転作用を有する筋群として中殿筋・小殿筋・大腿筋膜張筋等が挙げられますが,臨床上は中殿筋・...
大腿骨近位部骨折

大腿骨近位部骨折例の転倒方向と年齢との関係

今回は大腿骨近位部骨折例の転倒方向と年齢との関係を調査した研究論文をご紹介させていただきました. 高齢になるほど後方への転倒に伴う大腿骨近位部骨折が多く,比較的若い高齢者では側方への転倒に伴う大腿骨近位部骨折が多いことが明らかとなりました.
人工股関節全置換術

トレンデレンブルグ兆候の原因は中殿筋の筋力低下だけじゃない

トレンデレンブルグ兆候=中殿筋の筋力低下と短絡的に考えず,なぜ骨盤の水平位保持が困難なのかといった視点に立ち戻って考えることが重要になるでしょうね. 中殿筋の筋力低下がトレンデレンブルグ兆候の原因になっている場合もありますが,その他の原因も非常に多いので,理学療法士・作業療法士の皆様も原因を見極める姿勢を大切にしたいですね.
大腿骨近位部骨折

大腿骨近位部骨折例に対する中殿筋への電気刺激療法の効果

今回は大腿骨近位部骨折例に対する中殿筋への電気刺激療法の効果を明らかにした研究論文をご紹介させていただきました. 多くのパフォーマンステストに改善が得られており,加えて疼痛にも改善が得られておりますので,非常に興味深い結果ですね. 今後多標本実験計画法を用いたデータの公表が待たれますね.
大腿骨近位部骨折

大腿骨近位部骨折例の疼痛に影響を与える要因が明らかに!!

大腿骨近位部骨折例の疼痛に影響を与える要因が明らかに!! 大腿骨近位部骨折後の理学療法や作業療法で難渋する症例の特徴として術後の疼痛の遷延が挙げられます. 高齢者に多い骨折だけに疼痛が遷延すると活動量が減少し,さまざまな廃用性の機能...
大腿骨近位部骨折

ついに大腿骨近位部骨折数が減少に転じる?

ついに大腿骨近位部骨折数が減少に転じる? 大腿骨近位部骨折といえば加速度的に増加しており,その医療・介護に要する費用が膨れ上がり,社会問題にもなっております. この大腿骨近位部骨折ですがこれまでの疫学調査では2043年まで増加の一途...
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