2025-02

介護予防

呼吸機能低下が認知機能低下と関連?

今回は呼吸機能低下が認知機能低下と関連のかどうかを考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 今回の結果から考えると呼吸機能の低下は地域在住高齢者の認知機能低下と関連する可能性がありますね. やはり運動機能の評価にとどまらず包括的に高齢者を評価する必要がありますね.
腰部

多裂筋の萎縮が椎間関節症と関連

今回は多裂筋の萎縮が椎間関節症と関連する可能性を示唆する研究論文をご紹介させていただきました. 今回の結果から考えると多裂筋の委縮と椎間関節症が関連するということですね. 多裂筋の委縮が原因となって椎間関節症が起こるのか椎間関節症の結果として多裂筋の委縮が生じるのか今後の報告が俟たれるところです.
運動療法・物理療法

筋膜を伸ばすなら静的ストレッチング?動的ストレッチング?

これは非常に興味深い結果ですね. ROMの改善には筋膜の力学的特性の変化がポイントになりそうです. また筋膜を伸ばすなら動的ストレッチングよりも静的ストレッチングの方が良さそうですね.
変形性膝関節症

変形性膝関節症例の疼痛経過は荷重時と非荷重時で異なる?

今回は変形性膝関節症例の疼痛経過は荷重時と非荷重時で異なるのかどうかを考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 今回の結果から考えると荷重時では非荷重時ではと痛経過が異なるということですね. また荷重時の疼痛は骨髄病変や大腿四頭筋筋力と関連するものの非荷重時の疼痛は教育レベルと関連するというのが興味深いですね.
運動療法・物理療法

理学療法の時間が短いとHADの発症リスクが上がる?

今回は理学療法の時間が短いとHADの発症リスクが上がるのかどうかを考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. リハビリテーションが包括化される流れの中でこういった結果は心強いですね. HADを予防するためには一定以上の理学療法時間を確保する必要がありそうですね.
足関節周囲外傷

ショートフットエクササイズと荷重下での運動の組み合わせが母趾外転筋群の活性化に有効?

今回はショートフットエクササイズと荷重下での運動の組み合わせが母趾外転筋群の活性化に有効である可能性を示唆する研究論文をご紹介させていただきました. 今回の結果から考えると立位でのショートフットエクササイズは母趾外転筋群の筋活動を高めるうえで有益であると考えられますが,課題の種類や静的課題か動的課題かといった課題の特異性によっても筋活動が変わりそうなのでそのあたりを評価したうえで運動プログラムを選択する必要がありそうですね.
人工股関節全置換術

振動フォームローラーはTHA後のリハビリに有効?

今回は振動フォームローラーはTHA後のリハビリに有効なのかどうかを考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 今回の結果から考えると振動フォームローラーはTHA後の疼痛管理に有用である可能性がありますね. 身体機能の改善に明らかな効果はなさそうですが,術後の大腿部痛に難渋することは少なくありませんので疼痛軽減目的の使用が勧められますね.
運動療法・物理療法

ICU入室症例に対する神経筋機能的磁気刺激療法の効果

今回はICU入室症例に対する神経筋機能的磁気刺激療法の効果を考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 今回の結果から神経筋機能的磁気刺激療法は有効ということになりますね.
介護予防

本邦における最新のサルコペニアの有病率・発症率が明らかに

今回は本邦における最新のサルコペニアの有病率・発症率が明らかにした研究報告をご紹介させていただきました. サルコペニアの有病率は10%弱といったところですね. 理学療法士・作業療法士のが対象とする高齢者ではかなりの割合でサルコペニアを合併している可能性がありますね.
人工膝関節全置換術

片側TKAで対側変形性膝関節症にも好影響がある?

今回は片側TKAでは対側変形性膝関節症にも好影響があるのかどうかを考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 今回の結果から考えると片側TKAを行うと対側の変形性膝関節症に対しても好影響があるということになりますね.
脳卒中

脳卒中症例における6分間歩行試験のMCIDが明らかに

今回は脳卒中症例における6分間歩行試験のMCIDに関する報告をご紹介させていただきました. 今回の結果から考えると6分間歩行試験のMCIDは78.8mということになりますね. 78.7m以上の改善が対象者にとって意味のある改善ということになるでしょうか.
大腿骨近位部骨折

本当にヒッププロテクターで大腿骨近位部骨折を予防できるのか?

今回は本当にヒッププロテクターで大腿骨近位部骨折を予防できるのかどうかを考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. これは興味深い結果ですね. 今回の結果から考えると,ヒッププロテクターは施設入所高齢者の大腿骨近位部骨折予防には有用ですが,地域在住高齢者を対象とした大腿骨近位部骨折の予防には有用でない可能性がありますね. 活動性の高い高齢者の場合にはヒッププロテクターの装着そのものが転倒の原因になりそうですよね.
肩関節

ARCR症例に対する肩甲骨に対する介入の有効性

今回はARCR症例に対する肩甲骨に対する介入の有効性を考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 今回の結果から考えると肩甲骨に対する介入はARCR後のリハビリテーションにおいて有効であるということになりますね. 肩甲骨に対しては修復術後早期から積極的に行えるプログラムも多いので,肩甲骨に着目して早期から介入を行うことが重要になりそうですね.
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