運動療法・物理療法

運動療法・物理療法

やはり筋力・筋厚を向上させるためには遠心性収縮が有用

今回は筋の収縮様式と筋力トレーニングによる筋力・筋厚の向上効果との関連性を考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 今回の結果から考えると改めて遠心性トレーニングの効果の大きさが理解できますね. 対象者や目的にもよりますが筋肥大を図るうえでは遠心性トレーニングは必須ですね.
働き方

理学療法士・作業療法士が判断してはいけないこと

今回は理学療法士・作業療法士が判断してはいけないことについて考えてみました. 理学療法士・作業療法士の皆様も理学療法士・作業療法士が行ってよいことと行ってはまずいことをきちんと分けて考えることが重要です. 診断紛いなことをする理学療法士・作業療法士が増えれば医師から理学療法士・作業療法士がどうみられるか答えはわかってますからね. 自分の立場をわきまえて仕事をしましょう.
運動療法・物理療法

女性アスリートでは月経周期がACL損傷リスクと関連する?

今回は女性アスリートでは月経周期がACL損傷リスクと関連する可能性を示唆する研究論文をご紹介させていただきました. 非常に興味深い結果ですね. こういった結果を考慮すると理学療法士・作業療法士がスポーツ傷害予防を目的としてアスリートに携わる際には月経周期を考慮する必要があるかもしれませんね.
足関節周囲外傷

効果的なアイシングの方法は?

今回は効果的なアイシングの方法を考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきます. 持続的にアイシングを行うよりも10分アイシング・10分休憩・10分アイシングの方が急性期の疼痛減少が大きいといった結果ですね. 臨床にもすぐに応用できる有益な結果ですね.
運動療法・物理療法

長時間の座位で浮腫は増強する?浮腫は歩行で改善する?

今回は姿勢・動作と下肢の浮腫を考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 2時間の着席で下肢の浮腫が増強し,下肢の浮腫を改善する為には20分以上の歩行が必要であったというのは興味深いですね. やはり姿勢変換を含めた動作指導が重要であることを改めて感じさせる結果ですね.
運動療法・物理療法

遠心性トレーニングも高頻度低負荷で効果が得られる?低頻度高負荷が必須?

今回は遠心性トレーニングも高頻度低負荷で効果が得られるのかどうかを考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 少ない回数でも毎日という高頻度で伸張性収縮を用いた筋トレ行うことが効率的に筋力・筋量の増加につながることが示唆される結果ですね. こういった結果を高齢者のリハビリテーションにそのまま当てはめるのは乱暴かもしれませんが,こういった結果を考えると365日体制でのリハビリテーションにも意味があるものと思われますね.
運動療法・物理療法

急性期病院でクライアントの身体活動量を増やすための方策

今回は急性期病院でクライアントの身体活動量を増やすための方策を考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 結局のところ理学療法士・作業療法士がどのくらいの時間を関われるかですが,こういった結果を見ると理学療法士・作業療法士の関わりというのはたったの1%にすぎないわけですね. いかに理学療法士・作業療法士が関わらない場面での身体活動量を増加させるかが重要になりそうですね. また今回の結果から考えると看護師の関わる時間が長いわけですから看護師との連携も必須となりそうですね.
運動療法・物理療法

多職種による離床時間の延長は能力改善に有効?

今回は多職種による離床時間の延長は能力改善に有効かどうかを明らかにした研究論文をご紹介させていただきました. 結果は予想通り,離床時間の延長がアウトカムの改善に有効だという結果でありましたね. この結果から考えてみても担当しているクライアントの病棟での離床時間をいかにマネジメントするかが重要になりそうですね.
介護予防

高齢者の身体活動量を増やすには外出時間よりも外出機会を増やすことが重要

今回は高齢者の身体活動量を増やすには外出時間よりも外出機会を増やすことが重要である可能性を示唆する研究論文をご紹介させていただきました. 今回の結果から考えると外出時間ではなく外出の頻度を増やすような身体活動指導が有効であると言えますね. 高齢者に対して身体活動量に関する指導を行う際には少しの時間でも外出する機会を設けるように指導を行うことが必要でしょうね.
腰部

体幹筋群の強化にはプランクと両下肢挙上運動のどちらが有効?

今回は体幹筋群のトレーニングの使い分けを考えるうえで役に立つ論文をご紹介させていただきました. 非常に興味深い結果ですね. 今回の結果から考えるとプランクと下肢挙上運動をとってもそれぞれを目的に応じて使い分けることが重要になるでしょうね.
運動療法・物理療法

リンパ浮腫に対してCPMは有効なのか?

今回はリンパ浮腫に対してCPMは有効なのかどうかを明らかにした研究論文をご紹介させていただきました. 今回の結果からいうとCPMに明らかな効果はないということになります. やはりリンパ浮腫の改善には自動運動が重要だということが認識できる結果だと思います.
運動療法・物理療法

実は非常に重要なトレーニングの順番 重要なトレーニングは最初に行う?最後に行う?

今回は実は非常に重要なトレーニングの順番を考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 今回の結果から考えると最も優先したいトレーニングを先に行った方が効果が大きいと言えるでしょう. トレーニングの順番を指導する際には参考になる結果ですね.
運動療法・物理療法

筋力トレーニング間のインターバル時間を見直そう

今回は筋力トレーニング間のインターバル時間を見直すべきだと痛感させられる論文をご紹介させていただきました. 普段あまり目を向けられることの無いセット間の休息時間ですがこの結果を見ると休息時間というのは非常に重要だということが再認識できます. この結果を考えると休息時間は3分以上を設けることが望ましいということになりますね.
運動療法・物理療法

深部静脈血栓症が見つかった時ってリハビリはどうすべき?ベッド上安静が基本?

今回は深部静脈血栓症が見つかった時ってリハビリはどうすべきかを考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. この結果から深部静脈血栓症があってもモビライゼーションは安全だと結論付けるのは危険だと思いますが,何もかも安静臥床を強いるのも問題だと思います. 中枢性の深部静脈血栓症か末梢性の深部静脈血栓症か,そのあたりをふまえたうえで主治医と協議の上,離床が可能かどうかを考える必要があるでしょうね.
運動療法・物理療法

理学療法士・作業療法士が術後の急性痛を減らす簡単な方法

今回は理学療法士・作業療法士が術後の急性痛を減らす方法を考えるうえで有益な論文をご紹介させていただきました. 今回の結果から考えると急性痛を減らすためには心理的な介入が有効だということですね. 理学療法士・作業療法士が専門的な心理的介入を行うのは難しいかもしれません支持的にそして優しく,しっかりと話を傾聴してあげてという関わり方が急性期こそ必要かもしれませんね.
運動療法・物理療法

ベッドレストがバランス機能に与える影響は?

今回はベッドレストがバランス機能に与える影響を明らかにした研究論文をご紹介させていただきました. 廃用症候群といえば関節拘縮とか筋力低下を頭に浮かべる方が多いと思いますが,この結果を考えると長期のベッドレストはバランス機能を低下させる可能性があるということですね. 長期臥床後のクライアントに対してはバランス機能の改善も考慮すべきですね.
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ストレッチングは何秒が良い?長すぎると問題?

今回はストレッチの時間が長すぎると神経力学的に有害事象が生じる可能性を示唆する論文をご紹介させていただきました. この結果から考えるとハムストリングスに関しては30秒が適切ということになりそうですね. あくまでハムストリングスに対する結果ということになりますがストレッチを行う際には可動域や柔軟性といった力学的要因のみならず神経力学的な有害事象についても考慮する必要があるという結果ですね.
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筋力トレーニングの効果は総負荷量(重量×回数×セット数)ではなく総動作時間で決まる?

今回は筋力トレーニングの効果は総負荷量(重量×回数×セット数)ではなく総動作時間で決まる可能性を示唆する研究をご紹介させていただきました. 今回の結果から考えると重量×回数×セット数といった総負荷量ではなく総動作時間,つまり筋収縮の時間を考慮する必要があるといった結果ですね. 理学療法士・作業療法士が運動指導を行う際にも考慮すべき研究結果ではないでしょうか.
運動療法・物理療法

遠心性トレーニングは筋力のみならず柔軟性の改善にも有効?

今回は遠心性トレーニングが筋力のみならず柔軟性の改善にも有効である可能性を示唆する興味深い論文をご紹介させていただきました. 遠心性トレーニングでは筋力に加え柔軟性にも改善が得られるというのは一石二鳥ですね. 遠心性トレーニングと求心性トレーニングのそれぞれの利点・欠点を踏まえた上でうまく使い分けることが重要になるでしょうね.
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フォームローリングは関節可動域改善に有効?長期効果を検討したシステマティックレビュー論文紹介

今回はフォームローリングが関節可動域改善に有効かについて長期効果を検討したシステマティックレビュー論文をご紹介させていただきました. 長期的にみても関節可動域の改善効果はありそうですね. フォームローリングは自主トレーニングとしても指導しやすいので,こういった結果を日々の臨床における運動指導に活かせるとよいですね.
運動療法・物理療法

スクワットの種類が大腿四頭筋の筋活動に与える影響

今回はスクワットの種類が大腿四頭筋の筋活動に与える影響を明らかにした研究論文をご紹介させていただきました. スクワットも方法によってこれだけ筋活動が異なるのですね. スクワットを行う際には筋活動はもちろんですが膝蓋大腿関節への力学的ストレスや脛骨の前方剪断力なんかも問題となります. さまざまな面を考慮して適切なスクワットの方法を選択できるとよいですね.
運動療法・物理療法

高強度の筋力トレーニングが消化管障害を引き起こす?

今回は高強度の筋力トレーニングが消化管障害を引き起こす可能性を示唆する研究論文をご紹介させていただきます. この結果を考えると理学療法士・作業療法士も筋力トレーニングは諸刃の剣となり得ることを認識すべきですね. 息をこらえて行うような過度な運動負荷は消化管障害を引き起こす可能性がありますので注意が必要でしょう.
運動療法・物理療法

筋肉痛の改善に振動付フォームローラーが有用?

今回は筋肉痛の改善に振動付フォームローラーが有用かどうかを明らかにした研究論文をご紹介させていただきました. 最近流行している振動付フォームローラーですが,現状では振動数が高いものでも,低いものでも同じ効果ということになりますね. いずれも十分な改善効果が得られておりますので,少し高価にはなりますが振動機能付のフォームローラーをクライアントについてもクライアントへ勧めるための1つの選択肢としてもよいでしょうね.
運動療法・物理療法

筋トレを週に30~60分で死亡・疾病リスクが減少?

今回は筋力トレーニングを週に30~60分で死亡・疾病リスクが減少するといったお話でした. たかが筋力トレーニング,されど筋力トレーニングと言える結果ではないでしょうか?
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ウェイト・サイクリングは筋肉量の減少および筋力の低下と関連?

今回はウエイト・サイクリングが筋肉量の減少および筋力の低下と関連しているといった報告をご紹介させていただきました. 非常に興味深い結果ですね. この結果から考えると闇雲な減量やそれに伴うリバウンドはサルコペニアを引き起こす要因になる可能性がありますね. 理学療法士・作業療法士が減量指導を行う際にもこのあたりの知識は必須になりそうですね.
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重症患者を対象とした関節可動域運動やマッサージは意味があるのか?

今回は重症例を対象とした関節可動域運動やマッサージは意味があるのかどうかを明らかにした研究論文をご紹介させていただきました. 基礎研究でも他動運動を実施することによる筋委縮予防効果が多く報告されております. 実際の臨床場面でもICU入室中の重症例に対しては筋力トレーニングが実施できないことが多いわけですが,マッサージや多瞳運動が筋委縮予防につながるというのは非常に興味深いですね. このあたりをクライアントはもちろんですが他の医療従事者に啓発していくことも理学療法士・作業療法士の役割になるでしょうね.
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筋力トレーニングだけじゃなくストレッチにもCross education効果がある?

今回は筋力トレーニングだけじゃなくストレッチにもCross education効果があることを示唆する研究論文をご紹介させていただきました. 非常に興味深い結果ですね. 固定中であったり,術後疼痛が強くて多瞳運動を行えない場合には対側に高強度のストレッチングを行うことが患側の機能改善に結び付くかもしれませんね. ポイントは高強度といった点と,あくまで伸張耐性の変化によるところが大きく,筋のスティフネスを改善させるものではないといった点でしょうね.
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可動域改善にはストレッチングとフォームローリングのどちらが有益?

今回の結果から考えると可動域改善を目的としてストレッチングやフォームローリングを行う場合にはその効果に明らかな差はないということになると思います. 例えば何らかの問題で関節を可動させることが困難な場合にはストレッチングに代わってフォームローリングを用いることも可能だということになるでしょう.
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筋トレに有酸素運動を併用すると筋力レのみ行う場合と比較して筋肥大効果が落ちる?

今回は筋力トレーニングに有酸素運動を併用すると筋力トレーニングのみを行う場合と比較して筋肥大効果が落ちる可能性を示唆する研究論文をご紹介させていただきました. これは非常に興味深い結果ですね. 有酸素運動を併用すると筋力トレーニングの効果が落ちる可能性があるということ,またサイクリングよりもランニングで効果がの減少が顕著であるといった点は理学療法士・作業療法士がうんどう指導を行ううえでもおさえておきたいポイントですね.
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どうしてプラットフォームで寝かせてマッサージする理学療法士が多いのか?

今回はどうしてプラットフォームで寝かせてマッサージする理学療法士が多いのかについて考えてみました. プラットフォームをリハビリテーション室から完全に排除してはなんて話もありましたが,プラットフォームそのものは不要な物品ではないと思いますし,対象者によっては必要です. 問題なのは練習時間のバランスだと思います. コンディショニングが必要な場合もあるかもしれませんが,コンディショニングが理学療法時間の半分以上という場合にはプログラムを見直した方が良いかもしれませんね.
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