運動療法・物理療法

脳卒中

座位姿勢によって嚥下時の筋活動は変わるのか?

今回は坐位姿勢の違いが嚥下時の筋活動に与える影響を明らかにして研究論文をご紹介させていただきました. 改めて理学療法士・作業療法士も摂食・嚥下時の姿勢や環境調整に関わる重要性が認識できる論文だと思います. この論文の結果から考えると特に足底接地が重要になりそうですね.
運動療法・物理療法

ICUにおけるベッド上サイクリングと電気刺激の有効性

今回はICUにおけるベッド上サイクリングと電気刺激の有効性を明らかにした研究論文をご紹介させていただきました. 残念ながらポジティブな結果は得られておりませんが,ICUに入室されているクライアントは重症度のばらつきも非常に大きいと考えられますので,もう少し対象を絞って解析を行うとクリアな結果が得られるのではないかといった印象を受けました.
運動療法・物理療法

運動連鎖を重要視しすぎて患部を診ない理学療法士・作業療法士が危険

今回は運動連鎖を重要視しすぎて患部を診ない理学療法士・作業療法士が危険だといった件について考えてみたいと思います. 上述したように運動連鎖の観点から全体像を把握するといった視点は非常に重要ですが,局所の評価をしっかりした上で全身を診る視点が重要ですね. また運動連鎖の観点から他職種やクライアントにもわかるようになぜ遠隔部位の介入が必要なのかを説明できることも重要でしょうね.
変形性膝関節症

変形性膝関節症例に対する寒冷療法は効果がないことが明らかに?

今回は変形性膝関節症例に対する寒冷療法の効果を明らかにした研究論文をご紹介させていただきました. 変形性膝関節症例を対象に寒冷療法を行っても,疼痛を緩和するという点では偽コントロールよりも実質的に優れておらず,機能面とQOLについてもその効果は微妙だということですね. われわれ理学療法士も用いることが多い寒冷療法ですから,この結果を真摯に受け止め,日々の臨床に活かしていきたいですね.
運動療法・物理療法

車椅子坐位練習と称して単位を取っていいものだろうか…

今回は理学療法士・作業療法士が車椅子坐位練習と称して単位を取っていいものかどうかについて考えてみました. われわれ理学療法士・作業療法士が疾患別リハビリテーション料を算定するためには,マンツーマンでの対応が基本ですので,間違っても車椅子座位でクライアントを放置してその間に他のクライアントの対応をしたり,間接業務をしたりということがマンパワーが少ない時代にはよくありましたが,これはNGですしょうね.
運動療法・物理療法

即時効果が出せない理学療法士・作業療法士はプロじゃない?

今回は即時効果が出せない理学療法士・作業療法士はプロじゃないといった考え方について考えてみました. 病態によっては効果が発言するまでに長期間を要する場合もあります. またわれわれ理学療法士・作業療法士は病態を直すのではなく,回復を支援するといった認識を忘れてはならないと思います. 安易に「俺に治療で…」なんて言葉を使いたくないですね…
運動療法・物理療法

ストレッチングを行う際の休息時間が筋のスティフネスに与える影響 ストレッチングの休息時間で効果が変わる

今回はストレッチングを行う際の休息時間が筋のスティフネスに与える影響について明らかにした研究論文をご紹介させていただきました. ストレッチングを行う場合にはセット間の休息時間を可能な限り短くした方が,効果を得られそうですね. 理学療法士・作業療法士の皆様もストレッチングを行う際の参考にしていただければと思います.
運動療法・物理療法

ストレッチで筋肥大を図れるって本当?

今回はヒトを対象としたストレッチによる筋肥大効果に関するレビュー論文をご紹介させていただきました. ストレッチが筋肥大に有効だといった話は学生時代にも聞いたことがありましたが,いずれも動物実験の結果であり,ヒトを対象とした研究がここまで進んでいるとは驚きました. 理学療法士・作業療法士が筋肥大を目的にストレッチを行う場合には,ある程度の強度でストレッチを行った方が良い可能性があるといったことが結論付けられる論文ではないでしょうか?
運動療法・物理療法

まさかまだコンプライアンスって言葉を使っていませんか?

今回は理学療法士の視点でこのアドヒアランスについて考えてみました. 理学療法士・作業療法士の皆さんが,日々のリハビリテーションサービスを提供する上で,クライアントの主体性や自己決定を促すような方策について考える機会になればうれしいです.
運動療法・物理療法

週1回の筋力トレーニングと週2回筋力トレーニングでは総セット数を同じにするとその効果も同等になるのか?

今回は週1回の筋力トレーニングと週2回筋力トレーニングでは総セット数を同じにするとその効果も同等になるのかについて明らかにした研究論文をご紹介させていただきました. 今回の結果から,週1回16セットと週2回8セットのトレーニングを8週間行った結果,筋力・筋肥大・筋持久力の増強効果は同等であり,筋力トレーニングによる筋肥大効果は,トレーニング頻度ではなく週のトレーニングの量(総負荷量)に依存すると考えられます.
運動療法・物理療法

PTが運動負荷を決めるよりもクライアント自身が運動負荷を決定した方が良い?

今回は理学療法士・作業療法士が客観的に運動負荷を決定した方が良いのか,クライアントが自覚的に運動負荷を決定した方が良いのかを明らかにした研究をご紹介いたしました. 最近は疼痛治療の1つとして有酸素運動が選択されることが増えてきておりますが,今回の結果を考えると,疼痛軽減効果は2群間で差は無いことから,疼痛軽減を目的として有酸素運動を実施する場合には運動負荷は自己選択してもらう方法が有益であると考えられます. われわれ理学療法士・作業療法士も有痛性疾患に対して有酸素運動を行う場合には,参考にできるないようではないでしょうか?
運動療法・物理療法

通販でよく見る腹筋ベルトが違法表示だとして消費者庁から指摘を受ける

こういった機器が食事療法の継続の意識付けになる場合はあるかもしれませんので,まったく減量効果が無いとは思いませんが,ここまでお金を支払うほどのものではありませんね. 昨今は理学療法士・作業療法士が医療福祉機器の開発に携わる機会も増えておりますが,こういった景品表示法の違反にならないように注意が必要ですね.
運動療法・物理療法

心臓リハビリは不要・不急か?日本心臓リハビリテーション学会が指針を公表

今回は日本心臓リハビリテーション学会が公表したCOVID19 に関する指針について考えてみました. 運動器リハビリテーション学会や日本リハビリテーション学会にもこういった指針を提示していただけると,理学療法士・作業療法士としてはやりやすくなりますね. もちろん徹底した感染予防対策が必須ではありますが…
運動療法・物理療法

腸腰筋を伸張するにはどのくらいのストレッチの持続時間が必要なのか?

これまで腓腹筋やハムストリングスを対象にしたこれまでの研究では2分間や2.5分間といった比較的長い時間のストレッチが必要とされてきましたが,この研究結果から腸骨筋の柔軟性は1分間のストレッチで向上することが示唆されます.
人工股関節全置換術

股関節屈曲角度によって伸張される股関節内転筋群が変化する

今回は股関節屈曲角度が股関節内転筋群の伸張の程度に与える影響を明らかにした研究論文をご紹介させていただきました. 非常に面白い結果ですね,大内転筋後部線維を伸長する場合には股関節屈曲位での外転が有効ですし,長内転筋・大内転筋前部線維の伸張では股関節屈曲角度は気にする必要はないということですね.
運動療法・物理療法

理学療法士・作業療法士の皆様は筋力トレーニングのセット間の休息時間ってテキトーに設定してませんか?

理学療法士・作業療法士が高齢者を対象として筋力トレーニングを指導する場合には,低強度の筋力トレーニングを指導する場合が多いと思いますが,低強度筋力トレーニングにおいてセット間休息時間が短いと早期から一過性の筋厚増加を生じさせられることが示唆されます. 休息時間は60秒以内を目安にトレーニングを指導するとよさそうですね.
運動療法・物理療法

ハムストリングスをストレッチする際には足関節は背屈位ではなく底屈位の方がよい

今回はハムストリングスをストレッチする際に足関節は背屈位・底屈位のどちらが適切かを明らかにした研究報告を紹介させていただきました. 考えてみると足関節背屈位の方が膝関節屈曲作用を有する腓腹筋の膝関節屈曲作用が強くなりますので,膝窩部の伸張感は大きくなりますが,腓腹筋が伸張されることでハムストリングスへの伸張の程度が小さくなることが推測されます. そのため底屈位で腓腹筋を緩めた肢位でハムストリングスをストレッチした方がハムストリングスをより伸張することが可能になるものと思われます.
運動療法・物理療法

理学療法士界隈で問題になっている筋膜リリースの誤解

今回は理学療法士界隈で問題になっている筋膜リリースの誤解について考えてみました. 言葉や手技ばかりが独り歩きしている筋膜リリースですが,もう少し科学的な根拠が解明されることを期待したいですね. 少なくとも理学療法士が行っている筋膜リリースが医行為にあたると判断されたら,これは大きな問題ですよね.
運動療法・物理療法

理学療法士・作業療法士がクライアントに力を抜いてもらうにはどうすればよいのか?

今回は理学療法士・作業療法士がクライアントに力を抜いてもらうにはどうすればよいのかについて考えてみました. キーワードは支持面の広さ・安定性と相反抑制です. 理学療法士・作業療法士の皆様の日々の臨床に活かしていただければ嬉しいです.
運動療法・物理療法

寝たきりのクライアントに対するROMエクササイズって本当に拘縮予防につながるの?

今回は寝たきりのクライアントに対するROMエクササイズが関節可動域に与える影響を明らかにした研究をご紹介させていただきました. 今回の研究のポイントは介入が看護師による介入であるといった点です. 理学療法士が行わなくともケアの中で看護師が介入すれば十分に拘縮の改善または予防を図ることができるともとらえられます. この結果を受けて,われわれ理学療法士は専門職として寝たきりの方にどのように介入すべきかを考える必要があるかもしれませんね.
働き方

理学療法士は運動と運動療法の違いを理解しておくべき

今回は理学療法士の視点で運動と運動療法の違いについて考えてみました. 素人レベルの説明や運動の内容を提供してお金を頂いてはまずいですよね. 専門職として運動ではなく運動療法を提供できる理学療法士でありたいですね.
運動療法・物理療法

理学療法士・作業療法士も必見 サウナがトレーニング代わりになるって本当?

温泉施設の中にはサウナが併設されているところも多いですが,近年では,サウナで汗を流すことの効用を裏付ける研究も多く出てきています. 今回はこのサウナがトレーニング代わりになるかどうかについて考えてみたいと思います.
運動療法・物理療法

これは危険!筋トレ不要論を唱える理学療法士が急増

今回は筋トレ不要論を唱える理学療法士が急増している件について考えてみました. 皆様が対象者の筋力水準に応じて筋力を向上させるプログラムの必要性を,改めて考えていただく機会になればうれしいです.
運動療法・物理療法

10,000歩歩きましょうって指導は間違い?

理学療法士がクライアントの身体活動量を向上させるために指導を行うことは多いと思います. 身体活動量に関する指導の中で,昔から身体活動量の1つの目安として10,000歩といった目安が使用されることが多いと思います. ただこの10,000歩って本当に意味があるのでしょうか? 今回は身体活動量の目安となる10,000歩について再考してみたいと思います.
運動療法・物理療法

メタボの基準はウエストではなく首で判断できるって知っていましたか?

今回はメタボの基準はウエストではなく首で判断できるといった話しをご紹介させていただきました. 今後,腹囲ではなく首囲の測定が当たり前になる時代が来るかもしれませんね. 理学療法士・作業療法士も知っておきたいですね.
運動療法・物理療法

Twitterで炎上している寝たきりの方への理学療法提供について

今回はこのTwitter記事をもとに寝たきりの方への理学療法の意義について改めて考えてみました. SNSでの表現については理学療法士の皆さんも気を付けたいですね.
運動療法・物理療法

離床時における理学療法士・作業療法士の天敵である点滴

今回は点滴中のクライアントの離床を図る上で,理学療法士・作業療法士が注意すべき点について考えてみたいと思います. 理学療法士・作業療法士がリハビリを行う上では,起き上がりや立ち上がりといった姿勢変換を行う機会が非常に多いと思います. 寝返りや起き上がり,端坐位などの姿勢変換時には,点滴が阻害因子となることは非常に多いです. 扱い方や注意点を理解した上で,安全に離床を図れるように努めたいものです.
運動療法・物理療法

真夏の屋外歩行練習どうしてますか?

今回は理学療法士の視点で真夏の屋外歩行練習について考えてみました. 社会復帰や在宅復帰を目的とした屋外歩行練習に季節は関係ありません. なぜなら退院後は暑くても寒くてもクライアントは外出する必要がありますので,体を慣らしておくことも重要です. 特に夏の暑さと日差しはリスクの高いものですが,そうした環境要因も含め,屋外歩行を行うことに意義があるわけです. 理学療法士・作業療法士はクライアントの体調を十分に評価した上で,屋外歩行練習を楽しんでいただけるような環境を作ってあげる必要があるでしょうね.
運動療法・物理療法

運動を継続できない言い訳を打ち破る方法

今回は運動を継続できない言い訳を打ち破る方法について理学療法士の視点で考えてみました. はじめから完璧なプログラムをこなそうとしても継続できません. 気楽に自分に合った運動を楽しむということが長く継続する上では重要だと思います.
運動療法・物理療法

最大の認知症予防は歩くこと

今回は認知症と歩く行為との関連性について考えてみました. 歩くことは認知症の予防につながるだけでなく認知症の周辺症状の軽減にも有効ですので,認知症高齢者の安全を確保した上で歩く行為を生活の中に取り入れることが重要です. たかが歩くされど歩くなわけですが,こういった知識を一般の方にわかりやすく伝えていくこともわれわれ理学療法士の重要な仕事だと思います.
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