運動療法・物理療法

運動療法・物理療法

入院関連能力障害(Hospitalization-Associated Disability)に対する運動プログラムの効果

今回は入院関連能力障害(Hospitalization-Associated Disability)に対する運動療法の効果を明らかにした研究論文をご紹介させていただきました. 歩行と起立運動といった非常に単純な運動介入によって入院関連能力障害(Hospitalization-Associated Disability)が予防できるというのは非常に興味深いですね. 一定以上の年齢の高齢者は入院関連能力障害(Hospitalization-Associated Disability)を考慮すると全例理学療法や作業療法の対象になり得るでしょうね.
運動療法・物理療法

フェイスマスクの装着によって運動パフォーマンスは低下するのか?

今回はフェイスマスクの装着によって運動パフォーマンスが低下するのかどうかを明らかにして研究論文をご紹介させていただきました. 自覚的な疲労感は強いものの,意外にも運動パフォーマンスは低下しないといった結果でしたね. いずれにしてもしばらくマスクを装着して運動を強いる機会が多くなると思いますので,理学療法士・作業療法士もいつも以上にリスク管理を徹底する必要がありそうですね.
運動療法・物理療法

日本のICUにおけるリハビリテーションは遅れている?

今回はICUのリハビリテーションにおける使用機器に着目した論文をご紹介させていただきました. 理学療法士の半数以上がICUでTilt Tableを用い,3割以上が床上エルゴを用いているという結果でありました. 本邦ではICTでのtilt tableの使用というのはまだまだ多くありませんので,このあたりが日本が海外に遅れを取っている部分でしょうね.
運動療法・物理療法

理学療法士・作業療法士も夜勤が必要?夜の9時から11時の離床がせん妄を防ぐ?

今回は理学療法士・作業療法士の夜勤の必要性を示唆する研究論文をご紹介させていただきました. 非常に興味深い結果ですね. 就寝前の離床はせん妄症状を軽減させる可能性がありますね. 理学療法士・作業療法士が夜勤帯に勤務するかどうかは別として夜間せん妄が著しいクライアントの場合には,介入方法の1つの選択肢となりそうですね.
運動療法・物理療法

関節可動域(ROM)改善に有効なのはストレッチによる他動運動?それとも自動運動?

今回はROM改善に有効なのはストレッチによる他動運動なのか,それとも自動運動なのかを明らかにしたシステマティックレビュー論文をご紹介させていただきました. 臨床的にも他動的なストレッチよりもActive に動いた方がROM改善だけじゃなくてさらに付加効果は高いと思います. また筋の滑走性を考慮すると,他動運動のみならず収縮要素を用いて滑走性の改善を図ることが有益な場合もあります.
運動療法・物理療法

烏口腕筋の効果的なストレッチ方法が明らかに

今回は烏口腕筋の効果的なストレッチ方法が明らかにした研究論文をご紹介させていただきました. 効果量から考察すると臨床現場では最大伸展や最大水平外転,最大水平外転位での外旋が推奨されます. この結果は烏口腕筋のストレッチングを行ううえで大きなヒントになりそうですね.
足関節周囲外傷

足関節背屈方向のストレッチングは足部回内位・回外位どちらで行った方がよい?

今回は足関節背屈方向のストレッチングは足部回内位・回外位どちらで行った方がよいかを明らかにした研究論文をご紹介させていただきました. 解剖学的な視点で考えれば当然の結果な気がしますが,中足部・前足部の背屈可動域の拡大を図りたい場合には足部を回内位として可動域運動を行うのがよさそうですね.
運動療法・物理療法

理学療法士・作業療法士の皆様はアンクルウェイトの正しい使用方法を知ってますか?

今回は理学療法士・作業療法士も知っておきたいアンクルウェイトの使用方法について解説させていただきました. アンクルウェイトを使用されている高齢者は比較的多いと思いますが,使用方法が誤っている方も少なくありません. 理学療法士・作業療法士は運動指導を行う機会は少なくないと思いますので,適切なアンクルウェイトの使用方法について知った上で指導を行いたいですね.
運動療法・物理療法

「リラクゼーション」と「リラクセーション」の違い?

「リラクゼーション」と聞いて,正しくは「リラクセーション」だろと指摘をされた経験のある理学療法士・作業療法士もいらっしゃるかもしれませんが,今回の内容からすると「リラクセーション」でも「リラクゼーション」でも誤りではなさそうですね. 以上,どうでもよい「リラクセーション」と「リラクゼーション」に関するお話でした.
運動療法・物理療法

トレッドミルと自転車エルゴメーターのどちらが有酸素性能力の向上に有効なのか?

今回はトレッドミルと自転車エルゴメーターのどちらが有酸素性能力の向上に有効なのかを明らかにしたメタアナリシス論文をご紹介させていただきまそた. トレッドミルと自転車エルゴメーターですと,peakVO2は自転車エルゴメーターのが改善が大きいといった結果でした.
運動療法・物理療法

寒冷刺激は筋硬度を上昇させるのか?

寒冷刺激は筋硬度を上昇させるのか? 人工膝関節全置換術後に行われるアイシングをはじめとした寒冷療法は炎症を鎮静化し,鎮痛効果や腫張を軽減させる目的で古くから用いられてきました. 以前の記事でもご紹介させていただきましたが,寒冷療法は...
運動療法・物理療法

「硬い=ほぐす」って理学療法士・作業療法士のやることですか?

理学療法士・作業療法士であればなぜ硬くなっているのかといった原因をきちんと考えましょう. ただただ硬い部分をマッサージするだけなら中学生でもできます. 硬い原因を考えなければ筋硬度を落とすことが悪影響を及ぼす場合もありますし,何の意味もなさない場合もあります. きちんと解剖学・運動学的な視点からなぜ硬くなったのかを考える視点が重要でしょうね.
運動療法・物理療法

どうすれば理学療法士・作業療法士が指導した自主トレーニングを行ってもらえるのか?

今回はどうすれば理学療法士・作業療法士が指導した自主トレーニングを行ってもらえるのかについて考えてみました. 理学療法士・作業療法士の皆様も自主トレーニング指導をされる際の参考にしてみてください.
運動療法・物理療法

筋膜リリースって慢性疼痛に対して有効なの? システマティックレビューの結果はいかに?

今回は筋膜リリースが慢性疼痛に対して有効か否かをシステマティックレビューを用いて明らかにした研究論文をご紹介させていただきました. 少なくとも2018年時点では,筋骨格系の慢性的な疼痛に対する筋膜リリースの有効性は,質の高いエビデンスによって支持されていないといった結果です. このシステマティックレビューが正しいのであれば,臨床で理学療法士・作業療法士やクライアントが感じる筋膜リリースの効果は,クライアントあるいは理学療法士・作業療法士のバイアスによる可能性が否定できませんね.
運動療法・物理療法

大腿筋膜張筋はなぜここまで理学療法士に嫌われるのか?

今回は大腿筋膜張筋はなぜここまで理学療法士に嫌われるのかについて考えてみました. 大腿筋膜張筋は被害者です. 理学療法士・作業療法士は大腿筋膜張筋を悪者扱いするのではなく,なぜ大腿筋膜張筋が被害をこうむったのかを考えることが重要でしょうね. 大腿筋膜張筋が硬いからといって大腿筋膜張筋をマッサージしても問題は解決しませんよ…
運動療法・物理療法

ホールドアンドリラックス(Hold and relax)法を用いたストレッチングって有効なの?

ホールドアンドリラックス(Hold and relax)法を用いたストレッチングは可動域改善には有効ということですが,筋のスティフネスを向上させるにはスタティック・ストレッチングが必要ということですね.
運動療法・物理療法

関節拘縮に対する関節可動域運動って本当に拘縮改善に有効なの?

今回は関節拘縮の中でも最も多く理学療法・作業療法の対象となると思われる筋性拘縮に焦点を当てて拘縮改善の機序を明らかにした基礎研究をご紹介させていただきました. 今回の結果は3週間の固定後に固定を除去したことによる変化をみたものであって,関節可動域運動等の拘縮改善に向けた介入を行ったわけではありません.
運動療法・物理療法

理学療法士・作業療法士の励ましがパフォーマンスを向上させるって嘘でしょ?

今回は理学療法士・作業療法士の励ましがパフォーマンスを向上させる可能性を示唆する研究論文をご紹介させていただきました. 今回の結果から考えるとわれわれ理学療法士・作業療法士が励ますといった行為にも大きな意味がありそうですね.
運動療法・物理療法

免荷式歩行器POPOが生産中止に?

今回は免荷式歩行器POPOが生産中止となってしまうといううわさについてご紹介させていただきました. 生産中止という話も出ておりましたが,どうも生産中止にはならないようで良かったです. そてもコスパの高い機器ですので皆様の施設でも導入を考えてはいかがでしょうか?
運動療法・物理療法

筋膜連結って本当に存在するの?

今回は筋膜連結の存在について明らかにしたReview論文をご紹介させていただきます. 非常に明快な結論ですっきりした論文ですね. 結論からいうと以下のようにまとめられるでしょう.
運動療法・物理療法

理学療法士・作業療法士が時間つぶしに頻回に血圧測定する件

今回は理学療法士・作業療法士が時間つぶしに頻回に血圧測定している件について考えてみました. 血圧測定は確かに重要ですが,必要最小限でよいですよね. 血圧測定を行う時間があれば,きちんとした理学療法・作業療法サービスを提供したいですね.
運動療法・物理療法

理学療法士・作業療法士のクライアントのズボンのゴムを持っての介助って…

今回は理学療法士・作業療法士のクライアントのズボンのゴムを持っての介助について考えてみました. 安全性を取るかクライアントの快適さを取るかという話にはなってしまいますが,理学療法士・作業療法士はこの安全性と快適さという2つの要素を満たしながら動作支援が行えるとよいですね.
運動療法・物理療法

筋力トレーニングを行うと本当にスポーツ障害の予防につながるのか?

筋力トレーニングを行うと本当にスポーツ障害の予防につながるのか? 理学療法士・作業療法士が「筋力が無いとケガをしますよ」なんてスポーツ活動を行うクライアントに指導をすることって多いと思います. 確かにスポーツ活動を行う上では日常生活...
働き方

ベッドサイドでリハビリ後にクライアントに一声かけてみよう

ベッドサイドでリハビリ後にクライアントに一声かけてみよう 理学療法士・作業療法士であれば,ベッド上安静の方やまだ独りではベッドから起き上がることが難しいクライアントに関わる機会は多いと思います. ベッドの上で全く動けないのって本当に...
運動療法・物理療法

背筋群のトレーニングは脊椎アライメントの改善に有効か?

背筋群のトレーニングは脊椎アライメントの改善に有効か? 脊椎圧迫骨折例をはじめ円背姿勢の高齢者を対象に背筋群のトレーニングを行う機会って多いと思います. でも背筋群のトレーニングを継続することで本当に脊椎アライメントを改善することが...
運動療法・物理療法

マッサージして関節可動域運動して動作練習する流れが本当にベスト?

マッサージして関節可動域運動して動作練習する流れが本当にベスト? 理学療法士・作業療法士が運動療法を行うときに重要となるのがプログラムの順番です. おそらく多くの理学療法士・作業療法士がまず動作練習を行う前段階の準備としてマッサージ...
運動療法・物理療法

早期離床を妨げる要因がこんな要因だったとは…

早期離床を妨げる要因がこんな要因だったとは… リハビリテーション領域において早期離床の重要性というのは周知の事実となっております. 最近ではICUにおける早期離床も当たり前となり,中には人工呼吸器を装着したまま離床を進める場合もあり...
運動療法・物理療法

関節が曲がらないから曲げる練習をする,立てないから立つ練習をするのであれば理学療法士・作業療法士でなくても素人でもできる

関節が曲がらないから曲げる練習をする,立てないから立つ練習をするのであれば理学療法士・作業療法士でなくても素人でもできる 私が臨床実習生の頃の指導者にこんな指導者がいました. 理学療法なんて単純だ,関節が曲がらなければ曲げればいいし...
運動療法・物理療法

運動を小分けにして行った方がダイエット効果が高い?

運動を小分けにして行った方がダイエット効果が高い? 理学療法士・作業療法士がクライアントのダイエット目的で運動指導を行う機会は少なくないと思います. 古くから特に脂肪代謝に関しては脂肪の燃焼時間を考慮して長時間の連続した運動がすすめ...
運動療法・物理療法

サルコペニア肥満の治療介入に運動療法は有効?運動療法+栄養療法はさらに有効?

サルコペニア肥満の治療介入に運動療法は有効?運動療法+栄養療法はさらに有効? サルコペニアに対する運動介入の有効性は周知の事実となってきておりますが,サルコペニア肥満に対する有効性関してはこれまで十分な検討がなされておりませんでした. ...
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