運動療法・物理療法

運動療法・物理療法

フォームローラーマッサージはリカバリーよりもアップで使うべし

今回はフォームローラーマッサージはリカバリーよりもアップで使うべきであることを示唆する研究論文をご紹介させていただきました. 非常に興味深い結果ですね. フォームローラーの使用は運動後のリカバリー目的よりも運動前のアップ目的での使用が有用性が高いといった結果ですね.
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新型コロナのワクチン接種後に運動をすると副反応が増強させることなく抗体反応を増加させる?

今回は新型コロナのワクチン接種後に運動をすると副反応が増強させることなく抗体反応を増加させることを示唆する研究論文をご紹介させていただきました. あくまで動物実験の結果ではありますが,軽度~中等度の運動を90分間行うことで副反応を伴わずに摂取後4週間での抗体反応を増加させることが示唆されるといった結果ですね. これが本当であれば運動を制限するというよりはむしろ運動を推奨する必要があるということになりますね.
運動療法・物理療法

筋トレの筋肥大効果を減らさずに脂肪を減らすためにはエネルギー摂取量をどう考えるべきか?

非常に興味深い研究ですね. 今回の結果から考えると,筋トレの筋肥大効果を減らさずに脂肪を減らすためには,500kcal/day以上のエネルギー不足を作らないことが重要だということですね. 食事摂取量を考慮した上でのトレーニング指導の重要性を改めて感じさせる内容ですね.
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筋トレの筋肥大効果は総負荷量が同一であれば週2回でも4回でも同じ?

今回は筋トレの筋肥大効果は総負荷量が同一であれば週2回でも4回でも同じであることを示唆する研究論文をご紹介させていただきました. これは興味深い結果ですね. 頻度が減ってもその分,トータルの総負荷量が同一であれば得られる効果が同じということですね. これは理学療法士・作業療法士が筋力トレーニング指導を行ううえで非常に重要なポイントになりそうですね.
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筋膜リリースならぬ骨膜リリース・尿道リリースがやばい

今回は筋膜リリースならぬ骨膜リリース・尿道リリースがやばいといったお話でした. 本当にひどい話です… 筋膜リリースが普及しすぎてインパクトがなくなったからこんなわけのわからない言葉が生まれたんでしょうね…
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雨天では屋外歩行練習は控えた方がよい?

今回は雨天では屋外歩行練習は控えた方がよいかどうかについて考えてみました. 安全管理の面から言えば雨天での屋外歩行練習は避けた方が無難だと思いますが,クライアントにとっては雨天での練習も必要です. 場面設定をして最低限の評価だけは行っておくというのが現実的な対処法となるでしょうか?
運動療法・物理療法

筋膜の厚みは柔軟性に関連するのか?

今回は筋膜の厚みは柔軟性に関連するのかどうかを明らかにした研究論文をご紹介させていただきました. 今後もこういった基礎研究の積み重ねで筋膜に関する知見が明らかにされることを期待したいですね.
運動療法・物理療法

筋力トレーニング?筋力エクササイズ?筋肉トレーニング?筋肉エクササイズ?

今回は筋力トレーニング?筋力エクササイズ?筋肉トレーニング?筋肉エクササイズ?のうちどのような表現が一般的なのかについて考えてみました. 自分が普段使わない表現を目にするとなんだか違和感を感じてしまいますよね. どの表現が正しいのかは分かりませんが,言葉の持つ意味を十分に理解したうえで言葉を正しく選択したいものです.
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運動を実践できない理由に関する興味深い調査結果紹介

今回は運動を実践できない理由に関する興味深い調査結果をご紹介させていただきました. やはり年代や症例毎の特徴によって運動を実践できない理由は異なるというのが興味深いですね. こう考えるとわれわれ理学療法士・作業療法士もクライアントの個別性を考慮したうえで運動指導を行う必要がありそうですね. 運動指導を行ううえで1つのヒントになりそうな内容ですね.
運動療法・物理療法

ジムでのトレッドミルを使ったウォーキングよりも自分の好きなペース,好きな環境でのウォーキングの方が効果が高い?

今回はジムでのトレッドミルを使ったウォーキングよりも自分の好きなペース,好きな環境でのウォーキングの方が効果が高い可能性を示唆する研究論文をご紹介させていただきました. ジムのトレッドミルでウォーキングするより,自分のペースで好きな環境で歩くことは,総エネルギー消費量が同じでも生理的なストレスが少なく,自覚的な努力も低く楽しく運動できるというのは興味深いですね.
運動療法・物理療法

理学療法士・作業療法士が歩行介助の際に知っておきたいライトタッチの部位が姿勢安定性に与える影響

今回はライトタッチの部位が姿勢安定性に与える影響について調査した研究論文をご紹介させていただきました. 興味深いのは足よりも肩へのライトタッチで姿勢安定化反応が増加したといった点です. 立位や歩行動作を足関節を支点とする逆振り子であると想定した場合に,肩までの回転半径が長いため肩の位置への刺激強度が大きくなるためと推測されます. 理学療法士・作業療法士が歩行介助を行う際にも参考にできる結果ですね.
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筋力トレーニングだけでも脂肪は燃焼する?

今回は筋力トレーニングだけでも脂肪は燃焼するのかどうかを明らかにした研究論文をご紹介させていただきました. 今回の結果から考えると筋力トレーニング単独でも体脂肪を減少させる効果があるということになりますね. これは理学療法士・作業療法士が原力を目的とした運動指導を行ううえでも生かせる結果ですね.
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ブリッジ運動を行う場合にはこんな代償動作に注意しよう

今回はブリッジ運動を行う際に注意すべき代償動作について考えてみました. たかがブリッジ運動,されどブリッジ運動です. 方法を少し変えるだけでも得られる効果は異なるものとなります. 運動の目的を考慮した上で代償運動に注意した方法を指導できるとよいですね.
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長期にわたって拘縮予防で税金使っていいの?

今回は長期にわたって拘縮予防で税金使っていいのかを考える上で一つの参考になる研究論文をご紹介させていただきました. 悩ましい結果ですね. ただこの論文内における「ストレッチ」というのは,理学療法士・作業療法士が行う他動的な関節可動域運動ではなく,ギプス固定やポジショニング等によるストレッチも含まれているといった点に注意が必要です.
運動療法・物理療法

病棟で歩行練習・日常生活動作練習を行って他職種にアピールしよう

今回は病棟で歩行練習・日常生活動作練習を行って他職種にアピールしようといったお話でした. 病棟での練習は大切ですがただただ毎日病棟で散歩をすればよいというものでもありません. 理学療法士・作業療法士は目的を明確にした上で病棟での練習とリハビリテーション室での練習をうまく使い分けてプログラムを組めるとよいですね. 時間が無いから今日は病棟でなんてやり方はあまり勧められませんね…
運動療法・物理療法

むやみに筋トレしても無意味?血清アルブミンが4.1g/dl未満は筋トレ効果が限定的に

今回は血清アルブミンが4.1g/dl未満は筋トレ効果が限定的になることを示唆する研究論文をご紹介させていただきます. 血清アルブミン値が4.1g/dl未満は筋トレ効果が低いといった結果ですね. この血清アルブミン値が4.1g/dl未満というのは術後の方はかなりの方が該当する気がします. いまさらですがレジスタンストレーニングより栄養を重要視しないとむやみにレジスタンストレーニングを行っても結果は見えているということでしょうね.
運動療法・物理療法

関節負荷の少ないスクワットの方法が明らかに

小さな関節負荷で筋力トレーニングを行うには,中程度のスタンスかつ足部中間位でのスクワットが推奨される可能性がありますね. 今回の研究のポイントは大腿四頭筋力と大殿筋力を維持しながら内側膝関節接触力が少ないスクワットの方法が検討されている点ですね. 臨床に汎化できる素晴らしい研究ですね.
運動療法・物理療法

腹部マッサージは消化管機能の向上に有効なのか?

今回は腹部のマッサージが消化管機能の向上に有効なのかどうかを検討した研究論文をご紹介させていただきました. 今回の論文はメタアナリシスまで実施されておりませんので,その効果に関して結論付けることは難しいですが,今後さらに研究がすすめられることを期待したいですね.
運動療法・物理療法

Anatomy TRAINSの弊害

今回はAnatomy TRAINSの弊害について考えてみました. 理学療法士・作業療法士がAnatomy TRAINSに記されている筋膜のつながりを理解することは運動療法の幅を広げる上で意味があると思いますが,筋膜のつながりのみに固執して基本的な解剖学・運動学の知識を蔑にしてしまうとよい結果にはつながりません. 視野を広く持つことが重要でしょうね.
運動療法・物理療法

フォームローラーによるマッサージが対側下肢の柔軟性も改善させる?

今回はフォームローラーによるマッサージが対側下肢の柔軟性も改善させる可能性を示唆する研究論文をご紹介させていただきました. これは非常に興味深い結果ですね. 対側においても可動域が改善し,その機序として感覚入力の変化といったメカニズムが考えられるといった話です. これが本当であれば著者らも記載しているように遠隔からの介入が可能となりますね.
運動療法・物理療法

ストレッチングで筋疲労が回復するというのは迷信?

今回はストレッチングによる疲労回復効果を検討したシステマティックレビュー論文をご紹介させていただきました. 今回の結果から考えるとストレッチングは休息と比べて回復を促進する効果はなく,回復目的で行うことを推奨することは誤解を招く恐れがある可能性があります. 残念ながら現在のところストレッチングによる疲労回復の効果は確認できないといった結果ですね.
運動療法・物理療法

健康を維持するためには身体活動量だけでなく活動強度にも着目する必要がある?

今回は健康を維持するためには身体活動量だけでなく活動強度にも着目する必要があることを示唆させる研究論文をご紹介させていただきました. 今回の研究結果から考えると,トータルの身体活動量のみならず,座位のような不活動時間と中等度~高強度の身体活動に着目して運動指導を行うことが重要なポイントになりそうですね.
運動療法・物理療法

高齢者が筋力トレーニングを行って本当に筋肉量は増えるの?

今回は高齢者が筋力トレーニングを行って本当に筋肉量は増えるのかどうかを明らかにした研究論文をご紹介させていただきました. これは興味深いですね. 脳卒中症例においても筋力トレーニングを行うことで,筋量は増加すること,また筋量の増加と関連する要因として入院期間とタンパク質摂取量がポイントになるようですね.
介護予防

認知症例に対する運動療法における高強度の運動療法は悪影響?

今回は認知症例に対する運動療法における高強度の運動療法は悪影響なのか否かを示した研究論文をご紹介させていただきました. 理学療法士・作業療法士が認知症例に対して運動療法を行う場合には運動強度を考慮する必要があることを示唆する論文ですね. 高強度の運動療法は認知症例にとって有害な可能性がありますね.
運動療法・物理療法

座位時間が長いほど死亡率「増」日本人6万人以上を平均7.7年間追跡調査したデータを用いて

今回は座位時間が長いほど死亡率が増加することを示唆する研究論文をご紹介させていただきました. 理学療法士・作業療法士はなんちゃって管理者理学療法士・作業療法士を除いては座位時間は短いはずですよね. 理学療法士・作業療法士が身体活動に関する生活指導を行う上でも非常に参考になる結果ですね.
運動療法・物理療法

なぜフォームローラーによるマッサージが可動域や疼痛を改善させるかを考えるうえで重要な論文をご紹介

今回はなぜフォームローラーによるマッサージが可動域や疼痛を改善させるかを考えるうえで重要な論文をご紹介させていただきました. この研究結果から考えるとフォームローラーによる可動域や疼痛改善効果は組織の柔軟性改善というよりも脊髄の興奮性に起因するところが大きい可能性があります. 非常に興味深い結果ですね.
運動療法・物理療法

筋肉痛が出現しないと筋は肥大しないって本当?

今回は筋肉痛が出現しないと筋は肥大しないのかどうかを考えるうえで参考になる研究論文をご紹介させていただきました. この研究結果から考えると遅発性筋痛が出現しなくとも筋が肥大する可能性があるということになりますね. 理学療法士・作業療法士がクライアントに対して筋力トレーニング指導を行ううえで参考になる論文だと思います.
人工股関節全置換術

大腿筋膜張筋を効率的に伸張できる肢位は?

今回は大腿筋膜張筋を効率的に伸張できる肢位について調査した研究をご紹介させていただきました. 大腿筋膜張筋をストレッチする際には股関節回旋角度よりも膝関節屈曲角度を意識した方がよさそうですね.
運動療法・物理療法

ストレッチングが筋を肥大させるって本当なの?

今回はストレッチングが筋を肥大させるのかどうかを示した研究をご紹介させていただきました. 非常に興味深い研究ですね. 筋の肥大を目的としてストレッチングを行う場合には,ある程度の強度が必要であることが示唆されますね. ベッドレストのクライアントに対してあまり強い強度でストレッチングを行うことは難しいかもしれませんね…
運動療法・物理療法

頚部伸展筋群の効果的なストレッチング方法は?

今回は頚部伸展筋群の効果的なストレッチング方法を検討した研究論文をご紹介させていただきました. 頚部伸展筋は複数の筋で構成されておりますので,やはり筋毎に効果的なストレッチング肢位が異なるといった結果ですね. その結果,僧帽筋と頭板状筋は頚部屈曲と側屈を組み合わせたストレッチング, 肩甲挙筋は頚部側屈を含めたストレッチングが有効ということですね. 頸部伸展筋群のストレッチングの際にいかせる結果ですね.
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