運動療法・物理療法

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遠心性トレーニングは筋力のみならず柔軟性の改善にも有効?

今回は遠心性トレーニングが筋力のみならず柔軟性の改善にも有効である可能性を示唆する興味深い論文をご紹介させていただきました. 遠心性トレーニングでは筋力に加え柔軟性にも改善が得られるというのは一石二鳥ですね. 遠心性トレーニングと求心性トレーニングのそれぞれの利点・欠点を踏まえた上でうまく使い分けることが重要になるでしょうね.
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フォームローリングは関節可動域改善に有効?長期効果を検討したシステマティックレビュー論文紹介

今回はフォームローリングが関節可動域改善に有効かについて長期効果を検討したシステマティックレビュー論文をご紹介させていただきました. 長期的にみても関節可動域の改善効果はありそうですね. フォームローリングは自主トレーニングとしても指導しやすいので,こういった結果を日々の臨床における運動指導に活かせるとよいですね.
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スクワットの種類が大腿四頭筋の筋活動に与える影響

今回はスクワットの種類が大腿四頭筋の筋活動に与える影響を明らかにした研究論文をご紹介させていただきました. スクワットも方法によってこれだけ筋活動が異なるのですね. スクワットを行う際には筋活動はもちろんですが膝蓋大腿関節への力学的ストレスや脛骨の前方剪断力なんかも問題となります. さまざまな面を考慮して適切なスクワットの方法を選択できるとよいですね.
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高強度の筋力トレーニングが消化管障害を引き起こす?

今回は高強度の筋力トレーニングが消化管障害を引き起こす可能性を示唆する研究論文をご紹介させていただきます. この結果を考えると理学療法士・作業療法士も筋力トレーニングは諸刃の剣となり得ることを認識すべきですね. 息をこらえて行うような過度な運動負荷は消化管障害を引き起こす可能性がありますので注意が必要でしょう.
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筋肉痛の改善に振動付フォームローラーが有用?

今回は筋肉痛の改善に振動付フォームローラーが有用かどうかを明らかにした研究論文をご紹介させていただきました. 最近流行している振動付フォームローラーですが,現状では振動数が高いものでも,低いものでも同じ効果ということになりますね. いずれも十分な改善効果が得られておりますので,少し高価にはなりますが振動機能付のフォームローラーをクライアントについてもクライアントへ勧めるための1つの選択肢としてもよいでしょうね.
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筋トレを週に30~60分で死亡・疾病リスクが減少?

今回は筋力トレーニングを週に30~60分で死亡・疾病リスクが減少するといったお話でした. たかが筋力トレーニング,されど筋力トレーニングと言える結果ではないでしょうか?
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ウェイト・サイクリングは筋肉量の減少および筋力の低下と関連?

今回はウエイト・サイクリングが筋肉量の減少および筋力の低下と関連しているといった報告をご紹介させていただきました. 非常に興味深い結果ですね. この結果から考えると闇雲な減量やそれに伴うリバウンドはサルコペニアを引き起こす要因になる可能性がありますね. 理学療法士・作業療法士が減量指導を行う際にもこのあたりの知識は必須になりそうですね.
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重症患者を対象とした関節可動域運動やマッサージは意味があるのか?

今回は重症例を対象とした関節可動域運動やマッサージは意味があるのかどうかを明らかにした研究論文をご紹介させていただきました. 基礎研究でも他動運動を実施することによる筋委縮予防効果が多く報告されております. 実際の臨床場面でもICU入室中の重症例に対しては筋力トレーニングが実施できないことが多いわけですが,マッサージや多瞳運動が筋委縮予防につながるというのは非常に興味深いですね. このあたりをクライアントはもちろんですが他の医療従事者に啓発していくことも理学療法士・作業療法士の役割になるでしょうね.
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筋力トレーニングだけじゃなくストレッチにもCross education効果がある?

今回は筋力トレーニングだけじゃなくストレッチにもCross education効果があることを示唆する研究論文をご紹介させていただきました. 非常に興味深い結果ですね. 固定中であったり,術後疼痛が強くて多瞳運動を行えない場合には対側に高強度のストレッチングを行うことが患側の機能改善に結び付くかもしれませんね. ポイントは高強度といった点と,あくまで伸張耐性の変化によるところが大きく,筋のスティフネスを改善させるものではないといった点でしょうね.
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可動域改善にはストレッチングとフォームローリングのどちらが有益?

今回の結果から考えると可動域改善を目的としてストレッチングやフォームローリングを行う場合にはその効果に明らかな差はないということになると思います. 例えば何らかの問題で関節を可動させることが困難な場合にはストレッチングに代わってフォームローリングを用いることも可能だということになるでしょう.
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筋トレに有酸素運動を併用すると筋力レのみ行う場合と比較して筋肥大効果が落ちる?

今回は筋力トレーニングに有酸素運動を併用すると筋力トレーニングのみを行う場合と比較して筋肥大効果が落ちる可能性を示唆する研究論文をご紹介させていただきました. これは非常に興味深い結果ですね. 有酸素運動を併用すると筋力トレーニングの効果が落ちる可能性があるということ,またサイクリングよりもランニングで効果がの減少が顕著であるといった点は理学療法士・作業療法士がうんどう指導を行ううえでもおさえておきたいポイントですね.
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どうしてプラットフォームで寝かせてマッサージする理学療法士が多いのか?

今回はどうしてプラットフォームで寝かせてマッサージする理学療法士が多いのかについて考えてみました. プラットフォームをリハビリテーション室から完全に排除してはなんて話もありましたが,プラットフォームそのものは不要な物品ではないと思いますし,対象者によっては必要です. 問題なのは練習時間のバランスだと思います. コンディショニングが必要な場合もあるかもしれませんが,コンディショニングが理学療法時間の半分以上という場合にはプログラムを見直した方が良いかもしれませんね.
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スクワット運動時には視線位置の指導も重要

今回はスクワット中の視線位置の重要性を示唆する研究論文をご紹介させていただきました. 視線位置によって運動特性が変化するといった結果でしたね. 目的に応じて目線を変化させるというのも有用かもしれませんね.
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捻挫にRICE処置は古い?PEACEとLOVEが重要?

今回はRICE処置に代わるPEACE&LOVEについてご紹介させていただきました. 理学療法士・作業療法士も知識をアップデートしないといつまでのRICE処置だけをベースに仕事をしていると問題でしょうね. 新たに取り入れられた血瘤促進や患者教育の視点をもって対応に当たる必要がありますね.
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離床時間をどのくらいにすれば廃用症候群を予防できるの?

今回は離床時間をどのくらいにすれば廃用症候群を予防できるのかを考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 今回の結果から考えると廃用症候群予防のためには最低でも4時間以上,欲を言えば6時間以上の離床時間が必要であるということになりますね. 離床時間を考えるうえで参考になる論文ではないでしょうか?
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歩数は全ての疾病による死亡リスクに関連する?

今回はLancet論文から歩数は全ての疾病による死亡リスクに関連する可能性を示唆する研究論文をご紹介させていただきました. 全年齢で歩数が全ての疾病による死亡リスクと関連するというのは興味深いですね. もちろんさまざまな要因が交絡している可能性はありますが,こういった結果から見ても理学療法士・作業療法士が身体活動量を増加させるための啓発をすることが国民にとって有益なことは言うまでもありませんね.
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レッグカール運動の際には足関節は背屈位と底屈位のどちらが効果的?

今回はレッグカール運動の際には足関節は背屈位と底屈位のどちらが効果的かを考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 今回の結果から考えるとハムストリングスの収縮を考えるうえでは足関節肢位は背屈位と底屈位どちらでもあまり大差はないと言えるでしょうね.
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筋力トレーニングってどのくらいの頻度で行うのがベストなの?

今回は筋力トレーニングってどのくらいの頻度で行うのがベストなのかを考える上で有益なシステマティックレビュー論文をご紹介させていただきました. この結果から考えれば最低週2回というのが1つの基準になりそうですね.
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入院中のクライアントの身体活動量を増加させるために有効な介入のシステマティックレビュー論文

今回は入院中のクライアントの身体活動量を増加させるために有効な介入のシステマティックレビュー論文をご紹介させていただきました. こういった結果を考えると理学療法士・作業療法士もクライアントに対して単に「動きましょう」と指導をするのではなくて,行動変容理論に基づいた指導を行うことが望まれますね.
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理学療法士・作業療法士が介助の際にズボンを引き上げるのってどうなの?

今回は理学療法士・作業療法士が介助の際にズボンを引き上げるのってどうなのかといったお話でした. クライアントのズボンを引っぱってはならないというのが常識になればよいですね.
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運動に対するアドヒアランスを向上させるバディスタイルの介入効果

今回は運動に対するアドヒアランスを向上させるバディスタイルの介入効果を明らかにした研究論文をご紹介させていただきました. バディスタイルの介入を行った介入群の方が運動頻度が高いというのは興味深い結果ですね. 運動を継続させる1つの手法としてこういったバディスタイルを使った手法といのは理学療法士・作業療法士が介護予防事業というで運動を指導するうえで生かせそうな結果ですね.
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超音波ガイド下触診は触診スキルトレーニングのために有用?

今回は超音波ガイド下での触診が触診スキルトレーニングのために有用である可能性を示唆する研究論文をご紹介させていただきました. これは新しい視点ですね理学療法士・作業療法士養成校でも触診スキルのトレーニングを目的として超音波画像診断装置が導入されるのが一般的になっていくとよいですね.
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理学療法士・作業療法士の皆様はマッスルメモリーってご存じですか?

今回は理学療法士・作業療法士も知っておきたいマッスルメモリーについてご紹介させていただきます. これは理学療法士・作業療法士が若年者・中年者に向けて将来的なサルコペニアに備えてトレーニング指導を行う上で重要な情報になりそうですね.
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ストレッチは血流改善にも有効?

今回はストレッチは血流改善にも有効かどうかを考える上で有益な記事をご紹介させていただきました. ストレッチによって血流改善が得られるという結果は理学療法士・作業療法士にとっても心強いですね. また興味深いのはストレッチを行った下肢の血瘤のみならず,上腕の血流が増加しているといった点です. ストレッチングによって全身の循環が改善していることを示唆する結果です. 今後もこういった視点での研究が行われることが期待されますね.
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高齢者への書面での運動指導ではA4用紙で文字サイズはどのくらいがベスト?

今回は高齢者への書面での運動指導ではA4用紙で文字サイズはどのくらいがベストかについて考えてみたいと思います.
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ストレッチングが伸張していない筋の伸張性も改善する?

今回はストレッチングが伸張していない筋の伸張性も改善する可能性を示唆する研究論文をご紹介させていただきました. こういった結果をうまく応用すれば関節可動域運動が困難な固定期や疼痛が強くて可動域運動ができない場合には,対側をストレッチングすれば一定の効果が得られる可能性があります. これは理学療法士・作業療法士にとっても1つの意味のある引き出しになるのではないでしょうか?
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1日たった3秒間の筋力トレーニングでも筋力は向上する?

今回は1日たった3秒間の筋力トレーニングでも筋力は向上するのかどうかを明らかにした研究論文をご紹介させていただきました. たった3秒間の筋力トレーニングでも筋力が向上するというのは興味深いですね. また遠心性トレーニングが求心性トレーニングや等尺性トレーニングよりも筋力トレーニングの効果が高いというのもポイントですね.
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ダイエットに役立つスプーンの大きさに関する研究論文紹介

今回はダイエットに役立つスプーンの大きさに関する研究論文を紹介させていただきました. スプーンのサイズを小さくすることがダイエットにつながるかもしれないといった非常に興味深い結果ですね.
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フォームローラーマッサージはリカバリーよりもアップで使うべし

今回はフォームローラーマッサージはリカバリーよりもアップで使うべきであることを示唆する研究論文をご紹介させていただきました. 非常に興味深い結果ですね. フォームローラーの使用は運動後のリカバリー目的よりも運動前のアップ目的での使用が有用性が高いといった結果ですね.
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新型コロナのワクチン接種後に運動をすると副反応が増強させることなく抗体反応を増加させる?

今回は新型コロナのワクチン接種後に運動をすると副反応が増強させることなく抗体反応を増加させることを示唆する研究論文をご紹介させていただきました. あくまで動物実験の結果ではありますが,軽度~中等度の運動を90分間行うことで副反応を伴わずに摂取後4週間での抗体反応を増加させることが示唆されるといった結果ですね. これが本当であれば運動を制限するというよりはむしろ運動を推奨する必要があるということになりますね.
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