介護予防 高齢者の転倒を予防するためには活動量を増やした方が良い?増やしすぎない方が良い? 今回は高齢者の転倒を予防するためには活動量を増やした方が良いのか,増やしすぎない方が良いのかを考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 今回の結果から考えるとフレイルの有無に関わらず身体活動量を増加させることが骨折や転倒の予防に結び付く可能性が示唆されますね. われわれの印象とは異なり身体活動量の増加は直接的には転倒リスクに結びつかないということになりますね. 2022.10.28 介護予防
運動療法・物理療法 長時間の座位で浮腫は増強する?浮腫は歩行で改善する? 今回は姿勢・動作と下肢の浮腫を考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 2時間の着席で下肢の浮腫が増強し,下肢の浮腫を改善する為には20分以上の歩行が必要であったというのは興味深いですね. やはり姿勢変換を含めた動作指導が重要であることを改めて感じさせる結果ですね. 2022.10.27 運動療法・物理療法
変形性股関節症 変形性股関節症例に対する装具療法の効果は? 今回は変形性股関節症に対する股関節装具の有効性を明らかにした研究論文をご紹介させていただきました. 股関節装具ってやはり装着時の不快感が大きい印象があります. 不快感を減じたうえで疼痛を軽減するような装具が開発されることを期待したいですね. 2022.10.27 変形性股関節症
働き方 理学療法士・作業療法士がクライアントの爪切りを行っても大丈夫なの? 今回は理学療法士・作業療法士がクライアントの爪切りを行っても大丈夫なのかどうかについて考えてみました. 現状では爪そのものや爪の周囲に異常が無く,糖尿病のように専門的な管理を必要とする場合以外には理学療法士・作業療法士が利用者の爪切りを行っても問題にはなりそうにないですね. もちろん基本的な正しい爪切りの方法についてきちんと勉強したうえで実施する必要はあるでしょうね. 2022.10.26 働き方
変形性膝関節症 大殿筋・中殿筋・大腿四頭筋どの筋の筋力低下が変形性膝関節症を進行させる? 今回は大殿筋・中殿筋・大腿四頭筋どの筋の筋力低下が変形性膝関節症を進行させるのかを考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. これは非常に面白い結果ですね. この結果から考えると中殿筋の筋力低下が内側膝関節圧縮力を増加させ,大腿直筋の過緊張は内側・外側の膝関節圧縮力を増加させることになりますね. 臨床に活かせる結果だと思います. 2022.10.26 変形性膝関節症
運動療法・物理療法 遠心性トレーニングも高頻度低負荷で効果が得られる?低頻度高負荷が必須? 今回は遠心性トレーニングも高頻度低負荷で効果が得られるのかどうかを考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 少ない回数でも毎日という高頻度で伸張性収縮を用いた筋トレ行うことが効率的に筋力・筋量の増加につながることが示唆される結果ですね. こういった結果を高齢者のリハビリテーションにそのまま当てはめるのは乱暴かもしれませんが,こういった結果を考えると365日体制でのリハビリテーションにも意味があるものと思われますね. 2022.10.25 運動療法・物理療法
肩関節 前鋸筋を効率的に活動させるためのpush upエクササイズのコツは? 今回は前鋸筋を効率的に活動させるためのpush upエクササイズのコツを考えるうえで役に立つ論文をご紹介させていただきました. 今回の結果から考えると前鋸筋をターゲットにしてpush upエクササイズを行う際には肩関節外旋位が効率的と考えることができると思います. 2022.10.25 肩関節
介護予防 嗅覚・味覚障害がサルコペニア・フレイルと関連 今回は嗅覚・味覚障害がサルコペニア・フレイルと関連する可能性を示唆する研究論文をご紹介させていただきました. やはり嗅覚・味覚障害があると食欲低下,低栄養に陥り,サルコペニアやフレイルが進行してしまうということでしょうか… こう考えると理学療法士・作業療法士も高齢者の嗅覚・味覚障害に留意する必要がありますね. 2022.10.24 介護予防
人工股関節全置換術 人工股関節全置換術が膝関節負荷に及ぼす影響は? 今回は人工股関節全置換術が膝関節負荷に及ぼす影響を考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 今回の結果から考えると人工股関節全置換術後には同側の膝関節のみならず,対側の膝関節にも影響が及ぶということを知っておく必要がありますね. 2022.10.24 人工股関節全置換術
脳卒中 パーキンソン病症例のすくみ足に対する効果的な介入は?システマティックレビュー論文紹介 今回はパーキンソン病症例のすくみ足に対する効果的な介入を考えるうえで参考になるシステマティックレビュー論文をご紹介させていただきました. 今回の結果から考えると一律にこの介入が有効とは言えない状況のようですね. すくみ足の誘因を熟考した上で誘因に対する対策をしてくという方策が必要でしょうね. 2022.10.23 脳卒中
働き方 理学療法士・作業療法士の心が壊れる職場の特徴 今回は理学療法士・作業療法士の心が壊れる職場の特徴について考えてみました. 仕事で心が壊れてしまうのは悲しいです. 心が壊れてしまいそうになったら早く逃げ出すことも考えて方がよいですね. 2022.10.23 働き方
働き方 理学療法士・作業療法士の職場のこんないいところ 今回は理学療法士・作業療法士の職場のこんないいところと題して,うらやましい理学療法士・作業療法士の職場の良いところについて考えてみました. 今回ご紹介したポイントはいわゆる福利厚生というところですが,福利厚生がしっかりした病院ってやっぱり働きやすいです. 2022.10.22 働き方
腰部 骨盤のランドマークの非対称性を評価することに何の意味があるのか? 今回は骨盤のランドマークの非対称性の評価に関して考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. やはり予想通りではありますが骨盤のランドマークの非対称性の評価そのものの信頼性が高くないといった結果ですね. 信頼性が低い左右差を取り上げて右が高いとか歪んでいるといった議論をしてもそこから何も生まれないはずですね. 2022.10.22 腰部
働き方 何を始めても続かない理学療法士・作業療法士の特徴 今回は何を始めても続かない理学療法士・作業療法士の特徴について考えてみました. 継続できないと自分はダメだと思ってしまいがちですが,継続するためにはコツと工夫が重要です. 理学療法士・作業療法士の皆様もぜひ継続する力をつけて成果をどんどん出していきましょう. 2022.10.21 働き方
人工股関節全置換術 THA例に対する理学療法は不要? 今回はTHA例に対する理学療法は不要かどうかを考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 非常に残念な結果ですが理学療法は不要といわれても仕方のない結果ですね. やはりアウトカムを考慮したうえで理学療法の意義を示していく必要があります. 2022.10.21 人工股関節全置換術
足関節周囲外傷 Kager fat padの動態に関する重要な知見 今回はKager fat padの動態に関する重要な知見を示した研究論文をご紹介させていただきました. これは非常に興味深い結果ですね. 遠位部とその他では動態が異なるといった点は臨床上も非常に重要なポイントになりそうですね. 今後さらなる研究が期待されますね. 2022.10.20 足関節周囲外傷
足関節周囲外傷 外反母趾に有効な運動は?タオルギャザーより有効な運動がある? 今回は外反母趾に対する有効な運動を考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. ショートフットエクササイズは足趾を屈曲させずに 「足を短く」 するように動かすことで,タオルギャザーのような足趾屈曲運動よりも内在筋強化に効果的であるとされています. 今回の結果から考えるとショートフットエクササイズは母趾外転筋の強化,内側縦アーチの落ち込みを予防するために有効と考えられますね. 2022.10.20 足関節周囲外傷
人工膝関節全置換術 TKA後の鵞足部痛にも要注意 今回は人工膝関節全置換術後の鵞足部痛について調査した報告をご紹介させていただきました. 20人に1人ですから割合としてはそんなに多くありませんが保存的治療が有効であるだけにTKA後の鵞足部痛こそ理学療法士の腕の見せ所ですね. 2022.10.19 人工膝関節全置換術
運動療法・物理療法 急性期病院でクライアントの身体活動量を増やすための方策 今回は急性期病院でクライアントの身体活動量を増やすための方策を考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 結局のところ理学療法士・作業療法士がどのくらいの時間を関われるかですが,こういった結果を見ると理学療法士・作業療法士の関わりというのはたったの1%にすぎないわけですね. いかに理学療法士・作業療法士が関わらない場面での身体活動量を増加させるかが重要になりそうですね. また今回の結果から考えると看護師の関わる時間が長いわけですから看護師との連携も必須となりそうですね. 2022.10.19 運動療法・物理療法
働き方 理学療法士・作業療法士の嫌いな仕事 今回は理学療法士・作業療法士の嫌いな仕事について考えてみました. やっぱり書類業務とか掃除ってあまり進んでやりたいと思う方はいませんよね. しかしながら書類業務や掃除といった業務があるからこそクライアントにリハビリテーションサービスを提供できるわけですから,こういった業務を丁寧にこなすことも重要ですね. 2022.10.18 働き方
人工股関節全置換術 人工股関節全置換術例の歩行時の股関節伸展不足を改善するには? 今回は人工股関節全置換術例の歩行時の股関節伸展不足を改善するためにヒントとなる論文をご紹介させていただきました. 人工股関節全置換術後の歩行立脚終期の股関節伸展不足を改善するためには,股関節伸展可動域の改善に加えて股関節伸展パワーを改善させる必要があるといった結果ですね. 2022.10.18 人工股関節全置換術
介護予防 片脚起立が10秒できるかどうかが死亡率と関連? 今回は片脚起立が10秒できるかどうかが死亡率と関連するといったお話でした. たかが片脚起立,されど片脚起立ですね. この結果から考えても片脚起立検査を行う際には10秒を1つの目安としてもよいのかもしれませんね. 2022.10.17 介護予防
脳卒中 脳卒中片麻痺症例の反張膝に対する固有感覚トレーニングの有用性 今回は脳卒中片麻痺症例の反張膝に対する固有感覚トレーニングの有用性を示した研究論文をご紹介させていただきました. 脳卒中片麻痺症例の反張膝に対するトレーニングとして知っておいて損はない結果ですね. 具体的な介入方法についても確認しておくとよいでしょう. 2022.10.17 脳卒中
学会発表・論文投稿 RCTにおける対照群設定の問題 今回は無作為化比較試験における対照群設定について考えてみました. 予想通り通常のケアに関する一貫性が欠けているといった結果でしたね. リハビリテーションや理学療法の場合には標準が何なのかが不明確な場合が多いと思います. 正直言って無作為化比較試験って対照群次第でいくらでも介入効果って出せちゃう気がします. そういった意味ではRCTを行う場合には対照群におけるプログラムを明記することが重要になるでしょうね. 2022.10.16 学会発表・論文投稿
働き方 リハビリテーション実施計画書に作業療法士が無断代筆 今回は注意喚起のためにリハビリテーション実施計画書の無断代筆の問題についてご紹介させていただきました. 理学療法士・作業療法士の皆様も注意してください. 2022.10.16 働き方
働き方 理学療法士・作業療法士が成長できる環境とは? 今回は理学療法士・作業療法士が成長できる環境について考えてみました. 理学療法士・作業療法士として成長するためには若いうちは特に働く環境って重要だと思います. 今の職場で働き続けても成長できる気がしないという方は早めに職場を変えることを考えるのも1つだと思います. 時間だけが経過していつの間にか同級生と圧倒的な差がついてしまったということにならないように… 2022.10.15 働き方
脳卒中 脳卒中片麻痺症例に対する長下肢装具を用いた前型歩行トレーニングの効果 今回は脳卒中片麻痺症例に対する長下肢装具を用いた前型歩行トレーニングの効果を考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 歩行における倒立振子モデルを再現しつつ実施する前型歩行トレーニングは歩行能力改善に有効だといった結果ですね. 長下肢装具を使用するだけではなくて歩行トレーニングの方法も重要だということですね. 2022.10.15 脳卒中
略語集・英語表記 意外と知らない理学療法士・作業療法士が使う医療用語の発音 今回は意外と知らない理学療法士・作業療法士が使う筋の発音について確認をさせていただきました. 普段使っていたもので間違っていたものが無かったですか? 自身が無い時には日本語で表現した方が恥ずかしくないですよ… 2022.10.14 略語集・英語表記
変形性膝関節症 3軸加速度計で変形性膝関節症例のバラススラストを評価できる? 今回は3軸加速度計を使用して変形性膝関節症例のバラススラストを評価できる可能性を示唆する研究論文をご紹介させていただきました. 非常に興味深い結果ですね. 今回得られた指標でバラススラストが評価できれば,理学療法士の介入がバラススラストの改善に有効かどうかといった介入研究にもつながりますね. こういった今後の介入研究に生かされることが望まれますね. 2022.10.14 変形性膝関節症
働き方 理学療法士・作業療法士が爆速でカルテ記録をするコツ 今回は理学療法士・作業療法士が爆速でカルテ記録をするコツをご紹介させていただきますした. クライアント対応にカルテ記録に書類作成にと理学療法士・作業療法士の仕事って多いですよね. カルテ記録をできるだけ時間をかけずに効率化できると自分の時間を作ることにもつながりますので早めに爆速でカルテ記録ができるスキルを身につけましょう. 2022.10.13 働き方