脳卒中 早期離床って意識障害の改善に有効なの? 今回は早期離床が意識障害の改善に及ぼす影響を明らかにした研究論文をご紹介させていただきました. 意識障害を合併した症例に対する早期離床って本当に意味があるのかななんて思ってしまいますが,今回の結果から考えると早期離床が意識障害の改善に有用な可能性がありますね. 粘り強く離床を繰り返すことが意識障害の改善につながると信じて離床を図っていくことが重要でしょうね. 2022.10.08 脳卒中
学会発表・論文投稿 理学療法士・作業療法士の学会あるある 今回は理学療法士・作業療法士の学会あるあるについて考えてみました. 早く対面学会が当たり前の日々が戻ってくると良いですね. 2022.10.08 学会発表・論文投稿
大腿骨近位部骨折 上肢骨折を合併した大腿骨近位部骨折例は在院期間が長い? 今回は上肢骨折を合併した大腿骨近位部骨折例は在院期間が長いのかどうかを明らかにした研究論文をご紹介させていただきました. 予想通りの結果ですね. 上肢骨折を合併すると使用できる歩行補助具も限定されますし,歩行練習を勧めるのが難しいのも実際です. 上肢骨折例こそPOPO等の部分免荷が行える歩行支援機器が役に立ちそうですね. 2022.10.07 大腿骨近位部骨折
変形性膝関節症 変形性膝関節症例に対する関節牽引って何度で行うのが効果的なの? 今回は変形性膝関節症例に対する関節牽引って何度で行うのが効果的なのかを明らかにした研究論文をご紹介させていただきました. 今回の結果から考えると除痛目的に関節牽引を行う際には屈曲90°,屈曲20°が効果的であるといった結果ですね. ADSやLachman testの関節角度と合わせて考えると覚えやすいですね. やはりloosse packed positionで関節牽引を行う必要があることを示唆する結果ですね. 2022.10.07 変形性膝関節症
学会発表・論文投稿 第11回日本支援工学学会学術大会に演題登録していないのに採択通知が… 今回の件は都道府県理学療法士学会,ブロック理学療法士学会,分科学会いずれにおいても協会の演題登録システムを利用している場合には,今年度の演題登録をした理学療法士に対して第11回日本支援工学学会学術大会に演題登録していないのに採択通知が送られてしまったようです. 2022.10.06 学会発表・論文投稿
肩関節 腱板損傷例には体幹筋トレーニングが必須? 今回は腱板損傷例には体幹筋トレーニングが必須である可能性を示唆する研究論文をご紹介させていただきました. 今回の結果から考えると腱板修復術後のリハビリテーションにおいては体幹筋群のトレーニングは必須になると言えるでしょうね. 2022.10.06 肩関節
理学療法評価 パルスオキシメーターでSpO2が測定できない時にはどうしたらいい? 今回はどういった場合にパルスオキシメーターで正しく測定ができないのか,その場合の対応について考えてみました. パルスオキシメーターは正しく数値が出ないこともけっこうあります. 経皮的酸素飽和度のみで呼吸状態を見るのではなくクライアントの呼吸数や呼吸のリズム,表情を確認しながら包括的に呼吸状態を評価できると良いでしょう. 2022.10.05 理学療法評価
足関節周囲外傷 short footエクササイズは本当に内側縦アーチの改善に有効なのか?システマティックレビューによる検討 今回はショートフットエクササイズは本当に内側縦アーチの改善に有効なのかどうかを明らかにしたシステマティックレビュー論文をご紹介させていただきました. 内側縦アーチの改善にはある程度のトレーニングの継続が必要だということですね. また内側縦アーチ改善におけるメカニズムを今後明確にしていく必要がありますね. 2022.10.05 足関節周囲外傷
働き方 理学療法士・作業療法士の職場はストレスが多い? 今回はなぜ理学療法士・作業療法士の職場はストレスが多いのかについて考えてみました. 理学療法士・作業療法士の仕事って素晴らしい仕事だと思います. ただ障害を抱えたクライアントのリハビリテーションをしている理学療法士・作業療法士自身がギリギリの状態で勤務していれば心の余裕も生まれません. 自分自身を労わるケアも忘れないようにしたいですね. 2022.10.04 働き方
介護予防 高齢者の身体活動量を増やすには外出時間よりも外出機会を増やすことが重要 今回は高齢者の身体活動量を増やすには外出時間よりも外出機会を増やすことが重要である可能性を示唆する研究論文をご紹介させていただきました. 今回の結果から考えると外出時間ではなく外出の頻度を増やすような身体活動指導が有効であると言えますね. 高齢者に対して身体活動量に関する指導を行う際には少しの時間でも外出する機会を設けるように指導を行うことが必要でしょうね. 2022.10.04 介護予防運動療法・物理療法
就職活動 理学療法士・作業療法士の働きやすい転職先6選 理学療法士・作業療法士の職場って本当に様々です. 仕事って1日の3分の1以上の時間を費やすことになりますので,できれば働きやすい職場で働けると人生も明るいものになりますよね. 今回は理学療法士・作業療法士が働きやすい職場の特徴について考えてみたいと思います. 2022.10.03 就職活動
人工膝関節全置換術 人工膝関節全置換術の新アプローチtrivector approachに対する理学療法のポイントは? 今回は人工膝関節全置換術のtrivector approachに対する理学療法のポイントを考えるうえで有用な論文をご紹介させていただきました. こういった新しいアプローチに対する理学療法を考えるうえでこういったデータは貴重ですね. trivector approachの特徴として内側広筋への侵襲は小さいと考えられますので,その点を踏まえて理学療法を展開していく必要がありますね. 2022.10.03 人工膝関節全置換術
働き方 理学療法士・作業療法士はゴミ保険に入りすぎ 今回はなぜ理学療法士・作業療法士はゴミ保険に入る人が多いのかについて考えてみました. せっかく汗水働いたお金をゴミ保険に捨ててしまうのはもったいないです. 2022.10.02 働き方
働き方 理学療法士・作業療法士の副業スタート5ステップ 今回は新たに副業を考えている理学療法士・作業療法士に向けて副業をスタートするうえでのポイントをご紹介させていただきました. 理想をかなえるためにはとにかく一歩を踏み出すことが重要です. どんな種類の副業があるのかを知ることも重要ですし,何より情報収集が重要です. 一歩踏み出してしまえばSNSを通じて協力者や仲間ができる場合もあります. 副業を考えておられる理学療法士・作業療法士の皆様,まずは一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか? 2022.10.02 働き方
働き方 質問しない新人理学療法士・作業療法士はやる気が無い? 今回は質問しない新人理学療法士・作業療法士はやる気が無いととらえられる件に関して考えてみました. 「質問しない=やる気がない」ではなく先輩理学療法士・作業療法士はなぜ新人理学療法士・作業療法士が質問ができないのかを考えたうえで,先輩理学療法士・作業療法士側から働きかけていくことが重要になるでしょうね. 今の世代は手取り足取り教えてあげないと質問待ちでは何も発展性はないでしょうね. 2022.10.01 働き方
変形性膝関節症 大腿四頭筋の等尺性収縮が膝蓋下脂肪体の動態に与える影響 今回は大腿四頭筋の等尺性収縮が膝蓋下脂肪体の動態に与える影響について調査した報告をご紹介させていただきました. 非常に興味深い研究ですね. こういった結果から考えると大腿四頭筋トレーニングで膝関節痛が改善するというのは膝蓋下脂肪体の動態に変化が生じることが一因かもしれませんね. 闇雲な筋力トレーニングはあまり意味を感じませんが大腿四頭筋を収縮させて膝蓋下脂肪体の動態を変化させることには大きな意味がありそうですね. 2022.10.01 変形性膝関節症
働き方 後輩泣かせ無能な先輩理学療法士・作業療法士の特徴 今回は後輩泣かせ無能な先輩理学療法士・作業療法士の特徴について考えてみたいと思います. 皆様も後輩理学療法士・作業療法士から無能な先輩理学療法士・作業療法士って陰で言われないようにしっかりと仕事をしましょう. 2022.09.30 働き方
変形性膝関節症 変形性膝関節症例の約20%が鵞足炎を合併している? 今回は変形性膝関節症例の約20%が鵞足炎を合併している可能性を示唆する研究論文をご紹介させていただきました. 実に変形性膝関節症例の5人に1人が鵞足炎を合併しているというのは驚きですね. 脛骨大腿関節の疼痛と決めつけず疼痛の原因をきちんと評価することが重要だと言える結果だと思います. 2022.09.30 変形性膝関節症
腰部 体幹筋群の強化にはプランクと両下肢挙上運動のどちらが有効? 今回は体幹筋群のトレーニングの使い分けを考えるうえで役に立つ論文をご紹介させていただきました. 非常に興味深い結果ですね. 今回の結果から考えるとプランクと下肢挙上運動をとってもそれぞれを目的に応じて使い分けることが重要になるでしょうね. 2022.09.29 腰部運動療法・物理療法
働き方 コロナ入院症例に疾患別リハビリテーションを行うと二類感染症患者入院診療加算を算定可能に 今回はコロナ入院症例に疾患別リハビリテーションを行うと二類感染症患者入院診療加算を算定可能になるといったお話でした. 今回の改訂によってCOVID-19に対するリハビリテーション診療にも大きな変化が見られそうですね. 2022.09.29 働き方
肩関節 肩関節外旋運動時の胸郭拡張制限が肩甲胸郭関節・肩甲上腕関節の運動に及ぼす影響 今回は胸郭の可動性が肩甲胸郭関節・肩甲上腕関節の運動に及ぼす影響を明らかにした研究論文をご紹介させていただきました. 当たり前ですが投球動作を考えるうえで胸郭の可動性は重要だという話ですね. 2022.09.28 肩関節
変形性股関節症 Trendelenburg徴候の改善には足部アライメントの改善が必要? 今回はさまざまな原因の中でも足部アライメントがTrendelenburg徴候に関連する可能性を示唆する報告をご紹介させていただきました. これは非常に興味深い結果ですね. 股関節外転筋力が強くなってもTrendelenburg徴候に改善が得られない症例においては,足部アライメントの改善を目的としたアプローチが必要であると言えるでしょう. 2022.09.28 変形性股関節症
運動療法・物理療法 リンパ浮腫に対してCPMは有効なのか? 今回はリンパ浮腫に対してCPMは有効なのかどうかを明らかにした研究論文をご紹介させていただきました. 今回の結果からいうとCPMに明らかな効果はないということになります. やはりリンパ浮腫の改善には自動運動が重要だということが認識できる結果だと思います. 2022.09.27 運動療法・物理療法
脳卒中 脳卒中症例に対する体幹トレーニングの効果は?システマティックレビュー論文紹介 今回は脳卒中症例に対する体幹トレーニングの効果を明らかにした研究論文をご紹介させていただきました. 今回の結果から考えると脳卒中症例に対する体幹トレーニングは体幹機能とバランス機能の改善には有効ですが歩行能力の改善に関してはその効果は不明であるといった結果であります. 興味深い結果ですが具体的な体幹トレーニングの内容が気になるところですね. 2022.09.27 脳卒中
働き方 既卒理学療法士・作業療法士転職あるある 今回は既卒理学療法士・作業療法士あるあるについてご紹介させていただきました. 中途採用の場合には,中途採用者ならではの悩みが付きまとうのも実際です. それまでの経験を活かして新しい職場でも職場に貢献できるとよいですね. 2022.09.26 働き方
人工股関節全置換術 股関節外転装具ってどこまで関節運動を制限できるの? 今回は股関節外転装具がどこまで関節運動を制限できるのかを明らかにした研究をご紹介させていただきました. これは非常に重要な結果ですね. 理学療法士・作業療法士も装具の屈曲角度以上に関節運動が起こるということを理解しておく必要がありますね. 2022.09.26 人工股関節全置換術
働き方 読みたくなる理学療法士・作業療法士のサマリ 今回は読みたくなる理学療法士・作業療法士のサマリについて考えてみました. 重要なのは読み手に配慮した書き方です. どんなに素晴らしい内容であっても読まれないと意味がありませんし,伝わらないと意味がありません. あなたのサマリがクライアントのその後のリハビリテーションの経過を左右するということを肝に銘じて,伝えるべき内容を簡潔に伝えられると良いですね. 私も十分にはできておりませんが… 2022.09.25 働き方
書籍紹介 2022年9月以降発刊の理学療法関連書籍5選 今回は2022年9月以降に発刊の理学療法関連のお勧め書籍を紹介させていただきました. 今月も良書が多く発刊されております. 理学療法士・作業療法士の皆様もこの機会に新たな学びに挑戦してみてはいかがでしょうか? 2022.09.25 書籍紹介
略語集・英語表記 ロンベルグ?ロンベルク?オーバー?オーベル?オベール? 今回は理学療法士・作業療法士が普段使っている用語の中で読み方がよくわからない用語について考えてみました. 今回のは正解かどうかはわかりませんがこう読むのが自然ではないかといった話です. 特に人名なので何が正解かわからないところもありますが… 2022.09.24 略語集・英語表記
働き方 訪問リハビリテーションってどうなの? 今回は実際のところ訪問リハビリテーションってどうなのかについて考えてみました. 現在のところ比較的優遇されている訪問リハビリテーションですが,看護師とリハビリテーション専門職の配置割合が今後変化する可能性や,対象者も要介護3以上に限定されるなんて話もあります. このあたりは情勢を見守るほかありませんが,それでも訪問リハビリテーションに魅力があって訪問リハビリテーションに携わりたいといった強い気持ちを持った理学療法士・作業療法士も多いかもしれませんけどね. 2022.09.24 働き方