運動療法・物理療法

運動療法・物理療法

ICUでの拘縮予防には意味がない?

今回はICUでの拘縮予防の意味を考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 今回の結果から考えると他動的な関節可動域運動の効果はあってもほんのわずかで各関節1日10分×2の介入であっても拘縮を予防することは難しいといった結果ですね. 残念な結果ですが事実を受け入れるしかありませんね.
運動療法・物理療法

座位での運動でも身体機能って改善するの?

今回は座位での運動でも身体機能って改善するのかどうかを考えるうえで参考になるSR論文をご紹介させていただきました. 今回の結果から考えると座位での運動であっても身体機能は改善する可能性がありますね.
運動療法・物理療法

フルスクワットとハーフスクワットどちらが筋肥大に有効?

今回はフルスクワットとハーフスクワットのどちらが筋肥大に有効なのかを考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 今回の結果から考えると大腿直筋とハムストリングスをターゲットとするのであればフルスクワットとハーフスクワットに大きな差はないということになりそうですが,他の下肢筋群もターゲットとするのであればフルスクワットの方が効果的ということになりますね.
運動療法・物理療法

フォームローラーによる即時的な効果は筋温上昇によるもの?

今回はフォームローラーによる即時的効果の機序を考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. これは興味深い結果ですね. フォームローリングによる即時的な効果は筋温上昇による可能性があるといった結果ですね.
運動療法・物理療法

身体活動によって学校の成績も向上する?

今回は身体活動によって学校の成績も向上するのかどうかを考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. この結果から考えると身体活動によって数学や言語の成績が向上する可能性があるということですね. こういった結果は理学療法士・作業療法士にとっても心強いですね.
運動療法・物理療法

入院中ってどのくらい歩けば心身機能改善を図れるの?

今回は入院中にどのくらい歩けば心身機能改善を図れるのかを考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. これは具体的な数値が示されており参考になる論文です. 身体機能改善を図るには1日あたり25分程度のゆっくりとした歩行が必要ということでしょうね. 廃用症候群の症例に対する関わりであっても2単位以上の関わりが必要であることが示唆される結果ですね.
運動療法・物理療法

足部をストレッチして肩関節可動域が改善するわけがない?

今回は間接治療の効果を考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 間接的な介入が流行しておりますがやっぱり解剖学・運動学的に考えて意味のある介入をしたいですね. 肩に機能障害を抱えるクライアントに足ばっかり触っても肩が良くなるわけはありません. しっかりと肩を診ましょう.
運動療法・物理療法

セット数,頻度,強度よりも運動継続期間が重要

今回は筋力トレーニングにおけるセット数,頻度,強度,運動継続期間を考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. こういった結果から考えるとセット数,頻度,強度にこだわるよりも長く継続できるような工夫を考えることの方が重要だということになりますね. 逆に考えると長期間継続できるセット数や強度を設定といった視点も重要になるかもしれませんね.
運動療法・物理療法

ICUにおける新しい理学療法

今回はICUにおける新しい理学療法の形を考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. これは興味深い結果ですね. 今回の結果から考えると振動療法を行うことでICUにおけるさまざまなアウトカムを改善できる可能性がありますね.
人工膝関節全置換術

股関節の肢位によって大腿直筋の活動はどのように変化するのか?

今回は股関節屈曲角度の相違が大腿直筋の活動に与える影響を紹介させていただきました. 高齢者を対象とした理学療法では大腿直筋ってむしろ過活動が問題となることが多いですよね. どのポジションで運動すれば大腿直筋が働きにくくなるのかを考えるうえでも参考になりそうな論文ですね. 股関節深屈曲位でのトレーニングが大腿直筋の活動を減じることにつながりそうですね.
運動療法・物理療法

ICUでの作業療法が90日後のFIM(運動)を改善

今回はICUにおける作業療法の効果を考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. この結果は嬉しいですね. やはり集中治療期から生活を見据えて作業療法士が介入することが有益である可能性がありますね. また認知面に対する介入というのもポイントになるでしょうね.
運動療法・物理療法

食後座位を取らないことがエネルギー消費を増やす

今回は食後座位を取らないことがエネルギー消費を増やすといった面白い研究結果をご紹介させていただきました. この結果から考えると食後に座位を取らずに積極的に立位を取ることでエネルギー消費量を増やすことができるということですね. 理学療法士・作業療法士がさまざまな生活指導にも活かせる結果ですね.
運動療法・物理療法

産後は早期の運動療法が推奨される?

今回は産後に早期の運動療法が推奨されるのかどうかを考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 今回の結果から考えても産後の運動は推奨されると考えられますね. 理学療法士による運動指導が診療報酬上でも評価される日が来るとよいですね.
運動療法・物理療法

筋トレ後のセルフマッサージの効果は馬鹿にできない

レビュー論文ですが非常に参考になる論文ですね. 最近はセルフマッサージといっても使えるツールも増えましたね. やはり最近流行のフォームローラーの使用が効果的であり,加えて振動機能のあるものを選ぶと良さそうですね. またテニスボールなどのボールを使ったセルフマッサージというのも有効ですね.
運動療法・物理療法

ギプス固定時の筋萎縮予防には対側の遠心性収縮が有効

今回はギプス固定時の筋萎縮予防には対側の遠心性収縮が有効である可能性を示唆する研究論文をご紹介させていただきました. Cross education効果というのは昔からありますが,受傷側の廃用予防を目的に非受傷側のトレーニングを行う場合には求心性トレーニングよりも遠心性トレーニングが有効な可能性がありますね.
運動療法・物理療法

静的ストレッチングを行う際には強度が重要

今回は静的ストレッチングにおける強度を考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 今回の結果から考えるとストレッチングを行う場合には強度を考慮する必要がありますね. また強度の高いストレッチングが筋力発揮をより抑制するのか否かについても今後の研究が俟たれますね.
運動療法・物理療法

体重管理には早朝の運動が良い?

今回は体重管理を目的として運動を実践する場合に適切な時間を考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 今回の結果から考えると運動を実践するなら早朝が良いということですね. 理学療法士・作業療法士が運動指導を行う時代も近いですね.
運動療法・物理療法

がん患者に対する運動療法の効果は?

今回はがん患者に対する運動療法の効果を考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 今回の結果からがんリハビリテーションは入院期間を短縮し,入院率の減少につながる可能性がありますね. がんリハビリテーションが今後も普及するとよいですね.
運動療法・物理療法

ダイエット(減量)に効果的なウォーキングを行うためにはシューズが重要

これだけ考えると履きつぶした靴を履いた方が消費エネルギー量が増えて,ダイエット(減量)に効果的であるとも考えられますが,先ほどのパンプスと同様に距骨下関節の回外運動等のマルアライメントが強くなることを考えれば,カウンターがしっかりとした新しい靴を履いてウォーキングを行うことが勧められます.
運動療法・物理療法

筋力トレーニングの効果に性差はあるのか?

今回は筋力トレーニングの効果に性差はあるのかを考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. こういった結果から考えるとやはり筋力トレーニングの効果には性差がありそうです. 筋力トレーニングの効果を考える際には性差を考慮する必要があるでしょうね.
運動療法・物理療法

マッサージガンの有効性に関するSR論文紹介

今回はマッサージガンの有効性に関するSR論文をご紹介させていただきました. 今回の結果から考えると可動域,柔軟性,回復に対する即時的な効果は得られそうですね. 目的に応じて適切に使用することが重要であると考えられる結果ですね.
運動療法・物理療法

リハビリ病棟でのパジャマ撲滅で本当にADLは上がるのか?

非常に興味深い結果ですね。 日本では大部分の回復期リハビリテーション病棟でパジャマから洋服へ着替える取り組みが当たり前になっているわけですが,今回の結果から考えるとパジャマ麻痺撲滅活動介入を行っても,対照群と比較して身体機能,ADL・IADLに差はないということですね. 残念ではありますが,こういった結果を見ると生活リハビリと称して理学療法士・作業療法士が更衣に関わるというのもどうなのかと思ったりしますね. もちろん評価で関わるのは良いですが,毎日介入する必要性があるかどうかは怪しいですよね.
運動療法・物理療法

ACL再建術後には筋力トレーニングによって再建靭帯にゆるみが生じるのか?

今回はACL再建術後には筋力トレーニングによって再建靭帯にゆるみが生じるのかどうかを考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. これは興味深い研究結果ですね. OKCトレーニングでも再建靱帯のルーズニングは生じないといった結果ですね. もちろん再建法の種類によってもこのあたりの結果は異なる可能性がありますので,そのあたりを十分に考慮する必要がありますね.
運動療法・物理療法

高齢入院患者への歩行トレーニングは有益?

今回は高齢入院患者への歩行トレーニングの有効性を考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 施設入所率には差が見られておりますが,残念ながら転倒発生や在院期間には差が無いといった結果ですね. 理学療法士・作業療法士の職域を拡大するためにもこういったデータが増えることが期待されますね.
運動療法・物理療法

これは意外…高血圧症の改善には等尺性収縮が有用?

これは非常に興味深い結果ですね. 現行ガイドラインでは血圧管理には有酸素運動が推奨されておりますが,今回の結果から考えると等尺性トレーニングが最も有効である可能性が示唆されますね. リスク管理を行ったうえでどのように等尺性トレーニングを導入するかがポイントになりそうですね.
運動療法・物理療法

重錘とマシンを使ったトレーニングでは筋力トレーニングの効果に差はあるのか?

今回は重錘とマシンを使ったトレーニングでは筋力トレーニングの効果に差はあるのかを考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 今回の結果から考えると重錘トレーニングもマシントレーニングも効果に差はないということになりますね. 同等の運動負荷であれば,環境に応じた方法を使用して筋力トレーニングを行えばどちらでも良いということになりそうですね.
運動療法・物理療法

脱水が筋力トレーニングに与える影響ってあるの?

今回は脱水が筋力トレーニングに与える影響を考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 脱水はリスク管理の側面から危険であることはもちろんですが,トレーニング効果にも影響を与えるということですね. 水分摂取をしっかりと促したうえでトレーニングを行う必要がありますね.
運動療法・物理療法

離床時間が4分増えれば0.12日入院期間が短縮

今回は離床時間を何分伸ばせばどのくらい入院期間が短縮できるのかを考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 非常に興味深い結果ですね. 数分でも離床時間を延長することが入院期間の短縮につながる可能性があると考えると理学療法士・作業療法士の介入にも価値があることが改めて実感できますね.
運動療法・物理療法

頸部に携帯型マッサージガンを使用して椎骨動脈乖離?

今回は頸部に携帯型マッサージガンを使用して椎骨動脈乖離を引き起こした症例に関する報告をご紹介させていただきました. 携帯型マッサージガンそのものが悪いということではないと思いますが,結局のところ使い方ですよね. 理学療法士・作業療法士も頸部へ介入する際には椎骨動脈乖離を引き起こす可能性について考慮する必要があるでしょう.
運動療法・物理療法

胸部手術前のリハビリテーションは呼吸筋トレーニングと有酸素運動どちらが有用?

今回は胸部手術前のリハビリテーションは呼吸筋トレーニングと有酸素運動どちらが有用なのかを考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 今回の結果から考えると呼吸筋トレーニングの方が有酸素運動よりも優勢ということですね. もちろん両方実施できれば言うことはありませんが,術前リハビリテーションって十分に時間を割けないことも多いと思いますので,そういった場合には呼吸筋トレーニングに重点を置いてリハビリテーションを実施することが有効と考えられますね. 臨床にも役に立つ結果だと思います.
タイトルとURLをコピーしました