肩関節

肩関節

上腕骨近位端骨折後のアウトカムとしてWolf-Motor-Function-Testが有用?

今回は上腕骨近位端骨折後のアウトカムとしてWolf-Motor-Function-Testが有用であることを示唆する研究論文をご紹介させていただきました. 結果からすれば上腕骨近位端骨折後のアウトカムとしてWolf-Motor-Function-Testが使えそうですね.
肩関節

振り子運動も方法を誤ると腱板修復術後の再断裂を引き起こす可能性が…

振り子運動も方法を誤ると腱板修復術後の再断裂を引き起こす可能性を示唆する研究論文をご紹介させていただきました. 振り子運動も運動範囲が大きくなりすぎると棘上筋の筋活動を誘発してしまう可能性がありますね. 理学療法士・作業療法士が振り子運動を指導する際には腱板筋群へのストレスを考慮した上で運動範囲をある程度抑える必要がありますね.
肩関節

三角筋後部線維を効率的に伸張するには?

今回は三角筋後部線維を効率的に伸張する肢位を明らかにした研究論文をご紹介させていただきました. 今回の結果から考えると屈曲90°における水平内転が最も効果的ということになりますね. 三角筋後部線維のストレッチングを行う上で非常に参考になる結果だと思います.
肩関節

Empty Can TestとFull Can Testって何が違うの?どう読むの?

今回はEmpty Can TestとFull Can Testとの相違と忘れないEmpty Can TestとFull Can Testの覚え方について解説させていただきました. 意外と奥が深いEmpty Can TestとFull Can Testですが,理学療法士・作業療法士もテスト毎の特徴を十分に理解したうえで使用できるとよいのでしょうね.
肩関節

上腕骨近位端骨折後のリハビリテーションにも課題志向型トレーニングが有用?

今回は上腕骨近位端骨折後のリハビリテーションにも課題志向型トレーニングが有用かどうかを明らかにした研究論文をご紹介させていただきました. 上腕骨近位端骨折後のリハビリテーションにおいても課題志向型トレーニングが有用だといった結果ですね. 職業のタスクを分割して必要な練習を繰り返してトレーニングすることが効率的な介入方法だと考えられますね. 課題志向型トレーニングのみならず機能トレーニングは別に必要でしょうけどね.
肩関節

無症候性腱板断裂症例と症候性腱板断裂症例では肩甲骨の動きに差がある?

今回は無症候性腱板断裂症例と症候性腱板断裂症例では肩甲骨の動きに差があることを示唆する論文をご紹介させていただきました. 同じ腱板断裂症例でも症状がある症例と無い症例では肩甲骨の動きや肩甲骨周囲筋の筋活動に相違があるということですね. この結果は介入の1つのヒントになるかもしれませんね.
肩関節

MRIが無い環境で腱板断裂を明らかにする方法

今回はMRIが無い環境で腱板変性を明らかにする方法についてご紹介させていただきました. 今回の結果からいうとPainful arc sign,Drop arm sign,infraspinatus muscle strength testの3つの検査が陽性で患者が60歳以上の場合には腱板全層断裂の可能性が高いと言えるでしょう. これは腱板断裂をスクリーニングする上で非常に有益な結果ですね.
肩関節

理学療法士・作業療法士必見 ADLに必要な肩関節可動域・肘関節可動域を明らかにしたシステマティックレビュー

今回はADLに必要な肩関節可動域・肘関節可動域を明らかにしたシステマティックレビュー論文をご紹介させていただきました. 肘関節は屈曲150°,肩関節は屈曲・外転130°が1つの目標になりそうですね. この論文はADL動作毎の角度も示されておりますので,ご興味のある方はフルテキストも確認してみてください.
肩関節

肩峰骨頭間距離(AHD)の狭小化=疼痛といった認識は危険

今回は肩峰骨頭間距離(AHD)の狭小化と疼痛との関連性を明らかにした研究論文をご紹介させていただきました. 肩峰骨頭間距離(AHD)の狭小化=疼痛ではないということですね. 考えてみれば当然かもしれませんが,理学療法士・作業療法士も肩峰骨頭間距離(AHD)の狭小化のみにとらわれず,さまざまな側面から肩関節のX線像を読影する必要がありますね.
肩関節

僧帽筋上部線維の活動を抑制したうえで前鋸筋を活動させるには?

今回は僧帽筋上部線維の活動を抑制したうえで前鋸筋を活動させるエクササイズを明らかにした論文をご紹介させていただきました. この論文における運動は僧帽筋上部線維の過活動を抑制しながら前鋸筋の活動を賦活できますので,肩峰下インピンジメントを回避するうえで有用な方法になりそうですね.
肩関節

ARCR後の腱板再断裂はいつ起こりやすい?再断裂を引き起こす要因は?

今回は理学療法士・作業療法士が再発予防に向けたARCR後の運動療法や日常生活指導を行う上で知っておきたい,ARCR後の腱板再断裂の発生時期,関連要因を調査した報告をご紹介させていただきました.
肩関節

理学療法士・作業療法士が「肩甲骨はがし」なんて言っているようでは…

今回は理学療法士・作業療法士が「肩甲骨はがし」なんて言っているようでは…といったお話でした. とてもキャッチーな言葉ではありますが,理学療法士・作業療法士が使う言葉ではないと思います. 一般の方向けに使うのであればまだしも,専門職間でこの言葉が共通言語になっているというのは残念ですよね.
肩関節

肩関節後方タイトネスおよび肩甲上腕関節内旋減少に対するストレッチング効果:システマティックレビュー

今回は肩関節後方タイトネスおよび肩甲上腕関節内旋減少に対するストレッチングの効果について明らかにした研究論文をご紹介させていただきました. 結果としてはクロスボディーストレッチングが即時的,短期的に中程度の効果量を認め,スリーパーストレッチングの効果は認められませんでした.
肩関節

肩甲骨回旋運動が腱板断裂例の症状に影響を与えることが明らかに

今回は腱板断裂例おける症状の有無に肩甲骨回旋運動が関連しているかもしれないといった研究論文をご紹介させていただきました. この結果を考えると無症候性の腱板断裂症例は肩甲上腕関節の機能不全を肩甲骨の上方回旋運動で代償していると考えられます. つまり腱板断裂症例における保存療法では肩甲骨の代償的な運動を獲得することが有益であると考えられます.
肩関節

肩関節痛に対してミラーセラピーは有効か?

今回は肩関節痛に対してミラーセラピーは有効か否かを明らかにした研究論文をご紹介させていただきました. 今回の結果から言えば疼痛に対する効果はともかく,筋出力に対する効果は非常に大きそうですね. 特に肩関節痛が長期化して「動かし方がわからない」といった訴えをされるような症例ではミラーセラピーを用いた運動は有効と言えるでしょう.
肩関節

理学療法士・作業療法士の皆様は拘縮肩と凍結肩の違いって説明できますか?今年度の日本肩関節学会で「拘縮肩」・「凍結肩」の定義が明らかに

理学療法士・作業療法士の皆様は拘縮肩と凍結肩の違いって説明できますか?今年度の日本肩関節学会で「拘縮肩」・「凍結肩」の定義が明らかに 理学療法士・作業療法士であれば「拘縮肩」とか「凍結肩」といった表現を耳にする機会は多いと思います ...
肩関節

凍結肩における動的な肩関節外転運動中の三角筋と肩腱板筋群との関連性

凍結肩における動的な肩関節外転運動中の三角筋と肩腱板筋群との関連性 理学療法士・作業療法士が肩腱板損傷例を対象として運動療法を行うにあたっては,肩関節のバイオメカニクスに関する理解が必須となります. 中でもアウターマッスルとしての三...
肩関節

女性の胸の大きさと肩こりには関連があるの?

女性の胸の大きさと肩こりには関連があるの? 昔から胸の大きい女性は肩がこりやすいなんて話がありますが,これって本当でしょうか? 今回は女性の胸の大きさと肩頸部痛との関連性を明らかにした論文をご紹介させていただきます. ...
肩関節

肩腱板が断裂していても症状がある人と症状が無い人がいるのはなぜ?

肩腱板が断裂していても症状がある人と症状が無い人がいるのはなぜ? 理学療法士・作業療法士であれば肩腱板断裂症例のリハビリテーションに携わる機会は多いと思います. でも肩腱板断裂症例って腱板が断裂していても無症候性のクライアントと,疼...
タイトルとURLをコピーしました