2022-10

働き方

理学療法士・作業療法士も知っておきたい「様」をつけちゃダメな時

今回は理学療法士・作業療法士も知っておきたい「様」をつけちゃダメな時についてご紹介させていただきました. 知らないと常識を疑われてしまいますので,このあたりは確実におさえておきたいですね.
肩関節

凍結肩に対する超音波療法の効果はいかに?

今回は凍結肩症例に対する超音波療法の効果を明らかにしたシステマティックレビュー論文をご紹介させていただきました. 凍結肩症例に対する疼痛改善,可動域改善に難渋することは少なくないと思います. 1つの打開策として超音波唇部温熱療法を追加するといった方法を知っておくとよいですね.
人工膝関節全置換術

TKAにおける駆血帯の使用は大腿四頭筋のタイトネスに関連するのか?

今回はTKAにおける駆血帯の使用は大腿四頭筋のタイトネスに関連するのかどうかを検討した研究論文をご紹介させていただきました. 今回の結果から考えると駆血帯の影響はあまり大きくなさそうですね.
変形性膝関節症

変形性膝関節症の関節圧縮力とX線重症度との関連

今回は変形性膝関節症の膝関節接触力とX線重症度との関連を明らかにした研究論文をご紹介させていただきました. 変形性膝関節症の膝関節接触力とX線の重症度は関連するが疼痛とX線の重症度には関連が無いといった結果でしたね. 変形性膝関節症の進行を考えるうえでは関節接触力に着目する必要がありますね. 一方で変形=疼痛・機能障害といった公式は成り立たない可能性がこの研究からも示唆されますね.
働き方

共感できる女性理学療法士・作業療法士あるある

今回は共感できる女性理学療法士・作業療法士あるあるについてご紹介させていただきました. 体格の小さい女性の理学療法士・作業療法士では対応が難しいこともあるかもしれませんが,一方で女性理学療法士・作業療法士でないと対応が難しいこともあるでしょう. このあたりはうまく役割分担をしてクライアントに最良のサービスが提供できるとよいですね.
変形性股関節症

股関節外転筋力が低下してもTrendelenburg徴候やDuchenne徴候は出現しない?

今回は股関節外転筋力が低下してもTrendelenburg徴候やDuchenne徴候は出現しない可能性を示唆する研究論文をご紹介させていただきました. 今回の結果から考えると股関節外転筋力が低下しても歩容や関節モーメントに変化はないという結果ですね. 股関節外転筋力は26~46%低下しておりますが,若年健常例が対象ですので高齢者だとどうですかね. また他の筋群での代償も気になりますね. ただこの結果から見てもTrendelenburg徴候・Duchenne徴候=外転筋力低下とはなりそうにないですね.
働き方

理学療法士・作業療法士の役職手当ってどのくらいが相場?

理学療法士・作業療法士が収入を上げるためにはさまざまな方法がありますが,その1つの方法として職場内で役職に就くといった方法が挙げられます. 役職に就けば役職手当がいただけますので,収入を上げることができます. ただ理学療法士・作業療法士の場合には責任ばかりが重くて,割に合った手当をもらえないなんて話も耳にします.
介護予防

高齢者の転倒を予防するためには活動量を増やした方が良い?増やしすぎない方が良い?

今回は高齢者の転倒を予防するためには活動量を増やした方が良いのか,増やしすぎない方が良いのかを考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 今回の結果から考えるとフレイルの有無に関わらず身体活動量を増加させることが骨折や転倒の予防に結び付く可能性が示唆されますね. われわれの印象とは異なり身体活動量の増加は直接的には転倒リスクに結びつかないということになりますね.
運動療法・物理療法

長時間の座位で浮腫は増強する?浮腫は歩行で改善する?

今回は姿勢・動作と下肢の浮腫を考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 2時間の着席で下肢の浮腫が増強し,下肢の浮腫を改善する為には20分以上の歩行が必要であったというのは興味深いですね. やはり姿勢変換を含めた動作指導が重要であることを改めて感じさせる結果ですね.
変形性股関節症

変形性股関節症例に対する装具療法の効果は?

今回は変形性股関節症に対する股関節装具の有効性を明らかにした研究論文をご紹介させていただきました. 股関節装具ってやはり装着時の不快感が大きい印象があります. 不快感を減じたうえで疼痛を軽減するような装具が開発されることを期待したいですね.
働き方

理学療法士・作業療法士がクライアントの爪切りを行っても大丈夫なの?

今回は理学療法士・作業療法士がクライアントの爪切りを行っても大丈夫なのかどうかについて考えてみました. 現状では爪そのものや爪の周囲に異常が無く,糖尿病のように専門的な管理を必要とする場合以外には理学療法士・作業療法士が利用者の爪切りを行っても問題にはなりそうにないですね. もちろん基本的な正しい爪切りの方法についてきちんと勉強したうえで実施する必要はあるでしょうね.
変形性膝関節症

大殿筋・中殿筋・大腿四頭筋どの筋の筋力低下が変形性膝関節症を進行させる?

今回は大殿筋・中殿筋・大腿四頭筋どの筋の筋力低下が変形性膝関節症を進行させるのかを考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. これは非常に面白い結果ですね. この結果から考えると中殿筋の筋力低下が内側膝関節圧縮力を増加させ,大腿直筋の過緊張は内側・外側の膝関節圧縮力を増加させることになりますね. 臨床に活かせる結果だと思います.
運動療法・物理療法

遠心性トレーニングも高頻度低負荷で効果が得られる?低頻度高負荷が必須?

今回は遠心性トレーニングも高頻度低負荷で効果が得られるのかどうかを考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 少ない回数でも毎日という高頻度で伸張性収縮を用いた筋トレ行うことが効率的に筋力・筋量の増加につながることが示唆される結果ですね. こういった結果を高齢者のリハビリテーションにそのまま当てはめるのは乱暴かもしれませんが,こういった結果を考えると365日体制でのリハビリテーションにも意味があるものと思われますね.
肩関節

前鋸筋を効率的に活動させるためのpush upエクササイズのコツは?

今回は前鋸筋を効率的に活動させるためのpush upエクササイズのコツを考えるうえで役に立つ論文をご紹介させていただきました. 今回の結果から考えると前鋸筋をターゲットにしてpush upエクササイズを行う際には肩関節外旋位が効率的と考えることができると思います.
介護予防

嗅覚・味覚障害がサルコペニア・フレイルと関連

今回は嗅覚・味覚障害がサルコペニア・フレイルと関連する可能性を示唆する研究論文をご紹介させていただきました. やはり嗅覚・味覚障害があると食欲低下,低栄養に陥り,サルコペニアやフレイルが進行してしまうということでしょうか… こう考えると理学療法士・作業療法士も高齢者の嗅覚・味覚障害に留意する必要がありますね.
人工股関節全置換術

人工股関節全置換術が膝関節負荷に及ぼす影響は?

今回は人工股関節全置換術が膝関節負荷に及ぼす影響を考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 今回の結果から考えると人工股関節全置換術後には同側の膝関節のみならず,対側の膝関節にも影響が及ぶということを知っておく必要がありますね.
脳卒中

パーキンソン病症例のすくみ足に対する効果的な介入は?システマティックレビュー論文紹介

今回はパーキンソン病症例のすくみ足に対する効果的な介入を考えるうえで参考になるシステマティックレビュー論文をご紹介させていただきました. 今回の結果から考えると一律にこの介入が有効とは言えない状況のようですね. すくみ足の誘因を熟考した上で誘因に対する対策をしてくという方策が必要でしょうね.
働き方

理学療法士・作業療法士の心が壊れる職場の特徴

今回は理学療法士・作業療法士の心が壊れる職場の特徴について考えてみました. 仕事で心が壊れてしまうのは悲しいです. 心が壊れてしまいそうになったら早く逃げ出すことも考えて方がよいですね.
働き方

理学療法士・作業療法士の職場のこんないいところ

今回は理学療法士・作業療法士の職場のこんないいところと題して,うらやましい理学療法士・作業療法士の職場の良いところについて考えてみました. 今回ご紹介したポイントはいわゆる福利厚生というところですが,福利厚生がしっかりした病院ってやっぱり働きやすいです.
腰部

骨盤のランドマークの非対称性を評価することに何の意味があるのか?

今回は骨盤のランドマークの非対称性の評価に関して考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. やはり予想通りではありますが骨盤のランドマークの非対称性の評価そのものの信頼性が高くないといった結果ですね. 信頼性が低い左右差を取り上げて右が高いとか歪んでいるといった議論をしてもそこから何も生まれないはずですね.
働き方

何を始めても続かない理学療法士・作業療法士の特徴

今回は何を始めても続かない理学療法士・作業療法士の特徴について考えてみました. 継続できないと自分はダメだと思ってしまいがちですが,継続するためにはコツと工夫が重要です. 理学療法士・作業療法士の皆様もぜひ継続する力をつけて成果をどんどん出していきましょう.
人工股関節全置換術

THA例に対する理学療法は不要?

今回はTHA例に対する理学療法は不要かどうかを考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 非常に残念な結果ですが理学療法は不要といわれても仕方のない結果ですね. やはりアウトカムを考慮したうえで理学療法の意義を示していく必要があります.
足関節周囲外傷

Kager fat padの動態に関する重要な知見

今回はKager fat padの動態に関する重要な知見を示した研究論文をご紹介させていただきました. これは非常に興味深い結果ですね. 遠位部とその他では動態が異なるといった点は臨床上も非常に重要なポイントになりそうですね. 今後さらなる研究が期待されますね.
足関節周囲外傷

外反母趾に有効な運動は?タオルギャザーより有効な運動がある?

今回は外反母趾に対する有効な運動を考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. ショートフットエクササイズは足趾を屈曲させずに 「足を短く」 するように動かすことで,タオルギャザーのような足趾屈曲運動よりも内在筋強化に効果的であるとされています. 今回の結果から考えるとショートフットエクササイズは母趾外転筋の強化,内側縦アーチの落ち込みを予防するために有効と考えられますね.
人工膝関節全置換術

TKA後の鵞足部痛にも要注意

今回は人工膝関節全置換術後の鵞足部痛について調査した報告をご紹介させていただきました. 20人に1人ですから割合としてはそんなに多くありませんが保存的治療が有効であるだけにTKA後の鵞足部痛こそ理学療法士の腕の見せ所ですね.
運動療法・物理療法

急性期病院でクライアントの身体活動量を増やすための方策

今回は急性期病院でクライアントの身体活動量を増やすための方策を考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 結局のところ理学療法士・作業療法士がどのくらいの時間を関われるかですが,こういった結果を見ると理学療法士・作業療法士の関わりというのはたったの1%にすぎないわけですね. いかに理学療法士・作業療法士が関わらない場面での身体活動量を増加させるかが重要になりそうですね. また今回の結果から考えると看護師の関わる時間が長いわけですから看護師との連携も必須となりそうですね.
働き方

理学療法士・作業療法士の嫌いな仕事

今回は理学療法士・作業療法士の嫌いな仕事について考えてみました. やっぱり書類業務とか掃除ってあまり進んでやりたいと思う方はいませんよね. しかしながら書類業務や掃除といった業務があるからこそクライアントにリハビリテーションサービスを提供できるわけですから,こういった業務を丁寧にこなすことも重要ですね.
人工股関節全置換術

人工股関節全置換術例の歩行時の股関節伸展不足を改善するには?

今回は人工股関節全置換術例の歩行時の股関節伸展不足を改善するためにヒントとなる論文をご紹介させていただきました. 人工股関節全置換術後の歩行立脚終期の股関節伸展不足を改善するためには,股関節伸展可動域の改善に加えて股関節伸展パワーを改善させる必要があるといった結果ですね.
介護予防

片脚起立が10秒できるかどうかが死亡率と関連?

今回は片脚起立が10秒できるかどうかが死亡率と関連するといったお話でした. たかが片脚起立,されど片脚起立ですね. この結果から考えても片脚起立検査を行う際には10秒を1つの目安としてもよいのかもしれませんね.
脳卒中

脳卒中片麻痺症例の反張膝に対する固有感覚トレーニングの有用性

今回は脳卒中片麻痺症例の反張膝に対する固有感覚トレーニングの有用性を示した研究論文をご紹介させていただきました. 脳卒中片麻痺症例の反張膝に対するトレーニングとして知っておいて損はない結果ですね. 具体的な介入方法についても確認しておくとよいでしょう.
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