大腿骨近位部骨折 大腿骨近位部骨折例における術後の筋量・筋力の変化 腸腰筋・大腿直筋の筋量変化が大きい? 今回は大腿骨近位部骨折例における術後の筋量・筋力の変化を明らかにした研究論文をご紹介させていただきました. 結果としては術後に中殿筋および小殿筋の筋肉量と筋力には有意な変化はなく,腸腰筋と大腿直筋は筋肉量と筋力ともに低下していたといった結果でした. 股関節屈筋群のトレーニングの必要性を示唆する結果ですね. 2022.06.15 大腿骨近位部骨折
変形性膝関節症 膝蓋下脂肪体の柔軟性改善のための徒手療法・物理療法の効果を検討した無作為化比較試験 今回は膝蓋下脂肪体の柔軟性改善のための徒手療法・物理療法の効果を検討した無作為化比較試験をご紹介させていただきました. 残念ながらネガティブな結果ではありますが,膝蓋下脂肪体の柔軟性を改善させるのは容易ではないことを示唆する内容ではないかと思います. 今後はもう少し長期的な介入研究報告が待たれますね. 2022.06.15 変形性膝関節症
足関節周囲外傷 どういった症例がアキレス腱再断裂を起こしやすいのか? 今回はどういった症例がアキレス腱再断裂を起こしやすいのかを明らかにした研究論文をご紹介させていただきました. ギプス固定による加療を行った症例の再断裂率が高いというのは興味深いですね. こういったデータをもとにわれわれ理学療法士・作業療法士も再断裂予防に向けた介入を行っていく必要がありますね. 2022.06.14 足関節周囲外傷
介護予防 ロングショートって?ショートステイって短期間の利用じゃないの? 今回は理学療法士・作業療法士が耳にすることの多いロングショートについて考えてみました. 相反するロングとショートという用語ですが,ロングショートステイを利用せざるを得ない方も多くいらっしゃいます. 理学療法士・作業療法士も元来のショートステイの意義とロングショートを利用する為の条件は頭に入れておきたいですね. 2022.06.14 介護予防
脊椎圧迫骨折 胸腰椎圧迫骨折後に腰痛が残存しやすい症例の特徴は? 今回は胸腰椎圧迫骨折後に腰痛が残存しやすい症例の特徴を明らかにした研究論文をご紹介させていただきました. 予想通り骨癒合不全があると腰痛が長期化しやすいということですね. 理学療法士・作業療法士も早期から骨癒合を妨げないような動作指導を行う必要がありますね. 2022.06.13 脊椎圧迫骨折
大腿骨近位部骨折 大腿骨転子部骨折例に対する骨接合術後の過度なスライディングの危険因子は? 今回は大腿骨転子部骨折例に対する骨接合術後の過度なスライディングの危険因子を明らかにした研究論文をご紹介させていただきました. いずれも理学療法で直接的に操作できる要因はありませんがこういった危険因子を考慮したうえで運動負荷を決定する必要がありますね. 2022.06.13 大腿骨近位部骨折
働き方 器の小さい理学療法士・作業療法士の特徴 今回は器の小さい理学療法士・作業療法士の特徴について考えてみました. 皆様も器が小さい理学療法士・作業療法士に成り下がらないように注意しましょう. 2022.06.12 働き方
就職活動 理学療法士・作業療法士が専門性を生かして他業種として働くには? 理学療法士・作業療法士の就職先と言えば病院や施設なんかがほとんどですよね. ただ最近は一般企業に入職する理学療法士・作業療法士も増えてきております. 理学療法士・作業療法士として病院に就職したものの,正直なところ高齢者の対応が自分には向かないなんて感じている理学療法士・作業療法士もいらっしゃると思います. そういった場合には他業種として働くというのも1つの方法だと思います. 2022.06.12 就職活動
臨床実習・国家試験 理学療法士・作業療法士養成校の講義1コマってお金にするといくらに換算されるの? 今回は理学療法士・作業療法士養成校の講義1コマってお金にするといくらに換算されるのかについて考えてみました. 学生の頃って1コマがいくらかなんて考えたこともありませんでしたし,早く授業が終わらないかなくらいないしか思っておりませんでしたが,こうやって考えてみると1コマあたりの学費というのもかなりの金額になるのですね. 理学療法士・作業療法士養成校に通学する学生さんは1コマを大切にしないといけませんね. また授業を提供する教員の立場からすると1コマあたりの単価を考えたうえで価値のある授業を提供する必要がりますね. 2022.06.11 臨床実習・国家試験
働き方 理学療法士・作業療法士・言語聴覚士向け新オンラインサービスTherapist TVがお勧め 今回は理学療法士・作業療法士・言語聴覚士のための動画配信サービスについて考えてみました. TherapisTVでは現在,申し込み日より2週間無料ですべてのコンテンツ・サービスが利用できるキャンペーンが行われております. ご興味がある方はまずは2週間無料で利用してみるとよいでしょう. 2022.06.11 働き方
就職活動 1~3年目の理学療法士・作業療法士が半年間で転職を成功させるには? 理学療法士・作業療法士というのは資格職ですので転職を繰り返しながらキャリアアップする方が多いです. 実は看護師や理学療法士・作業療法士といった医療従事者の1~3年目の離職率ってけっこう高くて,30~40%程度と言われております. 1~3年目の新人理学療法士・作業療法士だと転職は難しいかというと,そんなことはなくてむしろ若いからこそ転職に有利な側面もあります. 2022.06.10 就職活動
肩関節 Empty Can TestとFull Can Testって何が違うの?どう読むの? 今回はEmpty Can TestとFull Can Testとの相違と忘れないEmpty Can TestとFull Can Testの覚え方について解説させていただきました. 意外と奥が深いEmpty Can TestとFull Can Testですが,理学療法士・作業療法士もテスト毎の特徴を十分に理解したうえで使用できるとよいのでしょうね. 2022.06.10 肩関節
働き方 整形外科クリニックの昼休憩における理学療法士・作業療法士の時間の使い方 今回は整形外科クリニックの昼休憩における理学療法士・作業療法士の時間の使い方について考えてみました. 昼休憩の使い方もさまざまですが,ただただ談笑して時間が過ぎてしまうのはもったいないです. 理学療法士・作業療法士の皆様も自分に合った有効な時間の使い方ができるとよいですね. 2022.06.09 働き方
変形性股関節症 修正Clamshellエクササイズが有用? Clamshellエクササイズを指導する際には少し工夫することで股関節屈筋群の活動を抑制した上で中殿筋や深層外旋六筋のトレーニングを実施することができそうですね. 2022.06.09 変形性股関節症
働き方 理学療法士・作業療法士は結婚できない人が多い? 今回は理学療法士・作業療法士は結婚できない人が多いのかどうかについて考えてみました. 理学療法士・作業療法士が結婚できない原因についてさまざまな視点で考えてみましたが,一般的には理学療法士・作業療法士の結婚割合は高いです. 日勤が主体ですので看護師なんかと比較して離婚率も低い職種だと思います. 収入面が気になりますので,共働きが前提ではありますが,夫婦で協力すればある程度の経済水準の家庭を築くことができるでしょう. 2022.06.08 働き方
腰部 ADLに必要な腰椎の可動域って? 今回はADLと腰椎の可動域を考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 床から物を取る動作や,靴下をはく動作ではかなりの屈曲角度が必要であることが分かりますね. これらのADL動作を獲得するうえでは股関節の可動域と合わせて腰椎の可動域を改善させることが重要になりそうですね. 2022.06.08 腰部
働き方 理学療法士・作業療法士も知っておきたい 人に好かれる話の聞き方 今回は理学療法士・作業療法士も知っておきたい人に好かれる話の聞き方について考えてみました. 話の聞き方1つで相手の印象も大きく変わります. 皆様も人に好かれる話の聞き方を是非とも実践してみてください. 2022.06.07 働き方
変形性膝関節症 ステロイドと理学療法は変形性膝関節症例にとってどちらが費用対効果が高い? 今回はステロイドと理学療法は変形性膝関節症例にとってどちらが費用対効果が高いのかを明らかにした研究論文をご紹介させていただきました. 理学療法士にとっては心強い結果ですね. ただこの結果は2つの治療法の優劣を明確に示すものではありませんので,変形性膝関節症例の診療においては双方の治療法を選択肢として治療法を検討するが重要でしょうね. 2022.06.07 変形性膝関節症
働き方 理学療法士・作業療法士の国家試験浪人生が仕事をして単位の貸し借りしている施設があるって本当 今回は理学療法士・作業療法士の国家試験浪人生が仕事をして単位の貸し借りしている施設があるといった問題について考えてみました. 以前,実習生の無資格診療についても話題となりましたが,まだまだこういった問題が無くならないのは残念ですね. 時代は令和ですので早くこういった単位の貸し借り問題に監査によるメスが入れられることを祈るばかりです. 2022.06.06 働き方
運動療法・物理療法 筋トレに有酸素運動を併用すると筋力レのみ行う場合と比較して筋肥大効果が落ちる? 今回は筋力トレーニングに有酸素運動を併用すると筋力トレーニングのみを行う場合と比較して筋肥大効果が落ちる可能性を示唆する研究論文をご紹介させていただきました. これは非常に興味深い結果ですね. 有酸素運動を併用すると筋力トレーニングの効果が落ちる可能性があるということ,またサイクリングよりもランニングで効果がの減少が顕著であるといった点は理学療法士・作業療法士がうんどう指導を行ううえでもおさえておきたいポイントですね. 2022.06.06 運動療法・物理療法
脳卒中 低栄養が回復期脳卒中症例の体幹機能回復を阻害する? 今回は低栄養が回復期脳卒中症例の体幹機能回復を阻害する可能性を示唆する研究論文をご紹介させていただきました. やはり体幹機能についても低栄養が回復を妨げるといった結果ですね. 2022.06.05 脳卒中
書籍紹介 理学療法士・作業療法士にお勧めの運動学に関する書籍5選 今回は理学療法士・作業療法士にお勧めの運動学に関する書籍5選をご紹介させていただきました. 理学療法士・作業療法士にとって運動学は基礎中の基礎ではありますが,応用的な内容が記載されている書籍も増えているのは確かです. 運動学の知識が増えると理学療法士・作業療法士としての引き出しが増えること間違いなしです. この機会に運動学の知識を整理するのも良いですね. 2022.06.05 書籍紹介
学会発表・論文投稿 理学療法士・作業療法士が学会抄録作成時に参考になるWebサイト紹介 今回は学会抄録作成時に参考になるWebサイトをご紹介させていただきます. 理学療法士・作業療法士の場合にも秋の学会に向けて演題応募が始まっている学会が増えてきております. 今回ご紹介したサイトを利用して質の高い抄録を作成できるとよいですね. 2022.06.04 学会発表・論文投稿
就職活動 理学療法士・作業療法士が残業無しの職場を見つけるには? 理学療法士・作業療法士の職場でもまだまだブラックな職場って多いですよね? なかでも昔から横行しているのがサービス残業の強制です. これって今の時代ありえませんよね? 理学療法士・作業療法士もサービス残業を強制されるような職場で働くのってもったいないです. 今回は理学療法士・作業療法士が残業無しの職場を見つけるにはどうすれがよいのかについて考えてみたいと思います. 2022.06.04 就職活動
運動療法・物理療法 どうしてプラットフォームで寝かせてマッサージする理学療法士が多いのか? 今回はどうしてプラットフォームで寝かせてマッサージする理学療法士が多いのかについて考えてみました. プラットフォームをリハビリテーション室から完全に排除してはなんて話もありましたが,プラットフォームそのものは不要な物品ではないと思いますし,対象者によっては必要です. 問題なのは練習時間のバランスだと思います. コンディショニングが必要な場合もあるかもしれませんが,コンディショニングが理学療法時間の半分以上という場合にはプログラムを見直した方が良いかもしれませんね. 2022.06.03 運動療法・物理療法
人工股関節全置換術 人工股関節全置換術における脚延長と関節可動域との関連性 今回は人工股関節全置換術における脚延長と関節可動域との関連性を調査した研究論文をご紹介させていただきました. 予想通り脚延長量が大きいほど可動域制限が大きいといった結果でしたね. 理学療法士・作業療法士も脚延長量を把握したうえで可動域がどの程度改善するのか予測を行う必要がありますね. 2022.06.03 人工股関節全置換術
働き方 「CapsLock」キーって本当に必要? 今回は「CapsLock」キーって本当に必要なのかどうかについて考えてみました. いっそうのこと「CapsLock」キーを標準機能から外してしまってほしいと思っちゃいますね… 2022.06.02 働き方
脳卒中 脳卒中片麻痺症例に対するストレッチングは痙縮および関節可動域の改善に有効か? 今回は脳卒中片麻痺症例に対するストレッチングは痙縮および関節可動域の改善に有効かどうかを明らかにした研究論文をご紹介させていただきました. 残念ながらストレッチングの有効性は明らかにできなかったということですね. 個人的な印象ですが他動的な運動の限界ではないかと思います. 自動運動も含めた介入が必要なのでしょう. 2022.06.02 脳卒中
働き方 理学療法士・作業療法士のサマリーあるある 今回は理学療法士・作業療法士のサマリーあるあるについて考えてみました. サマリー作成は大変ですが,クライアントに対する自身の理学療法・作業療法を振り返る良い機会にはなりますね. いずれにしても時間外で作成しなくてよいように日頃から準備をしておきたいですね. 2022.06.01 働き方
介護予防 理学療法士・作業療法士の転倒に関する注意を喚起する声かけは有効なのか? 今回は理学療法士・作業療法士の転倒に関する注意を喚起する声かけは有効なのかを考えるうえで参考にできる研究論文をご紹介させていただきました. この結果から考えると転倒に対する注意喚起も場合によってはクライアントにとって有益でない可能性がありますね. クライアントが転倒を自己にてコントロール可能かどうかについてどう考えているかによって,理学療法士・作業療法士の「転ばないように気をつけてくださいね」といった声掛けが良く働く場合もあれば悪く働く場合もあるということですね. 非常に興味深い結果だと思います. 2022.06.01 介護予防