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意外と知らない最も幸せな年収は?
理学療法士・作業療法士の平均年収は410万円です.
もう少し収入がアップしたら幸せな生活を送れるのになんて考えたことのある理学療法士・作業療法士も多いと思います.
でも理学療法士・作業療法士の皆様は最も幸福と感じる年収をご存じですか?
今回は意外と知らない最も幸せな年収について考えてみたいと思います.
2018年の調査によると
2018年に164か国の170万人を対象に個人の収入と幸福度を調査した大規模な報告があります.
この調査によると非常に興味深い結果が明らかにされております.
もっとも幸福度の高い年収は?
日本を含む東アジアでは最も幸福度の高い年収は660万円でありました.
この660万円が幸福度のピークになるというわけです.
660万円と言えば理学療法士・作業療法士でも達成できない年収ではありません.
経験年数が10年未満の理学療法士・作業療法士でも転職と副業を組み合わせれば不可能な数値ではありませんね.
最もストレスが減る年収は?
またストレス・怒り・不安などの負の感情がわかなくなる所得は東アジアでは年収550万円であったと報告されております.
それ以上はお金を稼いでもストレスが減るわけではないということになります.
理学療法士・作業療法士がいくら副業で稼いでも過度な仕事量だとストレスが溜まって仕方ないですよね.
お金があるからと言って幸せになれない?
それではなぜお金があるからと言って幸せになれないのでしょうか?
実は先進国の大富豪の幸福度と遊牧民の幸福度はほとんど同じだということも明らかにされております.
お金を持っていると何でも手に入る一方で,それを失う不安や維持するストレスも大きいわけです.
一方で遊牧民だとそういったストレスはありませんよね.
理学療法士・作業療法士であれば医師の働き方を見ていると年収は高くても幸福度は高くない場合が多いというのはなんとなく理解できますよね?
またお金によって得られる幸福はドパミンによって引き起こされます.
ドパミンは持続時間が短く,回数を重ねるごとにもたらされる幸福度も薄れてしまいます.
そのため同じ量では満足できなくなり中毒化していくということです.
結論から申し上げますと最もストレスを感じることなく幸福感を感じられるのが年収は550万円~660万円ということですね.
今回は意外と知らない最も幸せな年収について考えてみたいと思います.
幸せと感じる年収については個人差もあるでしょうね.
今回ご紹介した年収550万円~660万円というのは理学療法士・作業療法士にとって達成不可能な年収ではありません.
ただすべての理学療法士・作業療法士が到達できる年収でもありません.
キーワードは転職と副業ということになると思いますが…