2021-10

働き方

理学療法士・作業療法士は良い人が減っていく職場から早く抜け出した方がよい

理学療法士・作業療法士の職場でも常に人員が不足している職場ってありますよね. 毎年のように増員しているにもかかわらず常に人員が不足している職場です. こういった職場に限って優秀な理学療法士・作業療法士ばかりが次々に辞めていってしまったりするものです.
学会発表・論文投稿

ついに公開される理学療法ガイドライン第2版は6050円!!って無料じゃないの?

今回は理学療法ガイドライン第2版は有料というお話でした. 書籍版が有料なのは当たり前かもしれませんが,近いうちにHP上でも無料公開してほしいですね.
人工膝関節全置換術

運動イメージトレーニングが人工膝関節全置換術例の身体機能を改善させる?

運動イメージトレーニングが人工膝関節全置換術例の身体機能を改善させる? 運動イメージといえばアスリートが試合前に行ったり,最近では中枢神経障害を合併した症例における運動イメージトレーニングの有効性が報告されるようになってきております. ...
働き方

理学療法士・作業療法士とライティングスキル

今回は理学療法士・作業療法士とライティングスキルについて考えてみました. 理学療法士・作業療法士の皆様も様々な形で文章を書く機会を増やして,ライティングスキルを高めることにチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
介護予防

要支援・要介護高齢者の歩行速度・握力のMDCが明らかに これは訪問・通所リハで役立ちそう

今回は要支援・要介護高齢者の歩行速度・握力のMDC(最小可検変化量)を示した研究論文をご紹介させていただきました. これは訪問・通所リハで役立ちそうですね. 握力は,全体では2.9kg,男性では3.2kg,女性では2.4kg以上の改善であれば真の改善と考えることができます. また通常歩行速度は0.18m/s,最大歩行速度は0.23m/s以上の改善であれば真の改善と考えてよさそうです.
未分類

野球肘の原因は腕尺関節の狭小化だけではない?

今回は野球肘の原因は腕尺関節の狭小化だけではないことを示唆する研究論文をご紹介させていただきました. 今回の結果から考えると静的な腕尺関節の安定性のみならず,動的な腕尺関節の安定性に着目することが重要だと考えられます. 野球肘に対する運動療法を考える上で参考になる論文だと思います.
人工股関節全置換術

人工膝関節全置換術(TKA)と人工股関節全置換術(THA)ってどっちを先に行った方がよいの?

今回は人工膝関節全置換術(TKA)と人工股関節全置換術(THA)ってどっちを先に行った方がよいのかを明らかにした研究論文をご紹介させていただきました. 結論から申し上げれば人工膝関節全置換術(TKA)と人工股関節全置換術(THA)のどちらを先に行っても最終的なアウトカムに差はないといったことですね. 理学療法士・作業療法士も知っておいてクライアントへの説明に役立てられる結果だと思います.
働き方

年下の先輩理学療法士・作業療法士と接するときに気を付けることは?

今回は年下の先輩理学療法士・作業療法士と接する時に気をつけることについて考えてみました. 今回は年上の後輩目線で書いてみましたが,年下の先輩目線でもいろいろとやりにくさがあるのも実際だと思います. いずれにしても年齢に関係なく他者を尊重しながら仲間としてともに仕事をしていくといったところが重要になるでしょうね.
運動療法・物理療法

腹部マッサージは消化管機能の向上に有効なのか?

今回は腹部のマッサージが消化管機能の向上に有効なのかどうかを検討した研究論文をご紹介させていただきました. 今回の論文はメタアナリシスまで実施されておりませんので,その効果に関して結論付けることは難しいですが,今後さらに研究がすすめられることを期待したいですね.
働き方

理学療法士・作業療法士が結婚前にやらずに後悔するお金のこと

今回は理学療法士・作業療法士が結婚前にやらずに後悔するお金のことについて考えてみました. 結婚前にお金の話ってしづらいですが,やっぱりお金の切れ目が縁の切れ目なんてことも少なくありません. 結婚前にお金のことについて夫婦間でしっかりと話し合っておくことが重要でしょうね.
介護予防

骨盤底筋群の弱化を簡単にスクリーニングできる?

今回は骨盤底筋群の弱化を簡単にスクリーニングできることを示唆する研究論文をご紹介させていただきました. 握力から骨盤底筋力が推定できればこれは簡易で用いやすいですね. ただ相関係数は0.298とあまり高くありませんので,握力から骨盤底筋力を推定するのにも限界があるような気もします.
運動療法・物理療法

Anatomy TRAINSの弊害

今回はAnatomy TRAINSの弊害について考えてみました. 理学療法士・作業療法士がAnatomy TRAINSに記されている筋膜のつながりを理解することは運動療法の幅を広げる上で意味があると思いますが,筋膜のつながりのみに固執して基本的な解剖学・運動学の知識を蔑にしてしまうとよい結果にはつながりません. 視野を広く持つことが重要でしょうね.
働き方

理学療法士が通院患者から接待を受けて懲戒処分に

今回は理学療法士が通院患者から接待を受けて懲戒処分になったといったニュースについて考えてみました. 時代が時代ですから,公務員に限らず理学療法士・作業療法士の皆様もクライアントとの関わり方について改めて見直した方がよさそうですね.
働き方

今後は地域包括ケア病棟における補完代替リハビリテーションの普及が加速する?

今回は今後は地域包括ケア病棟における補完代替リハビリテーションの普及が加速するのではないかといったお話でした. 次々回の改定では,おそらく基本入院料を減じた上で,補完代替リハビリテーション:CARB(Complementary and Alternative Rehabilitation)やPoint of careが診療報酬上でも加算として組み込まれる可能性が高いですね.
書籍紹介

2021年度上半期に発売されたお勧め理学療法関連書籍8選

2021年度上半期に発売されたお勧め理学療法関連書籍8選 2021年度も半分が終わりましたね. 2021年度に入ってからも理学療法関連の書籍が多く発売されております. 最近は発刊される理学療法関連の書籍も多いので,把握するのが...
働き方

理学療法士・作業療法士の給与は能力よりも環境で決まることがほとんど

理学療法士・作業療法士の平均給与は406万円です. 訪問リハビリテーション事業所やクリニックのように比較的給与が高い施設もあれば,総合病院のように初任給が15万円そこそこの施設もあります. 結局のところ理学療法士・作業療法士個々人の能力というよりは,環境によって給与が決まるというのが現状だと思います.
人工股関節全置換術

術前の股関節外転筋群の弾性率が術後の脚長差の自覚と関連する?

今回は人工股関節全置換術例の脚長差に関連する術前要因を明らかにした研究をご紹介させていただきました. 脚長差の自覚に関連して術前要因を検討した報告はこれまでには少なかったと思いますので非常に重要な知見ですね. この結果から考えると骨頭引き下げによる外転筋群の緊張の問題のみならず,術前からの外転筋群の短縮に目を向ける必要がありますね.
理学療法評価

MRSA(MMT・ROM・Sensory・ADL)評価が短絡的な理学療法の原因?

今回はMRSA(MMT・ROM・Sensory・ADL)評価の弊害について考えてみました. MRSA(MMT・ROM・Sensory・ADL)評価というのは本質的な評価にはなり得ません. 現象の原因を考える視点が重要になるでしょうね.
運動療法・物理療法

フォームローラーによるマッサージが対側下肢の柔軟性も改善させる?

今回はフォームローラーによるマッサージが対側下肢の柔軟性も改善させる可能性を示唆する研究論文をご紹介させていただきました. これは非常に興味深い結果ですね. 対側においても可動域が改善し,その機序として感覚入力の変化といったメカニズムが考えられるといった話です. これが本当であれば著者らも記載しているように遠隔からの介入が可能となりますね.
運動療法・物理療法

ストレッチングで筋疲労が回復するというのは迷信?

今回はストレッチングによる疲労回復効果を検討したシステマティックレビュー論文をご紹介させていただきました. 今回の結果から考えるとストレッチングは休息と比べて回復を促進する効果はなく,回復目的で行うことを推奨することは誤解を招く恐れがある可能性があります. 残念ながら現在のところストレッチングによる疲労回復の効果は確認できないといった結果ですね.
脳卒中

Pushingに対して腹臥位療法が有効?

今回はPushingに対する運動療法の中でも腹臥位療法がPushingに与える影響を明らにした研究をご紹介させていただきました. 3例のデータではありますが,腹臥位によってPushing症状や体幹機能が改善するといった結果でしたね. やはり過剰な筋緊張をコントロールすることが重要だと考えられます. 今後は無作為化比較対照試験等の研究デザインを用いた報告が待たれますね.
働き方

岸田新総理誕生で理学療法士・作業療法士の待遇はどう変わる?

今回は岸田新総理誕生で理学療法士・作業療法士の待遇はどう変わるのかについて考えてみました. どちらに転ぶか分かりませんが,理学療法士・作業療法士の待遇が改善されることを期待したいですね.
運動療法・物理療法

健康を維持するためには身体活動量だけでなく活動強度にも着目する必要がある?

今回は健康を維持するためには身体活動量だけでなく活動強度にも着目する必要があることを示唆させる研究論文をご紹介させていただきました. 今回の研究結果から考えると,トータルの身体活動量のみならず,座位のような不活動時間と中等度~高強度の身体活動に着目して運動指導を行うことが重要なポイントになりそうですね.
理学療法評価

障害高齢者の日常生活自立度と認知症高齢者の日常生活自立度って評価として使えるの?

今回は障害高齢者の日常生活自立度と認知症高齢者の日常生活自立度がADL評価として使用できるか否かを明らかにした研究論文をご紹介させていただきました. ADLについてFIMやBarthel Indexを評価していないために,研究ができないなんて悩まれる方は,必ず測定しているであろう障害高齢者の日常生活自立度と認知症高齢者の日常生活自立度を用いるとADLの指標として代用できそうですね.
肩関節

肩峰骨頭間距離(AHD)の狭小化=疼痛といった認識は危険

今回は肩峰骨頭間距離(AHD)の狭小化と疼痛との関連性を明らかにした研究論文をご紹介させていただきました. 肩峰骨頭間距離(AHD)の狭小化=疼痛ではないということですね. 考えてみれば当然かもしれませんが,理学療法士・作業療法士も肩峰骨頭間距離(AHD)の狭小化のみにとらわれず,さまざまな側面から肩関節のX線像を読影する必要がありますね.
臨床実習・国家試験

理学療法士・作業療法士は国家試験に必ず一発で合格すべき 理学療法士・作業療法士国家試験不合格の闇

今回は理学療法士・作業療法士は国家試験に必ず一発で合格すべきであるといった話でした. 国家試験を受験する学生の皆さん,必ず合格してください. 来年があるなんて思っちゃだめです. この1年は人生の中でもとても大きな1年です. 合格と不合格ではその後の人生が大きく変わることを肝に銘じてしっかりと試験に備えましょう.
働き方

理学療法・作業療法がなぜ標準化できないのか?

今回はなぜ理学療法・作業療法が標準化できないのかについて考えてみました. 理学療法士・作業療法士界隈の体質そのものが変わらなければ標準化は難しいですよね. 何かに特化するのも重要なのかもしれませんがまずはサービスの質の平均点を上げる視点を持つことが重要となるでしょう.
働き方

2021年10月から最低賃金が変わる

今回は2021年10月から最低賃金が変わるといったお話でした. 理学療法士・作業療法士にとっては直接的には大きな変化はないかもしれませんがこういった賃金に関するせいどをりかいしておく必要がありますね.
働き方

理学療法士・作業療法士が手取り40万円を目指すには?

理学療法士・作業療法士の平均年収は406万円です. 賞与も合わせて考えると月々の平均的な手取りは20~25万円といったところが多いでしょう. 独身時代は手取り20~25万円でなんとかなっても,家庭を持つと月々の手取りが20~25万円では生活も厳しいですよね. 今回は理学療法士・作業療法士が手取り40万円を目指すにはどうすればよいのか考えてみたいと思います.
働き方

理学療法士・作業療法士も電子カルテの不正閲覧に注意

今回は理学療法士・作業療法士も電子カルテの不正閲覧に注意しましょうといったお話でした. 業務に不要なカルテは閲覧しない,業務上知り得た情報は漏洩しない,この点に注意しましょう. もちろん業務上やむを得ず閲覧する必要がある場合もあるかもしれませんが,その場合にも部門内の管理者に何かしら相談してから閲覧した方が間違いが少ないかもしれませんね
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