人工股関節全置換術

THA後にどのくらいの症例が転倒を経験するのか?

今回はTHA後にどのくらいの症例が転倒を経験するのかを明らかにした研究論文をご紹介させていただきました. 術後5年が経過しても3人に1人が転倒を経験するというのは興味深いですね. 一般的な地域在住高齢者における転倒発生率20%よりも転倒発生率が高いといった点も注目すべき点ですね.
介護予防

健常高齢者はタンパク質摂取量を増やしても骨格筋量や筋力は増えない

今回は,健常高齢者はタンパク質摂取量を増やしても骨格筋量や筋力は増えないことを示唆する研究論文をご紹介させていただきました. 健常高齢者では日常的な食事から十分にたんぱく質を摂取できている場合が多いため,このような場合にはたんぱく質を追加摂取することの意義が現れにくいものと思われます. 誰でもかれでもタンパク質摂取を勧められば良いというわけではなさそうですね.
働き方

やめてほしい理学療法士・作業療法士のマウンティング

今回はやめてほしい理学療法士・作業療法士のマウンティングについて紹介させていただきました. 理学療法士・作業療法士の皆様も自分が会話の中でマウントをとってしまっていないか注意しましょう. またマウントを取ってくる先輩理学療法士・作業療法士がいたらかわいそうな人だと思ってうまくスルーしましょう.
学会発表・論文投稿

Pubmedってどのくらいの論文がフルテキストがフリーなのか?

今回はPubmedってどのくらいの論文がフルテキストがフリーなのかを明らかにした研究論文をご紹介させていただきました. PubMed でフルテキストへのアクセス率は47%でありました. またPEDroの方がアクセス率が高いといった点もポイントですね. Pubmedで文献検索しても理学療法関連のおおよそ半数の論文はフルテキストが手に入らないということになってしまいますね.
学会発表・論文投稿

理学療法士ブロック学会の位置づけが微妙?

今回は理学療法士ブロック学会の位置づけが微妙だといったお話でした. これだけ学会が増える中で何を目的として学会を開催するのかを明確にしなければ,小さな規模の学会は淘汰される可能性が高いですね.
働き方

理学療法士・作業療法士が転職で不利になるかもしれない3つのポイント

今回は理学療法士・作業療法士が転職で不利になるかもしれない4つのポイントについてご紹介させていただきました. もし「転職活動が上手くいかない」と悩んでいるときは,転職サイトを使うのも一つの方法です. 転職のプロ・コンサルタントが,内定に近付く履歴書の書き方や,面接での受け答えのコツを伝授してくれます.
理学療法評価

新人理学療法士・作業療法士はなぜ動作分析が苦手なのか?

今回は新人理学療法士・作業療法士はなぜ動作分析が苦手なのかについて考えてみました. いくつかなぜ新人理学療法士・作業療法士が苦手なのかを挙げてみましたが,当てはまるものがありましたか? 今回の内容をもとに何度も繰り返して動作分析を行うことで熟練した動作分析が行えるようになるとよいですね.
運動療法・物理療法

歩数は全ての疾病による死亡リスクに関連する?

今回はLancet論文から歩数は全ての疾病による死亡リスクに関連する可能性を示唆する研究論文をご紹介させていただきました. 全年齢で歩数が全ての疾病による死亡リスクと関連するというのは興味深いですね. もちろんさまざまな要因が交絡している可能性はありますが,こういった結果から見ても理学療法士・作業療法士が身体活動量を増加させるための啓発をすることが国民にとって有益なことは言うまでもありませんね.
変形性膝関節症

変形性膝関節症例における圧痛による疼痛評価ってどこまで信頼できるの?

今回は変形性膝関節症例における圧痛による疼痛評価ってどこまで信頼できるのかを考えるうえで参考になる研究論文をご紹介させていただきました. 今回の結果から考えると圧痛による疼痛評価には限界があるということですね. もちろん疼痛の原因となる組織を明らかにするために必要な測定だとは思いますけどね…
肩関節

上腕骨近位端骨折後のリハビリテーションにも課題志向型トレーニングが有用?

今回は上腕骨近位端骨折後のリハビリテーションにも課題志向型トレーニングが有用かどうかを明らかにした研究論文をご紹介させていただきました. 上腕骨近位端骨折後のリハビリテーションにおいても課題志向型トレーニングが有用だといった結果ですね. 職業のタスクを分割して必要な練習を繰り返してトレーニングすることが効率的な介入方法だと考えられますね. 課題志向型トレーニングのみならず機能トレーニングは別に必要でしょうけどね.
学会発表・論文投稿

なぜEBPTが実践できないのか?システマティックレビューで阻害要因が明らかに

今回はシステマティックレビューを用いてなぜEBPTが実践できないのかを明らかにした研究論文をご紹介させていただきました. まとめるとEBPTの阻害因子は以下のようになると思います. 1位. 時間が足りない 2位. 言語 3位. アクセスできない 4位. 統計学の知識
未分類

体育座りが悪影響?腰痛の原因になる?

今回は体育座りと椎間板内圧との関連性を調査した報告をご紹介させていただきました. この論文の中で屈曲座位というのがいわゆる体育座りということになると思います. この研究の結果を考慮するとやはり体育座りは椎間関節への負荷が大きいということになるでしょうね.
働き方

Wi-Fiが使えるカフェ4選

今回はWi-Fiが使えるカフェについてご紹介させていただきました. 理学療法士・作業療法士の皆様もカフェのWi-Fiをうまく利用して効率的に作業を進めたいですね.
運動療法・物理療法

レッグカール運動の際には足関節は背屈位と底屈位のどちらが効果的?

今回はレッグカール運動の際には足関節は背屈位と底屈位のどちらが効果的かを考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 今回の結果から考えるとハムストリングスの収縮を考えるうえでは足関節肢位は背屈位と底屈位どちらでもあまり大差はないと言えるでしょうね.
働き方

理学療法士・作業療法士の平日休みあるある

今回は理学療法士・作業療法士の平日休みあるあるについて考えてみました. 平日休みも慣れるとなかなか良いものです. 平日休みならではのメリットを生かして過ごせるとよいですね.
変形性股関節症

Coxitis kneeって?読み方は?

今回は理学療法士・作業療法士も知っておきたいCoxitis kneeについて解説させていただきました. Coxitis kneeについてはまだまだ不明な点が多いのも実際です. 理学療法士・作業療法士は運動連鎖によって隣接関節へどのような影響が生じるかを考慮した上で介入を行う必要があるでしょうね.
就職活動

理学療法士・作業療法士が楽な職場で働くには?

楽にもいろいろな要素があると思いますが,できれば楽に働きたいですよね? 楽していると成長できないなんていう人もいますが,そんなこともないと思います. 無駄に厳しい職場で少しも成長できていないなんて場合もあるでしょう. 今回は理学療法士・作業療法士が楽な職場で働くにはということで考えてみたいと思います.
書籍紹介

2022年5月以降発刊の理学療法関連書籍5選

今回は2022年5月以降に発刊の理学療法関連のお勧め書籍を紹介させていただきました. 今月も良書が多く発刊されております. 理学療法士・作業療法士の皆様もこの機会に新たな学びに挑戦してみてはいかがでしょうか?
就職活動

理学療法士・作業療法士が転職で見落としやすいポイント6選

今回は理学療法士・作業療法士が転職で見落としやすいポイント6選について解説させていただきました. ただここに挙げたポイントって求人票からだけでは情報が得られない場合が多いと思います. 自分で病院や施設の担当者に聞くのも勇気がいると思いますし,下手に確認するとマイナスの印象を持たれることも多いと思います. しかしながら確実におさえておきたいポイントばかりです. 転職に際して今回ご紹介したポイントを確実におさえるためには転職サイトの利用がお勧めです.
認定・専門・登録理学療法士

認定理学療法士・専門理学療法士更新にもけっこうお金がかかる?

今回は認定理学療法士・専門理学療法士更新にもけっこうお金がかかるといったお話でした. すべてをe-learningで更新する理学療法士はいないと思いますが, 仮にすべてのポイントや点数をe-learningて取得するには150×1100で165,000円が必要ということになるでしょう. 5年間で165,000円ということですから1年に換算すると1年あたり33,000円ということになりますね.
学会発表・論文投稿

理学療法士・作業療法士が論文を執筆する際に間違えがちなこと

今回は理学療法士・作業療法士が論文を執筆する際に間違えがちなことについてご紹介させていただきます. 皆様もハッとさせられるものが多かったのではないでしょうか? 適切な表現を使用してアクセプトを勝ち取れるとよいですね.
人工膝関節全置換術

人工膝関節全置換術と人工膝関節単顆置換術の術後早期の疼痛の相違は?

今回は人工膝関節全置換術と人工膝関節単顆置換術の術後早期の疼痛の相違を明らかにした研究論文をご紹介させていただきました. 予想ではTKA例に比較してUKA例の方が疼痛強度が低いことを想定しておりましたが,鎮痛薬の使用料は異なるものの,疼痛強度は同等といった結果でしたね. こういった結果をふまえてTKA・UKA例に対して運動療法を実施する必要がありますね.
働き方

理学療法士・作業療法士にお勧めの文字カウントツール

今回は理学療法士・作業療法士にお勧めの文字カウントツールについてご紹介させていただきました. 理学療法士・作業療法士の皆様も論文執筆や学会抄録作成の際に是非ともご利用ください.
変形性膝関節症

関節弛緩性が変形性膝関節症の進行と関連?

今回は関節弛緩性が変形性膝関節症の進行と関連しているか否かを明らかにした研究論文をご紹介させていただきました. この研究結果から考えると変形性膝関節症の予防と管理には内外反方向への関節弛緩性に対する介入が有効である可能性がありますね.
文章力

理学療法士・作業療法士も知っておきたい「ご教授」と「ご教示」の違い

今回は理学療法士・作業療法士も知っておきたい「ご教授」と「ご教示」の違いについて解説させていただきました. 比較的使用頻度の高い表現なので間違いが無いように整理しておきたいですね.
人工股関節全置換術

脚長差補正が立ち仕事をする労働者の骨盤・股関節の運動特性に与える影響

今回は脚長差補正が立ち仕事をする労働者の骨盤・股関節の運動特性に与える影響を検討した研究論文をご紹介させていただきました. 健常例に対しても脚長差の補正を行うことで股関節・骨盤セグメントのマルアライメントが改善されるといった結果ですね. 経時的な評価をきちんと行ったうえで脚長差補正を行うことには意味がありそうですね.
働き方

理学療法士・作業療法士は最低限どのくらい貯金しておくべき?

今回は理学療法士・作業療法士は最低限どのくらい貯金しておくべきかについて考えてみました. まずは病院や施設で勤務する理学療法士・作業療法士であれば生活費の6か月分,個人事業無視であれば生活費の1年分ということになりますね. 生活防衛費を確保したうえで投資でお金を増やしていけるとよいですね.
運動療法・物理療法

筋力トレーニングってどのくらいの頻度で行うのがベストなの?

今回は筋力トレーニングってどのくらいの頻度で行うのがベストなのかを考える上で有益なシステマティックレビュー論文をご紹介させていただきました. この結果から考えれば最低週2回というのが1つの基準になりそうですね.
働き方

理学療法士は作業療法士や言語聴覚士よりも間接業務が多い?

今回は理学療法士は作業療法士や言語聴覚士よりも間接業務が多いのではないかといったお話でした. 理学療法士・作業療法士・言語聴覚士はチームですから,クライアントの診療はもちろんですが,間接業務や書類業務についてもチームできちんと役割分担ができるとよいですね.
脊椎圧迫骨折

骨折型が脊椎椎体骨折例の疼痛部位と関連する?

今回は骨折型が脊椎椎体骨折例の疼痛部位と関連する可能性を示唆する研究論文をご紹介させていただきました. これは非常に興味深い結果ですね. 中心型と破裂型では骨折部位の疼痛が主体で、上部と下部終板型では骨折部位以外の疼痛が主体であったという結果ですね. 椎体骨折例の疼痛をアセスメントするうえでは必須の知識になりそうですね.
タイトルとURLをコピーしました