人工膝関節全置換術

TKA後の鵞足部痛にも要注意

今回は人工膝関節全置換術後の鵞足部痛について調査した報告をご紹介させていただきました. 20人に1人ですから割合としてはそんなに多くありませんが保存的治療が有効であるだけにTKA後の鵞足部痛こそ理学療法士の腕の見せ所ですね.
運動療法・物理療法

急性期病院でクライアントの身体活動量を増やすための方策

今回は急性期病院でクライアントの身体活動量を増やすための方策を考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 結局のところ理学療法士・作業療法士がどのくらいの時間を関われるかですが,こういった結果を見ると理学療法士・作業療法士の関わりというのはたったの1%にすぎないわけですね. いかに理学療法士・作業療法士が関わらない場面での身体活動量を増加させるかが重要になりそうですね. また今回の結果から考えると看護師の関わる時間が長いわけですから看護師との連携も必須となりそうですね.
働き方

理学療法士・作業療法士の嫌いな仕事

今回は理学療法士・作業療法士の嫌いな仕事について考えてみました. やっぱり書類業務とか掃除ってあまり進んでやりたいと思う方はいませんよね. しかしながら書類業務や掃除といった業務があるからこそクライアントにリハビリテーションサービスを提供できるわけですから,こういった業務を丁寧にこなすことも重要ですね.
人工股関節全置換術

人工股関節全置換術例の歩行時の股関節伸展不足を改善するには?

今回は人工股関節全置換術例の歩行時の股関節伸展不足を改善するためにヒントとなる論文をご紹介させていただきました. 人工股関節全置換術後の歩行立脚終期の股関節伸展不足を改善するためには,股関節伸展可動域の改善に加えて股関節伸展パワーを改善させる必要があるといった結果ですね.
介護予防

片脚起立が10秒できるかどうかが死亡率と関連?

今回は片脚起立が10秒できるかどうかが死亡率と関連するといったお話でした. たかが片脚起立,されど片脚起立ですね. この結果から考えても片脚起立検査を行う際には10秒を1つの目安としてもよいのかもしれませんね.
脳卒中

脳卒中片麻痺症例の反張膝に対する固有感覚トレーニングの有用性

今回は脳卒中片麻痺症例の反張膝に対する固有感覚トレーニングの有用性を示した研究論文をご紹介させていただきました. 脳卒中片麻痺症例の反張膝に対するトレーニングとして知っておいて損はない結果ですね. 具体的な介入方法についても確認しておくとよいでしょう.
学会発表・論文投稿

RCTにおける対照群設定の問題

今回は無作為化比較試験における対照群設定について考えてみました. 予想通り通常のケアに関する一貫性が欠けているといった結果でしたね. リハビリテーションや理学療法の場合には標準が何なのかが不明確な場合が多いと思います. 正直言って無作為化比較試験って対照群次第でいくらでも介入効果って出せちゃう気がします. そういった意味ではRCTを行う場合には対照群におけるプログラムを明記することが重要になるでしょうね.
働き方

リハビリテーション実施計画書に作業療法士が無断代筆

今回は注意喚起のためにリハビリテーション実施計画書の無断代筆の問題についてご紹介させていただきました. 理学療法士・作業療法士の皆様も注意してください.
働き方

理学療法士・作業療法士が成長できる環境とは?

今回は理学療法士・作業療法士が成長できる環境について考えてみました. 理学療法士・作業療法士として成長するためには若いうちは特に働く環境って重要だと思います. 今の職場で働き続けても成長できる気がしないという方は早めに職場を変えることを考えるのも1つだと思います. 時間だけが経過していつの間にか同級生と圧倒的な差がついてしまったということにならないように…
脳卒中

脳卒中片麻痺症例に対する長下肢装具を用いた前型歩行トレーニングの効果

今回は脳卒中片麻痺症例に対する長下肢装具を用いた前型歩行トレーニングの効果を考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 歩行における倒立振子モデルを再現しつつ実施する前型歩行トレーニングは歩行能力改善に有効だといった結果ですね. 長下肢装具を使用するだけではなくて歩行トレーニングの方法も重要だということですね.
略語集・英語表記

意外と知らない理学療法士・作業療法士が使う医療用語の発音

今回は意外と知らない理学療法士・作業療法士が使う筋の発音について確認をさせていただきました. 普段使っていたもので間違っていたものが無かったですか? 自身が無い時には日本語で表現した方が恥ずかしくないですよ…
変形性膝関節症

3軸加速度計で変形性膝関節症例のバラススラストを評価できる?

今回は3軸加速度計を使用して変形性膝関節症例のバラススラストを評価できる可能性を示唆する研究論文をご紹介させていただきました. 非常に興味深い結果ですね. 今回得られた指標でバラススラストが評価できれば,理学療法士の介入がバラススラストの改善に有効かどうかといった介入研究にもつながりますね. こういった今後の介入研究に生かされることが望まれますね.
働き方

理学療法士・作業療法士が爆速でカルテ記録をするコツ

今回は理学療法士・作業療法士が爆速でカルテ記録をするコツをご紹介させていただきますした. クライアント対応にカルテ記録に書類作成にと理学療法士・作業療法士の仕事って多いですよね. カルテ記録をできるだけ時間をかけずに効率化できると自分の時間を作ることにもつながりますので早めに爆速でカルテ記録ができるスキルを身につけましょう.
運動療法・物理療法

多職種による離床時間の延長は能力改善に有効?

今回は多職種による離床時間の延長は能力改善に有効かどうかを明らかにした研究論文をご紹介させていただきました. 結果は予想通り,離床時間の延長がアウトカムの改善に有効だという結果でありましたね. この結果から考えてみても担当しているクライアントの病棟での離床時間をいかにマネジメントするかが重要になりそうですね.
人工股関節全置換術

前方アプローチによるTHA後の外側大腿皮神経障害

今回は前方アプローチによるTHA後の外側皮神経障害に関する論文をご紹介させていただきました. 前方アプローチによるTHA後にはけっこうな割合で外側皮神経障害が生じるのですね. 理学療法士・作業療法士も前方アプローチによるTHA例を担当する際には外側皮神経障害の存在を頭に入れておく必要がありますね.
変形性膝関節症

変形性膝関節症を進行させないためには身体活動量は減らした方が良い?増やした方が良い?

今回は変形性膝関節症を進行させないためには身体活動量は減らした方が良いのか,それとも増やした方が良いのかを考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 今回の結果から考えると変形性膝関節症例を進行させないためには身体活動量は多すぎても少なすぎてもいけないということになりますね. 身体活動量を適切に評価したうえで指導を行う必要があるでしょうね.
就職活動

理学療法士・作業療法士が転職するときにはこれしちゃダメ

理学療法士・作業療法士は資格職ですので転職を繰り返しながらキャリアアップを図る方も少なくありません. 一方で転職に失敗して何度も転職を繰り返す理学療法士・作業療法士も存在します. 転職って失敗したくないですよね. 今回は理学療法士・作業療法士が転職するときには,これしちゃダメってことをご紹介させていただきます.
介護予防

筋力トレーニングは筋力のみならず骨量の改善にもつながるのか?

今回は筋力トレーニングは筋力のみならず骨量の改善にもつながるのかを考えるうえで参考になるシステマティックレビュー論文をご紹介させていただきました. 筋力と骨量を向上させるプログラムには相違があるというのは興味深いですね. こういった結果をしっかりと予防事業に活かせるとよいですね.
脳卒中

脳卒中片麻痺例に対する短下肢装具(AFO)の使用は本当に歩行中の背屈角度の改善に有効なのか?

今回は脳卒中片麻痺例に対する短下肢装具(AFO)の使用が歩行中の背屈角度の改善に有効なのかどうかを考えるうえで参考になるシステマティックレビュー論文をご紹介させていただきました. エビデンスの確実性は低いものの短下肢装具(AFO)の使用は背屈角度や歩行速度の改善に有用と考えられる結果だと思います.
書籍紹介

2022年10月以降発刊の理学療法関連書籍5選

今回は2022年10月以降に発刊の理学療法関連のお勧め書籍を紹介させていただきました. 今月も良書が多く発刊されております. 理学療法士・作業療法士の皆様もこの機会に新たな学びに挑戦してみてはいかがでしょうか?
人工股関節全置換術

実際に日常生活でどのくらい股関節が屈曲するのか?

今回はウェアラブルセンサーを使用してリアルな日常生活での股関節屈曲角度を調査した報告をご紹介させていただきました. 昨今のウェアラブルセンサー技術の発展は目覚ましいものがありますね. こういった結果をいかに臨床に生かせるかが重要となるでしょうね.
学会発表・論文投稿

理学療法士・作業療法士が働きながら大学院に通うのは何が大変か?

今回は理学療法士・作業療法士が大学院へ進学するのは何が大変かを考えてみました. 仕事と大学院の両立というのは簡単なことではありませんが,せっかく進学するのであれば全力で仕事と学業の両立を楽しみたいですよね.
脳卒中

早期離床って意識障害の改善に有効なの?

今回は早期離床が意識障害の改善に及ぼす影響を明らかにした研究論文をご紹介させていただきました. 意識障害を合併した症例に対する早期離床って本当に意味があるのかななんて思ってしまいますが,今回の結果から考えると早期離床が意識障害の改善に有用な可能性がありますね. 粘り強く離床を繰り返すことが意識障害の改善につながると信じて離床を図っていくことが重要でしょうね.
学会発表・論文投稿

理学療法士・作業療法士の学会あるある

今回は理学療法士・作業療法士の学会あるあるについて考えてみました. 早く対面学会が当たり前の日々が戻ってくると良いですね.
大腿骨近位部骨折

上肢骨折を合併した大腿骨近位部骨折例は在院期間が長い?

今回は上肢骨折を合併した大腿骨近位部骨折例は在院期間が長いのかどうかを明らかにした研究論文をご紹介させていただきました. 予想通りの結果ですね. 上肢骨折を合併すると使用できる歩行補助具も限定されますし,歩行練習を勧めるのが難しいのも実際です. 上肢骨折例こそPOPO等の部分免荷が行える歩行支援機器が役に立ちそうですね.
変形性膝関節症

変形性膝関節症例に対する関節牽引って何度で行うのが効果的なの?

今回は変形性膝関節症例に対する関節牽引って何度で行うのが効果的なのかを明らかにした研究論文をご紹介させていただきました. 今回の結果から考えると除痛目的に関節牽引を行う際には屈曲90°,屈曲20°が効果的であるといった結果ですね. ADSやLachman testの関節角度と合わせて考えると覚えやすいですね. やはりloosse packed positionで関節牽引を行う必要があることを示唆する結果ですね.
学会発表・論文投稿

第11回日本支援工学学会学術大会に演題登録していないのに採択通知が…

今回の件は都道府県理学療法士学会,ブロック理学療法士学会,分科学会いずれにおいても協会の演題登録システムを利用している場合には,今年度の演題登録をした理学療法士に対して第11回日本支援工学学会学術大会に演題登録していないのに採択通知が送られてしまったようです.
肩関節

腱板損傷例には体幹筋トレーニングが必須?

今回は腱板損傷例には体幹筋トレーニングが必須である可能性を示唆する研究論文をご紹介させていただきました. 今回の結果から考えると腱板修復術後のリハビリテーションにおいては体幹筋群のトレーニングは必須になると言えるでしょうね.
理学療法評価

パルスオキシメーターでSpO2が測定できない時にはどうしたらいい?

今回はどういった場合にパルスオキシメーターで正しく測定ができないのか,その場合の対応について考えてみました. パルスオキシメーターは正しく数値が出ないこともけっこうあります. 経皮的酸素飽和度のみで呼吸状態を見るのではなくクライアントの呼吸数や呼吸のリズム,表情を確認しながら包括的に呼吸状態を評価できると良いでしょう.
足関節周囲外傷

short footエクササイズは本当に内側縦アーチの改善に有効なのか?システマティックレビューによる検討

今回はショートフットエクササイズは本当に内側縦アーチの改善に有効なのかどうかを明らかにしたシステマティックレビュー論文をご紹介させていただきました. 内側縦アーチの改善にはある程度のトレーニングの継続が必要だということですね. また内側縦アーチ改善におけるメカニズムを今後明確にしていく必要がありますね.
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