理学療法評価

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理学療法・作業療法は主訴から始まる

今回は理学療法・作業療法を行う上で必須となるクライアントの主訴について考えてみました. 仕事に慣れてくると,どうしても理学療法士・作業療法士の評価結果や経験をもとに,プログラムを立案してしまいがちですが,クライアントの主訴を考慮することが非常に重要です. 改めて日々の臨床の中でクライアントの訴えに耳を傾けていきたいです(自戒をこめて).
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関節可動域測定の方法 ゴニオメータ以外にも測定方法があった

今回は関節可動域測定の方法について考えてみました. ゴニオメータによる測定のみならず,さまざまな測定方法が報告されておりますので,それぞれの測定方法の利点・欠点を把握した上で測定を行うことが重要だと思います.
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理学療法士・作業療法士の筋力評価について見直す

臨床上も経験することですが,ハンドヘルドダイナモメーター(Hand Held Dynamometer:HHD)で測定した筋力は強いにもかかわらず,筋力が動作に反映されていない症例というのも少なくありません. 一方で筋力は弱いにもかかわらず,円滑に動作を遂行できる症例も存在するわけです. このような現象は「からだの使い方,筋の使い方」などと表現されますが,今回はこういった視点で筋力評価について考えてみたいと思います.
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TUG・歩行速度測定の工夫

TUG・歩行速度測定の工夫 昨年まで行われた日本理学療法士学会が,今年度から完全に分科会学会単独での開催となりました. 平成30年12月15-16日に京都府で第23回日本基礎理学療法士学会が開催されました. 今回はこの第23回...
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理学療法士・作業療法士が知っているようで知らない体重の評価

理学療法士・作業療法士が知っているようで知らない体重の評価 われわれ理学療法士もクライアントの減量を目的に運動療法を行う機会は少なくないと思います. 厚生労働省は2000年に国民の健康増進の総合的な推進を図るための基本的な事項を示し...
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機能障害・活動制限はわかるけど機能的制限って何?

 機能障害・活動制限はわかるけど機能的制限って何?  理学療法・作業療法ではICFモデルを使用してクライアントの障害像を統合するのが一般的になっております. ICFモデルにおける障害像の統合については以前の記事でもご紹介させていただ...
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理学療法士から見た心拍数・脈拍数,心拍数=脈拍数?

近年,ますます高齢化が進み,循環器疾患や代謝疾患など複数の疾患を有する高齢者が増加しております. 理学療法士・作業療法士も専門分野を問わずリスク管理に努める必要がありますが,リスク管理の指標として最も多く用いられるのは血圧と心拍数(脈...
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理学療法・作業療法における意識レベルの評価のポイント

理学療法・作業療法の現場ではICUの超急性期のみならず,亜急性期や慢性期においても,さまざまな意識障害を起こしているクライアントに遭遇する機会は少なくありません. また理学療法・作業療法実施中に意識障害に直面する可能性もあります. ...
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Ratings of Perceived Exertion (RPE)・Borg scale(ボルグスケール)とは?

 RPE・Borg scale(ボルグスケール)とは?  RPEというとあまりなじみが無いかもしれませんが,Borg scale(ボルグスケール)は皆様も運動療法の中で使用することが多いと思います. RPEは主観的運動強度または自覚...
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臨床実習必携 評価関連の書籍6選

養成校によっては年末に向けて3年生の短期実習(評価実習)がはじまるところも多いのではないかと思います. 最近は短期実習でもクリニカルクラークシップでいうところの「見学⇒模倣⇒実施」という流れで評価に限らず,治療に関しても経験させる流れ...
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歩行の効率を評価するPhysiological Cost lndex(PCI)って知ってますか?

 Physiological Cost lndex(PCI)  歩行を評価する場合にはいろいろな視点があると思います.歩行速度を測定するとか,歩行のパラメーターとして歩幅・歩行率を測定するとか,6分間歩行テストのように持久性を評価する場合...
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血液検査における貧血の見極め方

近年は電子カルテ化が進み,簡単にクライアントの血液検査データが得られるようになりましたね. 理学療法士の学会発表や論文等を見ても,血液検査データを使った研究というのが以前より増えてきているように感じます.今回は貧血について血液検査デー...
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Berg Balance Scale・Functional Balance Scaleとは?カットオフ値は?評価表・踏み台の高さ・基準について解説

Berg Balance Scale・Functional Balance Scaleとは? 本邦では比較的使用頻度の高いBerg Balance Scale・Functional Balance Scaleですがご存知の通り包括的にバラ...
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血液マーカーから見た低栄養の評価

リハビリテーション栄養の概念が広く普及して,年月が経ちますが,以前に比較して理学療法士が栄養に関連した学会発表を行う機会も増えてきております. 今回は血液マーカーからみた低栄養の評価について知識を整理してみたいと思います. ...
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理学療法士・作業療法士必見 VAS(visual analogue scale)による疼痛評価 NRSとVASの違いは?

理学療法士であれば使用頻度の高いVAS(visual analogue scale)による疼痛評価の特徴を知っておきましょう VAS(Visual Analogue Scale)と言えば疼痛評価に用いられることの多い評価スケールですが,実...
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他職種への情報収集のポイント

われわれ理学療法士はさまざまな職種とともにクライアントの支援を行っていくわけですが,理学療法を行うに当たっては,他職種から得られる情報というのも非常に重要となります. 臨床実習でもまた他職種へ情報収集を行う機会がありますが,今回はどう...
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臨床実習における関節可動域測定-active(自動)かpassive(他動)か?-

少しずつ寒くなってきておりますが,短期実習(評価実習)を控えた学生の方も少なくないのではないでしょうか? 評価実習では関節可動域を測定する機会は非常に多いと思います. 今回は実習生向けに関節可動域測定方法について,主にactiv...
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近年使用が増えている3軸加速度計とは?

ここ数年,学会等でも3軸加速度計を使用した歩行分析に関する発表が増えております.以前に比較して3軸加速度計も数十万円出せば手に入る時代となり,加えてi-phone等のスマホにも加速度計が内蔵されていることから,歩行分析に3軸加速度計が用いら...
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移動の自立をTUGで決めたらダメですよ!

理学療法士の1つの役割として,病棟または施設内の移動方法を決定するといった役割が挙げられます. 理学療法士は基本動作に関してさまざまな医療職の中でも,最も専門性を持った職種ですから,臨床でも看護師や介護福祉士から「○○さん施設内を1本...
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身体活動量の評価ってどうしてますか?

身体活動量の増加が健康寿命を延伸し,身体活動量の低下がさまざまな疾病のリスク要因となることが明らかにされ,理学療法士にとっても身体活動量評価というのは非常に重要な評価項目の1つであります.最近では疼痛を評価する際の1つの指標としても身体活動...
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理学療法士・作業療法士の視点でX線(レントゲン)を見るには?

理学療法士・作業療法士の視点でX線(レントゲン)を見るには? 最近では,電子カルテや画像ビュアーシステムの導入によって以前よりも簡単にX線を目にすることができるようになってきております. 一方でわれわれ理学療法士というのは画像読影に...
理学療法評価

6分間歩行テストの正しい測定方法知ってますか?

前回は歩行能力評価における時間的・距離的因子(歩容・歩行率・歩行比)についてご紹介させていただきました. 歩行能力の評価を行う場合には,歩行速度・歩行の安定性以外にも持久性の評価も重要となります.今回は歩行の持久性の評価として用いられ...
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二関節筋を考慮した関節可動域の測定~膝関節屈曲可動域制限の原因を考える~

筋の短縮(伸張性の低下)を評価する場合に,一般的な関節可動域測定(二関節筋を緩めた肢位での測定)だけでなく二関節筋を伸張した肢位での測定を行うことによって,二関節筋の短縮を特定することが可能です. 今回は膝関節屈曲可動域制限について考...
介護予防

歩行速度測定のポイント~まさか秒数だけ記録してないですよね?~

歩行速度測定のポイント~まさか秒数だけ記録してないですよね?~ 歩行速度測定はリハビリテーションの効果判定のために,また移動能力を評価する目的で,さまざまな場面で用いられます. 理学療法士が行う評価の中でも頻度が高いので,臨床実習に...
理学療法評価

二関節筋を考慮した関節可動域の測定~股関節屈曲可動域制限の原因を考える~

筋の短縮(伸張性の低下)を評価する場合に,一般的な関節可動域測定(二関節筋を緩めた肢位での測定)だけでなく二関節筋を伸張した肢位での測定を行うことによって,二関節筋の短縮を特定することが可能です.今回は股関節屈曲可動域制限について考えてみた...
理学療法評価

二関節筋を考慮した関節可動域の測定~膝関節伸展可動域制限の原因を考える~

筋の短縮(伸張性の低下)を評価する場合に,一般的な関節可動域測定(二関節筋を緩めた肢位での測定)だけでなく二関節筋を伸張した肢位での測定を行うことによって,二関節筋の短縮を特定することが可能です.今回は膝関節伸展可動域制限について考えてみた...
理学療法評価

血圧って何かちゃんと理解できてますか?~高い低いだけなら素人でもわかる.なぜ減塩で血圧が下がるの?~

読者の皆様も,日々の理学療法・作業療法(リハビリテーション)を行う際に,血圧や脈拍を測定してリスク管理に努められていると思います. でも血圧ってそもそも何かちゃんと説明できますか? 健康志向が高まり,収縮期血圧が200より高けれ...
理学療法評価

二関節筋を考慮した関節可動域の測定~足関節背屈可動域制限の原因を考える~

筋の短縮(伸張性の低下)を評価する場合に,一般的な関節可動域測定(二関節筋を緩めた肢位での測定)だけでなく二関節筋を伸張した肢位での測定を行うことによって,二関節筋の短縮を特定することが可能です.今回は足関節背屈可動域制限について考えてみた...
理学療法評価

リハビリする時に体温って気にかけてますか?~何℃以上で中止しますか?~

高齢化に伴い内科的な合併症を有する症例が増えていることもあり,対象者の体温管理を適切に行うことは安全にリハビリテーションを行う上でも重要となります. 今回はリハビリを行う際のリスク管理の中でも忘れられがちな体温について考えてみたいと思...
理学療法評価

立ち上がり動作を使った筋力評価~筋力測定機器が無くてもOK~

前回は筋力測定機器が無い場合に使用できる動作を使った筋力測定方法についてご紹介いたしました.今回は動作を使った筋力評価の中でも最も使用頻度が高い立ち上がり動作を使った脚伸展筋力の評価方法についてご紹介したいと思います.環境によっては筋力測定...
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