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2024年12月以降発刊の理学療法関連書籍5選
最近は発刊される理学療法関連の書籍も多いので,把握するのが大変です.
私も月1回は本屋で関連書籍をリサーチしております.
今回は2024年12月以降に発刊の理学療法関連のお勧め書籍を紹介させていただきます.
セラピストのためのChatGPT活用ガイド
今話題の1冊です.
リハビリテーション現場でのChatGPTの効果的な活用法を分かりやすく解説されております.
セラピストの業務をサポートするために,AIツールを使って日々の作業効率を最大化する方法が紹介されております.
基礎的な知識から実践的な使い方まで,初心者にもわかりやすく解説されております.
リハビリテーションプランの作成,経過報告書の作成,プレゼン資料作成など,多様な業務での活用例が豊富に掲載されております.
AIを使って現場の負担を軽減し,より良いリハビリテーションを提供したい方に必携の一冊となっております.
ひとりでも確実にできる! スタートラインの整形外科基本手技
整形外科で必要な超基本的手技を網羅し,盛りだくさんの画像やイラスト,動画を駆使してビジュアル解説されております.
整形外科専攻医はもちろん,初期研修医にも役立つ一冊で理学療法士や作業療法にとってもとてもわかりやすい内容となっております.
生命科学論文を書きはじめる人のための英語鉄板ワード&フレーズ
英語論文を書き続ければわかるのですが,原著論文ってお決まりのフレーズがたくさんあります.
逆に考えるとこのお決まりの鉄板表現が身に着けば英語論文の執筆もかなり円滑に進みます.
この書籍は論文で頻用される“鉄板”表現を書きたいことから直感的に探せる表現集となっており,学部生・大学院生のはじめての執筆のお供にオススメです.
理学療法超音波学 vol.2
好評を博した前作vol.1に続き,2023年3月開催された第4回日本運動器理学療法超音波フォーラムで注目を集めたトピックスが豊富な図表と動画で解説されております.
今回は「神経・痛み、教育」「手指関節」「膝・大腿」「肩・肘、胸郭」の4つに関する16タイトルが収載されております.
超音波画像による評価バリエーションを増やすことにより、痛みを発している原因へのアプローチの“解像度”が大幅に向上する.
エコーを使って診療をされている理学療法士・作業療法士にとって最新知見が学べる内容となっております.
Let’s ケーススタディ 脳卒中リハビリテーション
この書籍は脳卒中患者の行動特性や行動分析をテーマにし,臨床でのケーススタディを中心に実践的なアプローチを提供する内容となっております.
第1章では姿勢調整のメカニズムや姿勢制御,適切な姿勢筋緊張を維持するための情報とは何かが解説されております.
第2章では動作分析を中心に寝返りから歩行までが解説されており,第3章では臨床で必ず直面する課題を中心としてケーススタディが解説されており,生活に活かす片麻痺介入の考え方が提示されております.
今回は2024年12月以降に発刊の理学療法関連のお勧め書籍を紹介させていただきました.
今月も良書が多く発刊されております.
理学療法士・作業療法士の皆様もこの機会に新たな学びに挑戦してみてはいかがでしょうか?