2024年3月以降発刊の理学療法関連書籍5選

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目次

2024年3月以降発刊の理学療法関連書籍5選

最近は発刊される理学療法関連の書籍も多いので,把握するのが大変です.

私も月1回は本屋で関連書籍をリサーチしております.

今回は2024年3月以降に発刊の理学療法関連のお勧め書籍を紹介させていただきます.

茶色の木製の本棚

 

 

 

 

 

 

 

 

 

運動器疾患の「なぜ?」がわかる臨床解剖学 徒手療法がわかるWeb動画付 (第2版)

「なぜ?」シリーズの元祖本がパワーアップして登場です.

今回は実際の徒手療法がWeb動画で見てわかる内容となっております.

臨床現場で遭遇頻度の高い運動器疾患のメカニズムや痛みの原因,運動療法の選択が症例にそって解説されております.

整形外科分野で勤務する理学療法士・作業療法士にとっては必携の一冊となりそうです.

今回もかなり売れるでしょうね.

 

 

 

 

 

 

 

 

症例・事例報告から始める PT・OTのための臨床研究実践法

 

臨床研究を実施する際に生じる数々の悩みに対処し,学会発表・論文化というゴールに向かうためのポイントが解説されております.

研究の入り口となる単一の症例・事例検討(ケースカンファレンス)や症例・事例研究(シングルケーススタディ)の進め方・考え方に加えて,得られた仮説から実証研究に発展させていき,さらに単一の症例・事例へと立ち返り,新たな仮説を得るという循環を通じてリハビリテーションの質の向上につなげていくプロセスが実体験に基づいた実例を挙げながら提示されております.

理学療法・作業療法の専門領域における研究をイメージしやすいように,各著者が実践した幅広い領域の研究を具体的に示し,その際に苦労したエピソードや独自の工夫などが多数紹介されております.

読者が臨床研究を身近に感じ,自ら臨床研究を実践できる指針となる書籍となっております.

 

 

 

 

膝関節拘縮の評価と運動療法 改訂版

 

計5万部突破の大人気シリーズの膝関節治療の決定版が128本の動画を追加してリニューアルされます.

今回の改定版の特徴は何といっても実技映像128本です.

この書籍は2020年に出版されましたが拘縮シリーズの中でも人気のあったシリーズだけに,これに動画が加わるというのは非常にうれしいですね.

 

 

 

 

 

 

 

1日3分自触習慣! 触診ドリル 下肢・体幹編

 

やっぱり触診って理学療法の基本ですよね.

この書籍は整形リハビリテーション学会の名誉会員である浅野先生が執筆された書籍です.

運動器理学療法に活かせる触診技術が盛りだくさんです.

 

 

 

 

 

回復期リハビリテーション病棟のための栄養管理ガイドブック

 

診療報酬上も栄養管理に関する加算が創設されており,ますます現場でもリハビリテーション栄養に関する知識が必要になってきております.

この書籍は回復期リハビリテーション病棟協会栄養委員会監修による回リハ病棟の栄養管理に特化した初めての網羅的ガイドとなっております.

回復期リハに特化した書籍は過去にもありませんので回復期に勤務する方でリハビリテーション栄養について学びたい方にはお勧めの一冊となっております.

 

 

 

 

 

 

 

Evidence-based Medicine/Nursingのすべて 医学・看護論文を読み解いて臨床に活かす方法

 

目の前のクライアントに対して「Evidence based medicineの実践はむずかしい…」と感じている理学療法士・作業療法士の方は多いと思います.

この書籍は初学者向けに執筆されており,非常に理解しやすい内容となっております.

・もやもやとした臨床疑問を明確なものにする!
・あふれるほどの情報源から正確かつ必要な情報にたどりつく!
・統計や研究デザインを理解して、論文を批判的に読みこなす!
・質の高いエビデンスを患者さんに役立つよう現場に取り入れる!
・実践したエビデンスをきちんと評価して、今後に活かす!

という5つのステップに沿ってEBMの基礎知識から実践的なスキルまでわかりやすく解説されております.

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回は2024年3月以降に発刊の理学療法関連のお勧め書籍を紹介させていただきました.

今月も良書が多く発刊されております.

理学療法士・作業療法士の皆様もこの機会に新たな学びに挑戦してみてはいかがでしょうか?

 

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