理学療法士・作業療法士が臨床推論を学ぶ上でお勧めの書籍紹介

書籍紹介
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目次

理学療法士・作業療法士が臨床推論を学ぶ上でお勧めの書籍紹介

理学療法士・作業療法士にとって臨床推論というのは大きな武器となります.

何も考えずに毎日のように同じプログラムを繰り返しているのって仕事としても楽しくないですよね.

やっぱり仮説検証作業を繰り返しながらクライアントに最良のサービスを提供したいものです.

とはいっても臨床推論ほど難しいものもありません.

今回は理学療法士・作業療法士および理学療法士・作業療法士の学生が臨床推論過程を学ぶ上で参考になる書籍をいくつかがご紹介させていただきます.

 

 

 

症例動画でわかる理学療法臨床推論 統合と解釈実践テキスト

 

この書籍の特徴は何といっても症例動画を見ながら臨床推論を学習できるといった点です.

臨床で出会いやすい代表的な15疾患の動画付です.

統合と解釈に必要な患者情報,臨床推論のヒントとなるチェック問題も掲載されております.

講義でも自習でもまるで臨床現場のような臨場感の中,実践的に臨床推論力を高められる内容となっております.

実習前に見ておくと臨床実習をイメージしやすいでしょうね.

 

 

 

 

 

 

基礎科学を融合した理学療法推論の実際

臨床推論を学ぶうえで今後必携となりそうなのがこの書籍です.

この書籍が扱う分野は整形外科疾患,脳血管疾患,呼吸器疾患,スポーツ,小児疾患とさまざまですが,共通するエッセンスは臨床推論です.

この書籍では理学療法の第一人者である奈良勲先生のもとに様々な分野のエキスパートが集結しております.

基礎科学の視点から,課題解決の鍵となる知的推論のヒントを惜しみなく詰め込んだ画期的な一冊となっております.

どの分野でも理学療法士・作業療法士に必須の臨床推論のスキルがこの書籍に詰め込まれております.

臨床推論ってなかなか勉強のしにくいのですが, この書籍では様々なジャンルの理学療法に携わるエキスパートがどのように臨床推論を展開しているのかを知ることができます.

この書籍を読めば臨床推論の幅が広げることは間違いないです.

 

 

 

 

 

基本編・ケースで学ぶ理学療法臨床思考第2版

 

この書籍は「どのデータを,どのような順序で収集し,どう統合解釈すべきかが難しい」という問題を解決するために,初学者に対して理学療法士の思考過程を具体的・リアルに示し,データ自体とそれに対する理学療法士の解釈・思考を時間の流れに沿って示す構成となっております.

これにより理学療法士がどのような順序でデータを収集し,そのデータをどのように解釈し,そして症例が抱える問題をどのように包括的に捉えているかが視覚化されております.

学生や新人理学療法士が臨床推論過程を学ぶスタートにはこの書籍が最適でしょう.

 

 

 

 

 

 

 

 

実践編・ケースで学ぶ理学療法臨床思考第2版

各疾患を専門とする臨床家により,現場の臨場感と最新の知見が反映され,思考過程を仮説立案と仮説証明の2つのパートで表現してされております.

また思考結果を明確に示すため,データ解釈の結論・その根拠・そして思考内容が順に記載されております.

まさに理学療法士・作業療法士が頭の中で行っていることが丁寧に記された内容となっております.

こちらは先ほどの基本編の応用編といった構成になっております.

 

 

 

 

 

 

 

問題解決モデルで見える理学療法臨床思考

対象者の問題を解決するための多くの情報を分類・整理し,思考を円滑にするには臨床推論過程が重要となります.

この書籍では独自の“問題解決モデル”を用いて臨床思考能力が高められる内容となっております.

高頻度で遭遇する疾患に対する熟達者の思考の「型」を提示し,学習者はその筋道に沿って思考を進めることで,早期に熟達者と同じ思考が獲得できるようになります.

「ケースで学ぶ理学療法臨床思考 第2版」の基本編・実践編の姉妹書として一緒に役立てることで問題解決思考の流れをより深く学ぶことができる内容となっております.

 

 

 

 

今回は理学療法士・作業療法士および理学療法士・作業療法士の学生が臨床推論過程を学ぶ上で参考になる書籍をいくつかがご紹介させていただきました.

臨床推論って抽象的でなかなかイメージしにくいですが今回ご紹介した書籍はいずれも症例提示があるので臨床推論を学びながら新しい知識を得ることもできますのでお勧めです.

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