間接業務をバカにしている理学療法士・作業療法士が危険

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間接業務をバカにしている理学療法士・作業療法士が危険

理学療法士・作業療法士の主な仕事はクライアントに対して理学療法・作業療法を行うことです.

ただ理学療法士・作業療法士のってクライアントへの直接的なリハビリテーションサービスの提供だけではありません.

理学療法士・作業療法士って直接的なリハビリテーション業務以外の間接業務を軽視している方って多いですよね.

今回は間接業務をバカにしている理学療法士・作業療法士が危険だといった件について考えてみたいと思います.

person writing on brown wooden table near white ceramic mug

 

 

 

 

 

 

 

 

 

理学療法士・作業療法士の仕事と診療報酬 リハビリテーションサービスを提供することで報酬が発生する仕組み

直接的にサービスを提供することで報酬が発生するわけですが,サービスを提供するためにはスケジュール調整であったり,インフォームドコンセントとしてのリハビリテーション実施計画書の作成であったり,リハビリテーション室の掃除であったり,直接的なサービス提供のベースとなる様々な準備があるわけです.

こういった間接的な業務をきちんと行えなければ良いサービスは提供できないわけです.

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

理学療法士・作業療法士が行う間接業務ってどんなものがあるの?

理学療法士・作業療法士が行うってどんなものがあるでしょうか?

書類関係でいえばリハビリテーション実施計画書,目標設定支援管理料の書類,廃用症候群の届出書類などさまざまな書類が挙げられます.

リハビリテーション実施計画書に関しては1枚当たり300点が算定可能ですし,目標設定支援管理料の書類に関してもきちんと作成しないと疾患別リハビリテーション料が減算されてしまいますので,たかが書類ではなくされど書類のわけです.

また直接的なリハビリテーション介入以外にも,他職種との調整や,家族指導なんかも理学療法士・作業療法士の重要な役割の1つです.

またリハビリテーション専門職の視点で介護福祉士や看護師に指導を行うこともあるでしょう.

また昨今はカンファレンス開催も増えておりますので,リハビリテーション専門職としてきちんと意見できるというのは非常に重要でしょう.

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

間接業務を軽視している理学療法士・作業療法士が多い

確かに理学療法士・作業療法士にとって重要なのはクライアントへの直接的な関わりなわけですが,若い理学療法士・作業療法士って間接業務を軽視している方が多いんですよね.

直接的な介入よりも他職種や家族への間接的な介入が功を奏する場合もありますし,自分の技術でクライアントを治してやれば間接的な支援なんか必要無いなんて考え方の理学療法士・作業療法士って多いですからね.

また書類作成というのは理学療法士・作業療法士が当然のように行うべき仕事なわけですが,理学療法・作業療法の専門的なことには興味・関心があっても,こういった間接業務について全く興味を持てないといった方も多いと思います.

もはや興味・関心といったレベルではなく当たり前に行うべき仕事なわけです.

 

今回は間接業務をバカにしている理学療法士・作業療法士が危険だといった件について考えてみました.

若いうちにこういった間接業務の重要性を認識できると,管理者としての視点を持てる理学療法士・作業療法士に成長できると思いますし,理学療法士・作業療法士であればたかが間接業務されど間接業務といった認識を持っておきたいですね.

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