日本理学療法士協会・日本作業療法士協会への入会を強制する職場ってどうなんでしょう
日本理学療法士協会・日本作業療法士協会の組織率は他職種に比較すれば非常に高いといった話を以前にこのブログの中でご紹介させていただきました.
日本理学療法士協会・日本作業療法士協会の組織率が高い1つの理由に職場の中に日本理学療法士協会・日本作業療法士協会への入会を強制する職場が存在するといった要因が挙げられます.
ただ日本理学療法士協会・日本作業療法士協会への入会を強制する職場ってどうなのでしょうか…
今回は日本理学療法士協会・日本作業療法士協会への入会を強制する職場がブラックだといったお話です.
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入会するかしないかは個人の自由
日本理学療法士協会・日本作業療法士協会への入会って基本的には理学療法士・作業療法士個人の自由だと思います.
日本理学療法士協会・日本作業療法士協会への入会というのは病院や施設での勤務とは別の話ですので,たとえ相手が所属長であっても強制されて日本理学療法士協会・日本作業療法士協会へ入会する必要はありません.
入会するかしないかの決定権は理学療法士・作業療法士個々人に委ねられているわけです.
直属の上司だろうと口出し無用なわけですね.
入会しないとなんとなく職場で浮いてしまう
ただ職場によっては大多数が日本理学療法士協会・日本作業療法士協会へ入会していれば,入会しないことで職場の中で浮いてしまうということもあると思います.
同僚が都道府県理学療法士・作業療法士会の仕事をせっせとボランティアで行っている中で,そもそも入会もしてないというのはなんとなく後ろめたい気持ちになってしまうものです.
ただ入会するか決めるのは個人の自由であって,入ってない人を批判することはあってはなりません.
もちろん日本理学療法士協会・日本作業療法士協会へ入会していないと言っただけで職場の管理者が職場内での人事考課に反映させるなんてのも問題でしょうね.
みんな入会しているから
入職者に対してみんな入会しているから君も入会するのが当たり前だよといった形式で入会を呼びかけている職場も多いのだと思いますが,これもいただけませんね.
管理者が入職者に対して入会を呼びかけるのであれば少なくとも入会によるメリット・デメリットくらいは説明をした上で入会を勧める必要があるでしょうね.
今回は日本理学療法士協会・日本作業療法士協会への入会を強制する職場がブラックだといったお話でした.
入会はあくまで個人の自由で職場の管理者であっても強制は許されるものではありません.
年収300万円台の新卒者にとっては年会費2万円というのも非常に大きいわけですので,管理者が入会を勧めるのであれば所属施設から補助を出してもらう仕組みを作るなどの対策が必要でしょうね.
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