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2025年12月以降発刊の理学療法関連書籍5選
最近は発刊される理学療法関連の書籍も多いので,把握するのが大変です.
私も月1回は本屋で関連書籍をリサーチしております.
今回は2025年12月以降に発刊の理学療法関連のお勧め書籍を紹介させていただきます.
もう迷わない!運動器理学療法における評価
若手理学療法士で「どの検査を行えばいいのか」という悩みを持っている方は多いと思います.
この書籍では各疾患に対する検査・測定をマスト(必須)とベター(次のステップ)が分類されており,優先順位を明示して解説されております.
疾患ごとに理学療法評価を学ぶには最適な一冊です.
疼痛リハビリテーション
「疼痛」について,その概念から評価・治療の考え方,ケーススタディまでが集約されております.
疼痛を有する患者のリハビリテーションに活かせる理論と臨床への応用が学べる1冊となっております.
工藤式 理学療法の王道 膝関節 解剖学×運動学×臨床知による評価と介⼊
全ての理学療法士に工藤慎太郎先生が送る「王道」の理学療法がつまった一冊です.
科学的根拠と臨床知を余すことなく盛り込み,症例に応じた最適な治療を提供するための知識と技術を伝授する内意用となっております.
解剖学・運動学に基づいて病態を俯瞰的に捉え,徒手療法・運動療法・物理療法を駆使し,思い描いていた通りの治療効果を得られるようになります.
運動器疾患の歩行分析と治療戦略
歩行分析の苦手意識を克服するための一冊です.
歩行のバイオメカニクスを豊富なイラストでわかりやすく解説し,根拠のある運動器疾患の歩容分析と臨床推論・治療戦略までを体系的に学べる内容となっております.
動画付きなのがとてもありがたいです.
園部俊晴の臨床 『徒手療法ガイドブック2』 膝関節・下腿・足関節・足部編
1万部を超えたベストセラー『園部俊晴の臨床』シリーズの最新作です.
臨床で「目の前の患者がその場で変化する治療技術」を多くのセラピストが求めておりますが,好評を博した前作に続く待望の続編となっております.
こちらは膝関節・下腿・足関節・足部の臨床でよく見受ける病態にフォーカスし結果を出せる技術が解説されております.
徒手療法の本質である「滑走性と伸張性の改善」を習得することで治療のセンスや手先の器用さに関係なく、誰でも成果を出せる技術を習得できる内容となっております.
今回は2025年12月以降に発刊の理学療法関連のお勧め書籍を紹介させていただきました.
今月も良書が多く発刊されております.
理学療法士・作業療法士の皆様もこの機会に新たな学びに挑戦してみてはいかがでしょうか?


