2024年9月以降発刊の理学療法関連書籍5選

2024年9月以降発刊の理学療法関連書籍5選

最近は発刊される理学療法関連の書籍も多いので，把握するのが大変です．

私も月1回は本屋で関連書籍をリサーチしております．

今回は2024年9月以降に発刊の理学療法関連のお勧め書籍を紹介させていただきます．

 

 

 

 

 

 

 

適切な臨床に導くための整形外科徒手検査法ナビ　検査の選び方とエビデンスに基づくアプローチ

老化に伴い抵抗力が弱まり心身の機能が低下するフレイル，運動器機能が低下して移動が不自由になるロコモティブシンドローム，関連の深い両者を一括して扱い，概念・疫学、臓器の老化との関係，予防と介入，疾患・病態との関係、老年症候群との関係，包括的ケアなどについて，基礎・臨床・社会医学にまたがる関連47学会が推薦した執筆陣が解説しております．

この書籍はとにかく多分野目線でロコモやフレイルを学べるのが特徴です．

理学療法士・作業療法士の視点以外の視点を学ぶことができます．

 

フレイル・ロコモのグランドデザイン [ 日本医学会連合 領域横断的連携活動事業（TEAM事業）「フレイル・ロコモ対策会議」 ] 価格：5,500円（税込、送料無料) (2024/8/24時点) 楽天で購入

 

 

 

 

 

 

 

 

 

保存から術後まで　脊椎疾患のリハビリテーション[Web動画付]

保存から術後まで 脊椎疾患のリハビリテーション［Web動画付］ [ 星野 雅洋 ] 価格：6,820円（税込、送料無料) (2024/8/24時点) 楽天で購入

高齢化社会に伴い，整形外科疾患を有する患者の増加とともに療法士が脊椎疾患を担当するケースが増えているなか，今後はより目に見える結果を出すことが求められます．

この書籍は脊椎疾患のリハビリテーションに対して経験の浅い療法士をはじめ，臨床実習に臨む学生，また指導的立場にある療法士が，安全かつ効率のよいリハビリテーション（保存的および手術後）を実施できるよう，系統的・網羅的にまとまったゴールドスタンダードとなる一冊です．

豊富な写真やイラストとともに，大事な評価方法や徒手療法・運動療法などのテクニックについては実技Web動画を多数収載されており，視覚的にもより深く理解できる内容となっております．

ここまで幅広く脊椎疾患を扱った書籍は過去に少ないのでこれは貴重な一冊となりますね．

 

 

 

 

 

 

日本理学療法学会連合版徒手筋力検査法

理学療法学会連合版徒手筋力検査法 / 日本理学療法学会連合 【本】 価格：3,850円（税込、送料別) (2024/8/24時点) 楽天で購入

日本理学療法学会連合が取りまとめたMMTの書籍です．

MMTの常識が変わりそうです．

 

 

 

 

 

 

 

転倒予防のプロが教える正しい杖の使い方

杖の使い方とか杖の種類とかって意外とまとまった書籍ってないんですよね．

この書籍は杖の処方の仕方を見直すのにうってつけの一冊となっております．

杖の使い方ひとつで歩行ってかなり変わりますからね．

転倒予防のプロが教える正しい杖の使い方 変形性膝関節症、リウマチ、パーキンソン病、脳卒中、フレイルなど [ 日本転倒予防学会 ] 価格：4,950円（税込、送料無料) (2024/8/24時点) 楽天で購入

 

 

 

 

 

 

 

適切な臨床に導くための整形外科徒手検査法ナビ　検査の選び方とエビデンスに基づくアプローチ

整形外科徒手検査法の結果を踏まえてどのような治療を施すべきか，臨床思考に基づく治療の組み立て方について症例ベースで解説されております．

各症例に対してなぜその検査法を選択したか，また選択しなかったのかを示すほか，整形外科徒手検査法を選択する過程，治療法選択の根拠となるエビデンス，実際の治療が豊富な写真やイラストを用いてビジュアルに理解できる内容となっております．

 

 

今回は2024年9月以降に発刊の理学療法関連のお勧め書籍を紹介させていただきました．

今月も良書が多く発刊されております．

理学療法士・作業療法士の皆様もこの機会に新たな学びに挑戦してみてはいかがでしょうか？