運動療法・物理療法 フォームローラーの使用が筋疲労の改善に有効? 今回はフォームローラーの使用が筋疲労の改善に有効なのかどうかを考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 今回の結果から考えるとフォームローラーの使用は筋疲労の改善にも有効な可能性がありますね. 運動後の整理運動の際に使用を勧めるのがよさそうですね. 2024.05.31 運動療法・物理療法
変形性膝関節症 変形性膝関節症の新しい分類修正Kellgren Lawrence分類が登場 変形性膝関節症の新しい分類修正Kellgren Lawrence分類が登場 変形性関節症の分類として古くから使用されてきたのがKellgren Lawrence分類です. Kellgren Lawrence分類ってかなり昔から理学療... 2024.05.30 変形性膝関節症
人工股関節全置換術 人工股関節全置換術(THA)後早期の歩行の特徴 今回は人工股関節全置換術(THA)後早期の歩行の特徴を考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 歩幅が短く,支持基底面が広く,立脚時間が長いというのはまさにTHA症例の特徴ですね. 後方アプローチ群の立脚時間が短いというのもポイントですね. やはり術後早期は後方アプローチよりも外側アプローチや前方アプローチが優勢ということですね. 2024.05.29 人工股関節全置換術
脳卒中 脳卒中症例の将来的な地域での移動自立を予測するには歩行速度と連続歩行距離のどちらが有用か? 今回は脳卒中症例の地域での移動自立を予測するには歩行速度と連続歩行距離のどちらが有用なのかを考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 今回の結果から考えると脳卒中症例の地域での移動自立を予測するうえでは連続歩行距離よりも歩行速度が重要であるということになると思います. 2024.05.28 脳卒中
変形性股関節症 Hip spine syndromeのみならずHip sacroiliac joint spine syndromeに着目せよ 今回はHip sacroiliac joint spine syndromeという新しい概念に関してご紹介させていただきました. 昔から股関節障害が仙腸関節障害を引き起こすという事実は周知されておりましたが,Hip sacroiliac joint spine syndromeとして提唱されたのはそう新しくはないように思います. 特に変形性股関節症例では脊椎のみならず仙腸関節の障害に着目する必要がありそうですね. 2024.05.27 変形性股関節症
変形性膝関節症 変形性膝関節症例に対してヨガは有効なのか? 今回は変形性膝関節症例に対してヨガは有効なのかどうかを考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 今回の結果から考えるとヨガは変形性膝関節症例の機能改善に有効ということになりますが,今のところADLやQOLに対する効果は不明ということになりますね. 2024.05.26 変形性膝関節症
書籍紹介 2024年5月以降発刊の理学療法関連書籍5選 今回は2024年5月以降に発刊の理学療法関連のお勧め書籍を紹介させていただきました. 今月も良書が多く発刊されております. 理学療法士・作業療法士の皆様もこの機会に新たな学びに挑戦してみてはいかがでしょうか? 2024.05.25 書籍紹介
大腿骨近位部骨折 大腿骨近位部骨折後の失禁が移動能力低下の予測因子として重要 今回は大腿骨近位部骨折後の失禁が移動能力低下の予測因子として重要である可能性を示唆する研究論文をご紹介させていただきました. 大腿骨近位部骨折例の場合には高齢女性が多いわけですので,尿失禁を合併した症例というのは少なくありません. 今回の結果から考えると尿失禁のみならず尿失禁と便失禁の併発というのがいつの着目ポイントになりそうですね. 2024.05.24 大腿骨近位部骨折
運動療法・物理療法 72時間以内の離床がICU-AWを抑制 今回はICUにおける早期離床の効果を考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 非常に興味深い結果ですね. 早期離床を行ううえでは72時間以内に離床を開始するといった点が大きなポイントになりそうですね. 2024.05.23 運動療法・物理療法
変形性膝関節症 歩行時の膝関節屈曲角度の減少が膝関節へのメカニカルストレスの原因になる? 今回は歩行時の膝関節屈曲角度の減少が膝関節へのメカニカルストレスの原因になるのかどうかを考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. これは非常に興味深い結果ですね. 歩行中の膝関節屈曲角度を増加させることが変形性膝関節症の進行を予防することにつながる可能性がありますね. 2024.05.22 変形性膝関節症
変形性膝関節症 膝蓋骨周囲組織の硬さが本当に膝蓋骨偏位を生じさせるのか? 今回は膝蓋骨周囲組織の硬さが本当に膝蓋骨偏位を生じさせるのかどうかを考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 今回の結果から考えると外鼠広筋と腸脛靭帯の硬さは膝蓋骨外方偏位を生じさせるということになりますね. また収縮時の外側偏位が特に大きいといった点も重要なポイントですね. 2024.05.21 変形性膝関節症
腰部 ドローインとブレーシングはどちらが効果的? 今回はドローインとブレーシングのどちらが効果的なのかを考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 今回の結果から考えると腰椎の過度な伸展を防ぎながらコアトレーニングを行うのはブレーシングよりもドローインが効果的だと考えられます. こういった結果をエクササイズの選択の参考にできるとよいですね. 2024.05.20 腰部
大腿骨近位部骨折 90歳を超える高齢な大腿骨近位部骨折例に対しても土日のリハビリは有効? 今回は90歳を超える高齢な大腿骨近位部骨折例に対しても土日のリハビリは有効なのかどうかを考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 今回の結果から考えると90歳を超える超高齢大腿骨近位部骨折例であっても休日にリハビリテーションを行うことで階段を除くADLには改善が得られる可能性が高いということになりますね. 土日勤務頑張りましょう. 2024.05.19 大腿骨近位部骨折
変形性股関節症 脚長差が脊柱起立筋の筋活動に関連? 今回は脚長差と脊柱起立筋の筋活動との関連性を考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 今回の結果から考えると脚長差が脊柱起立筋の筋活動に及ぼす影響は大きそうですね. 脚長差がある症例では脊柱起立筋の筋活動に着目する必要がありそうです. 2024.05.18 変形性股関節症
足関節周囲外傷 足関節骨折術後早期の関節可動域運動は合併症を増加させるのか? 今回は足関節骨折術後早期の関節可動域運動は合併症を増加させるのかどうかを考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 早期から関節可動域運動を行うことで合併症が増加するといった話でもなさそうですね. 今後,足関節骨折術後の早期関節可動域運動が一般的になればよいですね. 2024.05.17 足関節周囲外傷
介護予防 会話の時間が短いと嚥下障害を起こしやすい? 今回は会話の時間と嚥下障害の関連性を検討した興味深い論文をご紹介させていただきました. この研究は医師を対象としているというところが面白いですよね. 会話の時間を増やすことが嚥下障害の発生の抑止につながるかもしれませんね. 2024.05.16 介護予防
変形性膝関節症 Ober testを行う際には対側の股関節屈曲角度が重要 今回はOber testにおける適切な対側下肢の肢位を考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 今回の結果から考えるとOber testの検査感度を向上させるためにも対側股関節の屈曲角度を大きくすることが重要だと考えられます. これはOber testを行う際に非常に重要なポイントになりますね. 2024.05.15 変形性膝関節症
変形性股関節症 ポケットにスマホが大腿筋膜張筋に悪影響? 今回はポケットにスマホが大腿筋膜張筋に悪影響を与える可能性があることを示唆する研究論文をご紹介させていただきました. 非常に興味深い結果ですね. 発生率としては非常に低い有害事象なのだと思いますが,SIMカードの位置と腫瘤の位置が一致していたというのはポイントですね. もちろんこの一例報告では因果関係ははっきりしませんが,こういった可能性があるということは知っておく必要があるでしょう. 2024.05.14 変形性股関節症
脳卒中 被殻出血症例の皮質脊髄路と皮質網様体路の損傷度はどちらが歩行と関連する? 今回は被殻出血症例の皮質脊髄路と皮質網様体路の損傷度はどちらが歩行と関連するのかを考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. こういった結果を考えると皮質脊髄路のみならず皮質網様体路の損傷を評価することが重要であると考えられますね. 2024.05.13 脳卒中
働き方 理学療法士・作業療法士が避けては通れない試練 今回は理学療法士・作業療法士が避けては通れない試練について考えてみました. こう考えてみると理学療法士・作業療法士にとってもさまざまな試練がありますね. ただこういった試練をクリアしてこそ理学療法士・作業療法士として成長できるのも事実です. 皆様も1つずつ試練をクリアして経験値を高められると良いですね. 2024.05.12 働き方
運動療法・物理療法 1回のレジスタンストレーニングで筋萎縮を予防できる? 今回は1回のレジスタンストレーニングで筋萎縮を予防できるのかどうかを考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. これは理学療法士・作業療法士にとって心強い結果ですね. この結果から考えると1回のレジスタンストレーニングであっても筋萎縮の予防につながる可能性がありますね. 1単位20分間以外の理学療法士・作業療法士の働きかけも重要となりそうですね. 2024.05.11 運動療法・物理療法
変形性膝関節症 変形性膝関節症に対する大腿四頭筋トレーニングは症状を緩和させるが変形を進行させる? 今回は変形性膝関節症に対する大腿四頭筋トレーニングは症状を緩和させるが変形を進行させる可能性を示唆する研究論文をご紹介させていただきました. 大腿四頭筋トレーニングによって症状は改善するものの変形は進行するというのは悩ましいですね. 何を目的に大腿四頭筋トレーニングを行うのかを熟考する必要がありますね. 2024.05.10 変形性膝関節症
人工膝関節全置換術 内反膝に対するTKAよりも外反膝に対するTKAの方がDVT発生率が高い? 今回は深部静脈血栓症の発生割合は内側アプローチと外側アプローチとどちらが高いのかを考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 今回の結果から考えると外反膝に対する外側アプローチは手術時間が長く,術後も深部静脈血栓症や肺塞栓のリスクが高いということになりますね. 2024.05.09 人工膝関節全置換術
肩関節 保存療法が奏功する腱板断裂例の特徴は? 今回は保存療法が奏功する腱板断裂例の特徴を考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 今回の結果から考えると保存療法が奏功する症例の特徴としては棘上筋の厚みがあって外旋位での筋力が保たれているという点が重要になりそうですね. 2024.05.08 肩関節
介護予防 座位での脊椎アライメントが嚥下障害と関連? 今回は脊椎アライメントが嚥下障害に与える影響を検討した論文をご紹介させていただきました. この結果から考えると理学療法士・作業療法士が嚥下障害に対してアプローチを行う際には座位での胸椎伸展を獲得することが重要であると考えられます. 胸椎の後彎姿勢をいかに改善するかがポイントになりそうですね. 2024.05.07 介護予防
変形性膝関節症 自転車に乗ると変形性膝関節症の症状が軽減する? 今回は自転車に乗ると変形性膝関節症の症状が軽減するのかどうかを考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 今回の結果から考えると自転車の習慣的な使用は変形性膝関節症の予防や症状改善につながる可能性がありますね. 運動療法として自転車エルゴメーター駆動が有益かどうかはまた別の話になると思いますが,膝関節のリズミカルな運動はやはり変形性膝関節症の症状改善には有効な可能性がありますね. 2024.05.06 変形性膝関節症
人工膝関節全置換術 結局のところTKAとかUKAの耐用年数って何年なの? 今回は結局のところTKAとかUKAの耐用年数って何年なのかを考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 今回の結果から考えると25年でTKAだと8割以上,UKAでも7割以上が再置換する必要が無いということになりますね. こういったデータをクライアントに情報提供できるとよいですね. 2024.05.05 人工膝関節全置換術
介護予防 家の近くにスーパーがあると要介護になりにくい? 今回は家の近くにスーパーがあると要介護になりにくいのかどうかを考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 今回の結果から近隣にスーパーがあると要介護になりにくい可能性がありますね. 高齢者の介護予防を考えるうえでは環境面にも目を向ける必要がありそうです. また理学療法士・作業療法士も住まいを構えるのであればスーパーの近くを選択することが要介護を予防することにつながりそうですね. 2024.05.04 介護予防
脳卒中 回復期脳卒中症例がcommunity walkerになれるかどうかを予測する5回立ち上がりテストのカットオフ値は? 今回は回復期脳卒中症例がcommunity walkerになれるかどうかを予測するうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 5回起立時間を測定するだけで地域社会で移動が自立するかどうかを判断できるというのは興味深いですね. 今後も高い予測精度の研究が増えることを期待したいですね. 2024.05.03 脳卒中
脳卒中 転倒恐怖感は本当に転倒と関連するのか? 今回は転倒恐怖感は本当に転倒と関連するのかどうかを考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 重要なポイントは関連性がわずかといった点ですね. やはり転倒に対して恐怖感を感じていないものの明らかに易転倒性の高い方と易転倒性が高くないと判断されるものの転倒に関して恐怖心が強い方を分けて考える必要がありそうですね. 2024.05.02 脳卒中