2023年10月以降発刊の理学療法関連書籍5選

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目次

2023年10月以降発刊の理学療法関連書籍5選

最近は発刊される理学療法関連の書籍も多いので,把握するのが大変です.

私も月1回は本屋で関連書籍をリサーチしております.

今回は2023年10月以降に発刊の理学療法関連のお勧め書籍を紹介させていただきます.

アソートカラーブックロット

 

 

 

 

 

 

運動器リハビリテーションに役立つ Fasciaのみかた・とらえかた

 

この書籍ではICD-11に体組成の基本構造物として追加され注目されているfasciaをリハビリテーションにおける総論・病態・臨床の観点で詳解されております.

PART ⅠではFasciaの基礎,PART Ⅱでは痛みのリハビリテーション,PART Ⅲでは骨格筋とfascia,関節運動のリハビリテーション,PART ⅣではFasciaに対する評価とリハビリテーション,PART ⅤではFasciaに対する代表的な評価方法,PART ⅥではFasciaにおける代表的な治療方法が解説されております.

Fascia研究の世界的権威であるPadova大学教授のCarla Stecco氏の講演を再構成し翻訳した2項目が掲載されております.

これからの運動器リハビリテーションに欠かせない知識と実践のための一冊となっております.

 

 

 

 

 

 

作業療法の曖昧さを引き受けるということ

 

作業療法は個別性が高く,どんな強固なエビデンスに基づいていたとしても,選んだ道が定かであるとは言い切れません.

この書籍は,常にゆらぎのある臨床の最前線で,その曖昧さを引き受ける覚悟を決め,真摯に対象者と協働実践を続ける作業療法士に向けた新時代の羅針盤となっております.

 

 

 

 

脳卒中の機能回復

 

300ページ以上に渡る非常に内容の詰まった一冊となっております.

この書籍は理学療法士・作業療法士のみならず当事者にまで役立つ情報となっており,全ての見開きに動画解説がリンクされているのが嬉しいですね.

180本,約30時間分の動画が使用できとても分かりやすい内容となっております.

 

 

 

 

 

 

高次脳機能障害リハビリテーションの流れが見える

脳の構造・機能の基本から高次脳機能障害の病態,症状の多様性までよくわかる書籍です.

症例をもとに日常的な困りごとと関連づけながら記述されておりますので,臨床で勤務する理学療法士・作業療法士・言語聴覚士にとってはとても使いやすい内容となっております.

評価→介入→検証の流れも具体的に学べるのが良いですね.

初学者から現場で勤務する理学療法士・作業療法士・言語聴覚士まで長く使える一冊となっております.

 

 

 

 

 

急性期・回復期でおさえておきたい 脳卒中作業療法の心得

新人作業療法士および養成校の学生向けに,脳卒中作業療法の実践に重要な14テーマを取り上げ,エビデンスに基づいて体系的に解説された一冊です.

近年拡大している作業療法士に求められるスキルに対応して,急性期でのアプローチから回復期における上肢機能やADL・IADLなどへのアプローチ,自動車運転・就労・退院支援までを幅広く盛り込み,最前線の理論・知識と具体的な臨床への活かし方が解説されております.

脳卒中作業療法のスタンダードを示し,臨床力の基盤を築く一助となる1冊となっております.

 

 

 

今回は2023年10月以降に発刊の理学療法関連のお勧め書籍を紹介させていただきました.

今月も良書が多く発刊されております.

理学療法士・作業療法士の皆様もこの機会に新たな学びに挑戦してみてはいかがでしょうか?

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