2023-03

人工股関節全置換術

人工股関節全置換術後の膝関節アライメント変化に性差はあるのか?

今回は人工股関節全置換術後の膝関節アライメント変化に性差はあるのかを考えるうえで参考にする論文をご紹介させていただきました. 人工股関節全置換術後の下肢アライメント変化は男性よりも女性で顕著であるということですね. 女性の場合には男性以上に下肢アライメント変化に留意しておく必要がありますね.
介護予防

補聴器の使用が認知症予防に有効?

今回は補聴器の使用が認知症予防に有効である可能性を示唆する論文をご紹介させていただきました. 今回の結果から考えると補聴器使用は認知症予防に有効だと考えられますね.
脳卒中

脳卒中片麻痺症例では快適歩行速度と最大歩行速度との差に着目

これは非常に興味深い結果ですね. 脳卒中片麻痺例は最大歩行速度は快適歩行速度の1.41倍,地域在住高齢者最大歩行速度は快適歩行速度の1.20倍となっております. この結果から考えると脳卒中片麻痺症例は潜在能力を使い切れていない可能性がありますね. 転倒しないように快適歩行時に速度を落としているということになるでしょうか.
足関節周囲外傷

変形性足関節症に対するTAAと固定術はどちらが有効?

今回は変形性足関節症に対するTAAと固定術はどちらが有効かを考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 現在のところ人工関節と固定術に明らかな差はないということですね.
変形性膝関節症

変形性膝関節症における膝蓋下脂肪体に対する超音波療法の有効性

今回は変形性膝関節症における膝蓋下脂肪体に対する超音波療法の有効性を明らかにした研究をご紹介させていただきました. 理学療法士・作業療法士が膝蓋下脂肪体に対して徒手的な介入を行うことは多いと思いますが,今回の結果から考えると徒手的な介入に加えて超音波を用いることが有効である可能性がありますね. 今後もこういった膝蓋下脂肪体に対するアプローチに関する報告が増えるとよいですね.
働き方

理学療法士・作業療法士が職場を辞めたくなる時5選

今回は理学療法士・作業療法士が職場を辞めたくなる時について考えてみました. まずはしっかりと辞めたい理由を分析して,対策を講じられないかを熟考してください. それが難しければ,分析結果を踏まえた上で転職も考える必要がありますね. 転職も自分1人で行うよりは,自分に合った職場を見つけるためにも転職サイトの利用をお勧めします.
書籍紹介

2023年3月以降発刊の理学療法関連書籍5選

今回は2023年3月以降に発刊の理学療法関連のお勧め書籍を紹介させていただきました. 今月も良書が多く発刊されております. 理学療法士・作業療法士の皆様もこの機会に新たな学びに挑戦してみてはいかがでしょうか?
臨床実習・国家試験

第58回理学療法士及び作業療法士国家試験の合格率は?

今回は第58回理学療法士・作業療法士国家試験の合格率について考えてみました. 無事に合格された方おめでとうございます. 不合格であった方は来年こそは合格と勝ち取れるように準備を進めましょう.
脊椎圧迫骨折

尻もちをつくと椎体にどれくらいの衝撃が加わるのか?

今回は尻もちをつくと椎体にどれくらいの衝撃が加わるのかを考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 体重の尻もちをつくと6.4~9.0倍の力が加わるということですからこれはものすごい衝撃ですね. 理学療法士・作業療法士として後方への転倒を予防するための介入を模索する必要がありますね.
運動療法・物理療法

静的ストレッチに電気刺激を追加すると効果的?

今回は静的ストレッチに電気刺激を追加すると柔軟性改善に効果的かどうかを考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. ストレッチに加えて電気刺激を行うと効果的かもしれませんね.
働き方

気を付けたい理学療法士・作業療法士のクライアントへの話し方

ました. 私自身も理学療法士・作業療法士がすべてのクライアントに完璧できれいな尊敬語・謙譲語を使う必要があるとは考えておりません. 丁寧語でも良いですし,尊敬語・謙譲語を間違って使用していてもそれはそれで仕方ないと思います. 大切なのはクライアントに対する敬意を持った姿勢だと思います.
変形性膝関節症

高位脛骨骨切術例に対する作業療法って?

今回は高位脛骨骨切術例に対する作業療法の有効性を明らかにした研究論文をご紹介させていただきました. 下肢関節疾患に対する作業療法士の関わり方を考えるうえで非常に参考になる論文ですね。 具体的にどういった介入が有効なのかについても今後データが増えていくとよいですね.
働き方

理学療法士・作業療法士退職あるある

今回は理学療法士・作業療法士の退職あるあるについて考えてみました. 立つ鳥跡を濁さずといいますが理学療法士・作業療法士の業界も非常に狭い世界なので円満に退職できるようにしたいですね.
働き方

2年目になる理学療法士・作業療法士の不安

今回は2年目になる理学療法士・作業療法士の不安について考えてみました. 2年目だからといって気負わず仕事ができると良いですね.
人工膝関節全置換術

TKA後はとにかく早期より理学療法を開始することが重要

今回はTKA後早期の理学療法開始の意義を考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 早期から理学療法を開始した方がオピオイド使用が少なくて済むといった結果ですね. 早期の理学療法開始を1カ月以内としておりますので,少し日本の実情とは異なるところがあり,結果をそのまま受け入れるのは難しいですね.
介護予防

運動することでどのくらい骨粗鬆症性骨折が減少するのか?

今回は運動することでどのくらい骨粗鬆症性骨折が減少するのかを考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 今回の結果から考えると25%は運動によって骨粗鬆症性骨折を減少させることが可能であるということになりますね. 残念ながら効果的な運動方法については明らかにされておりませんので,今後もさらなる報告が待たれますね.
変形性膝関節症

変形性膝関節症例の歩容が将来的な身体活動量と関連

今回は変形性膝関節症例の歩容が将来的な身体活動量と関連する可能性を示唆する研究論文をご紹介させていただきました. 歩容が将来的な身体活動量と関連するというのは興味深いですね. こういった結果を考えると理学療法士・作業療法士が歩容の改善にこだわることにも意味があるかもしれませんね.
足関節周囲外傷

足関節不安定症に対する有効な保存的介入は?

今回は足関節不安定症に対する有効な保存的介入を考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 今回の結果から考えるとバランストレーニングを中心としたトレーニングが有効ということになりますね.
介護予防

結局のところ寝たきりになると1日にどのくらい筋量が減少するの?

今回は結局のところ寝たきりになると1日にどのくらい筋量が減少するのかを考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. この結果から考えるとICU入室者の大腿四頭筋で1%,足関節骨折後の下腿三頭筋で考えるとおおよそ1日1%程度の筋委縮が生じるちおうことになりますね. こういったデータをもとにクライアントに対して寝たきりの弊害に関する指導が行えるとよいですね.
働き方

理学療法士・作業療法士が転職する覚悟ってどう決める?

今回は理学療法士・作業療法士が転職する覚悟をどう決めるのかについて考えてみました. 自分がどうしたいのか,どう生きたいのかを考えると転職の覚悟は決まるでしょう. モヤモヤししたまま時間だけが過ぎてしまうのはもったいないです… ただ転職活動を行う上では一人ではなかなか覚悟を決めることが難しい場合も多いでしょう.
働き方

理学療法士・作業療法士3月あるある

今年度もあともう少しとなりました. 3月ってなにかとバタバタしますよね. 理学療法士・作業療法士ならではの3月あるあるってありますよね? 今回は理学療法士・作業療法士にとっての3月あるあるについて考えてみたいと思います.
介護予防

筋収縮が得られにくい症例に対する筋力トレーニングの工夫

今回は筋収縮が得られにくい症例に対する筋力トレーニングの工夫を考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 非常に興味深い結果ですね. 筋伸張位では筋短縮位に比べて能動的な筋力発揮が小さくても,筋短縮位でのトレーニングと同程度の筋腫脹が生じる可能性があり増す. つまり随意的に筋力発揮が十分にできない対象者に対してトレーニングを指導する場合には,筋伸張位でトレーニングを行うことが一つの工夫になるかもしれません.
人工股関節全置換術

片側THA後には同側・対側の股関節・膝関節の力学的負荷は増加するのか?

今回は片側THA後には同側・対側の股関節・膝関節の力学的負荷は増加するのかどうかを考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 非常に興味深い結果ですね. やはり術後1年が経っても荷重偏位が正常化していないというのは興味深いですね.
大腿骨近位部骨折

大腿骨近位部骨折におけるFIMのMCIDに関する論文紹介

今回は大腿骨近位部骨折におけるFIMのMCIDを明らかにした研究論文をご紹介させていただきました. 回復期リハビリ病棟で大腿骨近位部骨折例のFIMの改善を考えるうえで役に立つ論文だと思います.
足関節周囲外傷

扁平足に対するshort foot exerciseの効果は?

今回は扁平足に対するshort foot exerciseの効果を考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 今回の結果から考えるとshort foot exerciseは扁平足の改善にも有用ということですね. 内在筋をいかに収縮させることがポイントになるでしょうね.
脳卒中

くも膜下出血症例に対しても早期離床は安全なのか?

今回はくも膜下出血症例に対しても早期離床は安全なのかを考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 早期リハビリテーション群の歩行開始までの期間が5日ですからこれは従来の離床を考えると非常に早いですね. また早期に離床を図ってもリスク管理を適切に行えば合併症が増加することはないということですね.
働き方

年度末の理学療法士・作業療法士あるある

今回は年度末の理学療法士・作業療法士あるあるについてご紹介させていただきました. 年度末ならではのバタバタ感はどこの職場でもありますよね. 新年度を迎えれば少しは楽になるはずと信じて頑張りましょう.
就職活動

理学療法士・作業療法士が転職することのデメリット

理学療法士・作業療法士は資格職ですので転職を繰り返しながらキャリアアップを図る方が少なくありません. 理学療法士・作業療法士が転職することによるメリットは大きいですが,一方で場合によってはデメリットが大きいこともあります. 今回は理学療法士・作業療法士が転職することのデメリットについて考えてみたいと思います.
脊椎圧迫骨折

座位姿勢では椎体にどのくらいの負荷が加わるの?座位での椎体への負荷を軽減させるには?

今回は座位姿勢では椎体にどのくらいの負荷が加わるのか,また座位での椎体への負荷を軽減させるにはどうすればよいのかを考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. これは興味深い結果ですね. 予想通りではありますが体幹の屈曲角度を減少させること,背もたれのある椅子に座ること,そして上肢の使い方も椎体への負荷を軽減させるためには重要になりそうですね.
変形性膝関節症

歩行時のドローインが膝関節内転モーメントを軽減させる?

今回は歩行時のドローインが膝関節内転モーメントを軽減させるのかどうかを考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 非常に興味深い結果ですね. 歩行時にコアが安定すると膝関節内転モーメントが軽減し,変形性膝関節症の進行予防につながるかもしれませんね.
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