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理学療法士・作業療法士もアットホームな職場には注意せよ!
理学療法士・作業療法士の皆様も病院や施設のホームページで「アットホームな職場」とか「アットホームな雰囲気」といった表現で見たことありませんか?
求人票なんかにも記載されていることが多いですよね.
一見,耳障りの良いこの「アットホーム」ですが実はこの「アットホーム」という言葉には注意が必要です.
今回は理学療法士・作業療法士もアットホームな職場には注意したいといったお話です.
そもそもアットホームって?
そもそもアットホームってどんな意味があるのでしょうか?
デジタル広辞苑によると
と記載されております.
つまりアットホームな職場というのは家庭的な病院(施設)ということになるでしょう.
アットホームが危険な理由① 解釈が人によって異なる
アットホームといった言葉の解釈も人によって異なります.
家庭なのだから仕事もプライベートもないといった解釈もできます.
理学療法士・作業療法士の職場の場合にはクリニックなんかに多いですが,仕事とプライベートの区別なく,休日も院長の仕事を手伝わされたり,ゴルフに帯同したりと…
これが合っている理学療法士・作業療法士もいると思いますが,仕事とプライベートをきっちりと分けたいといった方にはこういった職場は向いていないでしょうね.
アットホームが危険な理由② アピールポイントが無い
職場のアピールポイントとして記載されることが多い「アットホームな職場」といった表現ですが,実は他に取り立ててアピールポイントが無い場合に用いられることが多いのも事実です.
休暇日数,給与,残業,仕事内容など他にアピールできるものが無いから「アットホームな職場」といった表現でごまかしていることが多いでしょう.
上述したように「アットホームな職場」って人によっても解釈が違うわけですが,こういった人によって解釈が異なるものをアピールするのは他にアピールポイントが無いといった場合が多いでしょう.
アットホームが危険な理由③ 仲間意識が強すぎる
小さい職場に多いのが仲間意識が強すぎるケースです.
アットホームな職場って既にかなり深い人間関係が形成されていることが多いので,新人として理学療法士・作業療法士として入職した場合には,なかなかそこに入っていけないことが多いでしょう.
クリニックなんかで院長が幅を利かせてワンマン経営をしていることが多いでしょう.
今回は理学療法士・作業療法士もアットホームな職場には注意したいといったお話でした.
最終的にはどういった職場で働きたいかですね.
プライベートと仕事の区切りをしっかりとつけたいといった理学療法士・作業療法士の場合にはアットホームという言葉には注意した方が良いでしょう.
アットホーム以外にも「やりがい」なんて言葉も怪しいですね.