目次
理学療法士・作業療法士は実際産休・育休中っていくらお金がもらえるの?
理学療法士・作業療法士の平均年齢は30代前半なので子育て世代の方が多いといった特徴が挙げられます.
出産・育児ってけっこう大変ですし,お金もかかりますよね?
ぶっちゃけ産休・育休中っていくらお金がもらえるのか気になりませんか?
今回は産休・育休中っていくらお金がもらえるのかについて考えてみたいと思います.
そもそも出産関連のお休みは?
出産関連のお休みですが大きく分類すると産休と育休に分類できます.
産休
予定日の1.5か月前から出産後の2か月後まで
育休
産休が終わってから1歳まで
最長で2歳まで取得可能
出産でもらえるお金
出産すると出産一時金が受け取れます.
子供1人につき42万円もらえます.
事前に手続きをしておけば医療機関への支払いは42万円を超えた金額を支払えばOKです.
もし医療機関に支払うお金が42万円より少なかった場合には請求すれば差額を受け取れます.
いくら費用がかかるかは病院によって異なります.
産休中にもらえるお金
産休中には出産手当金を受け取ることができます.
額面給与の3分の2くらいを産休期間分受け取ることができます.
月給20万年の場合には約43万円となります.
出産手当金については出産日から3か月程度経ったころに産休期間中の分をまとめて受け取ることができます.
産休に入ってから4か月後まで給付金は入ってこないので注意が必要です.
育休中にもらえるお金
育休中にもらえるお金は育児休業給付金でエス.
通常は育休開始から出産約8か月後までは賃金の67%,出産約8か月後以降は賃金の50%を受け取れます.
もらえる期間ですが出産後2か月から子供が1歳未満(最長2歳)まで受け取れます.
早くて出産後4か月後から2か月に1回,2か月分まとめて受け取ることができます.
支給の方法ですが基本的にはハローワークからの振り込みとなります.
ちなみに…
ちなみに産休に入ったら社会保険料の支払いは免除となります.
年金や健康保険料は免除されます.
また給付金には所得税や住民税はかかりませんので,基本的にはそのままもらえます.
ただし産休前に払っている住民税は昨年働いた分となりますので昨年分を支払うことになります.
賞与は無いことがほとんどでしょう.
今回は産休・育休中っていくらお金がもらえるのかについて考えてみたいと思います.
日本の制度って給付金はほぼそのままもらえますので,手取りとしてはそれなりに支給されます.
ただ産休に入ってから最初の4か月はお金が入ってきませんし,昨年度の住民税の納税は必要です.
それなりに貯えを持っておかないと厳しい側面もありますね.