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理学療法士・作業療法士ってお小遣い制ですか?
理学療法士・作業療法士の皆様もお小遣い制でやり繰りされている方は多いと思います.
お小遣いが5000円という方もいればお小遣いが50,000円という方もいらっしゃると思います.
なかにはお小遣い制ではなく必要な時にお金を請求するといった方法でやり繰りをされている方もいらっしゃると思います.
今回は理学療法士・作業療法士も知っておきたいお小遣い制のメリット・デメリットについて考えてみたいと思います.
メリット1:お金の管理がしやすくなる
まずはお小遣い制のメリットです.
お小遣い制で無い場合には,理学療法士・作業療法士がお金が必要になる度に財布から出していると貯金はおろか,何にどのくらい使ったのか把握できなくなることが多いでしょう.
お小遣い制にすると,夫婦それぞれ自由に使えるお金が固定されます.
つまりお小遣い制にすることで毎月の予算をある程度固定できるといったメリットが挙げられます.
またお小遣い制にすることで家計とお小遣いの区別がつくといった点も大きな利点でしょうね.
このようにお小遣い制でやり繰りするとお金の管理がスムーズになり家計の見直しにも役立ちます.
メリット2:お金が貯まりやすくなる
またお小遣い制を通して,夫婦でお金の話をできるようになると家計管理は順調に進みます.
毎月限られた予算のなかでやりくりするため,お小遣いだけでなく家計のお金の使い方にも慎重になります.
お小遣い制の場合には,予算のなかでやりくりができるようになりますので,徐々にお金が貯まりやすくなると言えるでしょう.
「いつの間にかお金がない」状況から抜け出すきっかけにもなりますので,独り暮らしの方であってもお小遣い制を試す価値があると思います.
メリット3:夫婦で節約を意識できる
お小遣い制にするには,これまでのお金の流れを把握して適切な金額を決める必要があります.
夫婦それぞれお金の価値観は違いますから,意見がぶつかることもあるでしょう.
理学療法士・作業療法士の場合には,セミナーや書籍代でお小遣いが飛んでしまうということもあると思います.
そのためお小遣い制でやり繰りしない理学療法士・作業療法士も多いのですが,夫婦間でなぜお小遣い制にしようと思ったのかといった目的を共有できれば目指す方向は見えてきます.
デメリット1:自由に使えるお金が少なくてストレスが溜まる
お小遣い制にもデメリットがいくつかあります.
まず理学療法士・作業療法士がお小遣い制になると,好きなようにお金が使えなくなります.
当然ながらセミナーに自由に参加したり,欲しい書籍を購入したりといったこともできにくくなるかもしれません.
また自由に使えるお金が限られておりますので,「これだけしかない」と最初はモチベーションが下がることもあるでしょう.
また夫(妻)はお小遣いの範囲を守れているのか,それぞれのお小遣いの使い道も気になり,場合によってはストレスを抱えてしまうかもしれません.
ストレスが溜まってしまうと衝動買いにつながり逆に支出が増えてしまう恐れもあります.
ストレスを貯めないためにもまずは外食費やレジャー費などすぐ達成できそうな目標からはじめて,お小遣い制を夫婦で前向きにとらえていくことが重要になるでしょう.
デメリット2:予定外の支出に対応できない
理学療法士・作業療法士がお小遣い制になって使えるお金が制限されると,予定外の支出に対応しづらくなります.
飲み会に誘われたが予算オーバーで行けないとか,急にセミナーに参加したいと思っても予算が足りないなんてこともあると思います.
こういった場合には,そこで毎月の予算を決める際,予定外の支出にも対応できるよう「予備費」を設けるのもポイントです.
予定外の支出で家計が乱れることもありませんし,予備費をお守りとして持っておくと安心できます.
今回は理学療法士・作業療法士も知っておきたいお小遣い制のメリット・デメリットについて考えてみました.
お小遣い制にはさまざまなメリット・デメリットがありますし,家庭によってどちらが向いているかといったところも異なると思います.
いずれにしても夫婦間でしっかりと話をした上でお小遣い制でやり繰りをするかどうかを決められるとよいですね.
また単身の方もお小遣い制にすると意外とお金が貯まりやすくなるのでお勧めです.