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理学療法士・作業療法士がリハビリテーションサマリを2倍速く書く方法
急性期の医療機関では毎日のようにリハビリサマリを書いているなんて理学療法士・作業療法士の方もいらっしゃいませんか?
リハビリテーションサマリを早く仕上げて定時で帰りたいですよね?
今回は理学療法士・作業療法士がリハビリサマリを2倍速く書く方法をご紹介させていただきます.
コピペが勝負のポイント
リハビリテーションサマリを素早く作成するためには,いかに効率的にコピペを使うかがポイントになります.
結局のところサマリって電子カルテ上の様々な記録を寄せ集めて統合させるわけですが,現病歴なんかだと医師や看護師の記録をコピーすることが多いでしょうし,初期評価の記録は理学療法士・作業療法士自身が初期評価時に記述した記事をコピペすることが多いと思います.
コピペをいかに効率的に行うかどうかがサマリを作成するうえで大きなポイントとなります.
電子カルテを行ったり来たりは無駄
理学療法士・作業療法士の皆さんもこんなことしてませんか?
電子カルテ上でコピーをして,サマリ用の文書にペーストして…
それからまた電子カルテに戻ってコピーをして,サマリ用の文書にペーストして…
またまた電子カルテに戻ってコピーをして,サマリ用の文書にペーストして…
この行ったり来たりって無駄ですよね.
こんな時に一度に何個かコピーして,一度にサマリ用の文書にペーストできたら便利ですよね?
電子カルテとサマリの往復を無くせば時間短縮につながりますよね.
今回はこの電子カルテとサマリの往復を少なくするための方法をご紹介させていただきます.
[Windows]+[V]機能を使おう
一度に何個かコピーして,一度にサマリ用の文書にペーストするには[Windows]+[V]機能が便利です.
「Crtl」+[V]のショートカットではないのでこの点は注意が必要です.
この[Windows]+[V]機能を使えば一度に何個かコピーして,一度にサマリ用の文書にペーストすることができます.
方法は以下の通りです.
キーボードから[Windows]+[V]を同時に押します
キーボード[Window]+[V]をクリックすると以下のようなクリップボードウィンドウが表示されます.
この画面で[有効にする]のボタンをクリックするとクリップボード機能が使用できるようになります.
これでコピーしたり,切り取りしたデータはクリップボードに保存されるようになります.
これで一度にコピーしたデータを文書ファイル上でクリップボードを確認しながらペーストすることが可能となりますので,電子カルテ上から欲しい情報をどんどんコピーしておいて,サマリ用のアプリケーション上で[Window]+[V]をクリックすればOKです.
今回は理学療法士・作業療法士がリハビリサマリを2倍速く書く方法をご紹介させていただきました.
サマリを作成するアプリケーションによってはこの[Window]+[V]の機能が制限されている場合もありますが,この[Window]+[V]機能を使用すれば,リハビリサマリをすばやく作成できますので皆様も試してみてください.