学会発表しているのに論文投稿できない理学療法士・作業療法士は学会発表までに論文投稿するのがお勧め

学会発表・論文投稿
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学会発表しているのに論文投稿できない理学療法士・作業療法士は学会発表までに論文投稿するのがお勧め

最近は臨床で勤務しながら学会発表に取り組む理学療法士・作業療法士が増えましたね.

研究に関する良書も増えましたし,統計解析なんかもアウトソーシングという形で解決できる時代になりました.

一方で学会発表はしているけど論文は書けないなんて理学療法士・作業療法士が多いのも実情だと思います.

今回は学会発表しているのに論文投稿できない理学療法士・作業療法士は学会発表までに論文投稿するのがお勧めだといったお話です.

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時間を空けるとリセットされる

私も経験がありますが,理学療法士・作業療法士が学会発表が終わってから,論文投稿をしようとする場合って時間を空けてしまうといろいろなものがリセットされてしまうんですよね.

学会発表が終わって一息ついて1ヶ月後に論文執筆を開始するなんて理学療法士・作業療法士は多いと思いますが,時間が空いてしまうことのデメリットは計りしれません.

論文執筆にも必要以上に時間がかかってしまうことが多いでしょう.

 

 

 

 

 

 

 

発表前に査読者からの貴重な意見をもらえる

私がお勧めするのは学会発表の前に論文を投稿するといった方法です.

理学療法士・作業療法士の研究の場合,まず学会発表をして,それから論文投稿をするといった流れが多いのですが,学会発表の前に論文を投稿してしまうといった流れです.

論文投稿をすると査読者から貴重な意見をいただけますので,この貴重な意見が学会発表における質問対策にもなるわけですね.

学会発表前にどんな質問がくるだろうかと考えなくても,論文投稿して査読者からのコメントを見ればある程度なされる質問も予測ができるわけです.

 

 

 

 

 

 

 

 

論文作成を先に行えば発表スライドの作成は簡単

また論文作成を行う場合には,表やグラフの作成も行うと思います.

これって学会発表の際にも使用するわけですから,学会発表の前に論文を作成して表やグラフを作成してもよいわけです.

もちろん学会発表用の表やグラフと論文用の表やグラフでは多少見せ方を工夫する必要はあるでしょうが,論文投稿時の表やグラフに比較して,学会発表時の表やグラフって短い時間で発表内容が伝わりやすいように簡素化した表やグラフが用いられることが多いと思いますので,論文投稿時に作成した表やグラフから情報をそぎ落としていってスライド用の表やグラフに仕上げるといった形式が多いでしょう.

 

 

 

 

 

 

 

 

同時進行するのが理想

学会発表前に論文投稿するというのは非常にハードルが高いかもしれませんが,少なくとも学会発表の準備と論文投稿を同時進行できるのが理想ですね.

同時進行できれば良い学会発表につながるでしょうし,学会発表はしたものの研究がお蔵入りになってしまって論文投稿はなされないままなんてことも少なくなるでしょう.

 

今回は学会発表しているのに論文投稿できない理学療法士・作業療法士は学会発表までに論文投稿するのがお勧めだといったお話でした.

今後は分科学会が法人化され,分科学会毎に学術誌が作成されることになります.

理学療法士の論文投稿の選択肢も増えるわけですので,学会発表を行った研究内容を論文化できるように準備を進めたいですね.

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