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理学療法士・作業療法士が転職活動に転職サイトを使うメリットとデメリットは?
理学療法士・作業療法士が転職をする際に転職サイトを使用する方法が挙げられます.
このブログの中でも理学療法士・作業療法士の転職に関して転職サイトを利用することによる利点をこれまでにご紹介させていただきました.
でも理学療法士・作業療法士が転職活動に人材紹介を使うデメリットって無いのでしょうか?
今回は理学療法士・作業療法士が転職活動に人材紹介を使うメリットとデメリットはについて考えてみたいと思います.
まずはデメリットについて考えてみたいと思います.
デメリット1:転職サイトを使った理学療法士・作業療法士の採用はハードルが上がる
理学療法士・作業療法士が転職サイトを使って転職活動を行う場合の最も大きなでデメリットは理学療法士・作業療法士の採用に際してハードルが高くなってしまうといった点です.
例えば就職試験の結果があまり変わらない理学療法士・作業療法士が2名いた場合に,一方は自己応募,一方は転職サイト紹介経由であったとしましょう.
この場合にはどちらが内定をもらいやすいのでしょうか?
これは当然ながら前者です.
転職サイトを経由した場合には,紹介料が発生してしまいますので,就職試験の結果に差が無いのであれば自己応募の理学療法士・作業療法士を採用したいと考える医療機関や施設が多いのも実際です.
デメリット2:転職サイトの担当者との相性
転職サイトでは基本的に,理学療法士・作業療法士の転職をサポートするエージェントがあなたの担当となりあなたの転職を支援して下さいます.
実はこのエージェントという仕事は国家資格であり,基本的には有資格者のみの肩書となります.
この専任担当との相性は,理学療法士・作業療法士が転職を成功させるためにも非常に大きなポイントとなりますが,もし理学療法士・作業療法士とエージェントとの相性が悪い場合には,変更を申し入れることも重要です.
理学療法士・作業療法士の転職というのは人生を左右する大きな決断でもありますので,信頼できる担当者に支援をしてもらうことが重要です.
デメリット3:離職率が高い
離職率に関してはいくつかのデータがあります.
厚生労働省職業安定局需給調整事業課(医療・介護分野における職業紹介事業 に関するアンケート調査)の結果によると,転職サイト経由での半年内の離職率と自己応募での離職率では,前者が13%,後者が2.9%という結果となっております.
また別の調査では転職サイト経由での半年以内離職率が4%といった報告もあり,調査によっては結果もさまざまですが,転職サイトを利用した方が離職率が高いといったデータが存在することは理学療法士・作業療法士も知っておきたいところです.
続いてはメリットについて考えてみたいと思います.
メリット1:理学療法士・作業療法士としての市場価値を知ることができる
まずは理学療法士・作業療法士としての市場価値を知ることができるといった点は大きなポイントです.
最近は自分の理学療法士・作業療法士としての市場価値を知るためのサービスも出てきております.
一般社会からみた自分の価値の提供が転職では重要になるわけですが,エージェントとの面談の中で理学療法士・作業療法士として自分がどのくらいの価値があるのかを理解することができます.
特に理学療法士・作業療法士は資格をもっていれば単位が取得できるため,売上の確保が容易です.
理学療法士・作業療法士国家資格というのは,ある意味では素晴らしい資格ですが,一方で資格だけが重要なのであり資格があれば誰でも良いととらえられることもあるでしょう.
メリット2:非公開求人に出会える
転職サイトを利用する大きなメリットは非公開求人に関する情報を得られるといった点です.
自分自身でGoogle何かを利用して検索してもヒットする求人数が多く,このワードの選定を個人で行うには限界があります.
当然選ぶ求人が多いに越したことはないのですが,あまりにも多いと選ぶ基準を設けない限り選択するのが難しくなってしまいます.
その点,転職サイトを利用すればあなたの希望する条件に合った求人をピックアップしてくださいます.
この作業は個人で行うには限界がありますし,何よりGoogle先生も知らないような非公開求人に出会えるのは理学療法士・作業療法士が転職を行うにあたっての大きなメリットになるでしょう.
メリット3:履歴書作成・面接対策のサポート
理学療法士・作業療法士が転職をする際に,必要となるのが履歴書の作成です.
履歴書を記載した経験も少ない理学療法士・作業療法士にとっては何をどのように書くのか分からないことが多いでしょう.
転職サイトを利用すれば担当のエージェントがあなたが記載した履歴書を添削してくださいますので,内定獲得率も高くなります.
また面接対策もサポートして下さいますので安心ですね.
特に人気の高い職場に転職する場合や一般企業への転職の際には書類選考がありますので,履歴書の添削は非常に重要になります.また理学療法士・作業療法士の場合には筆記試験はなく面接だけで採用を行うといった医療機関や施設も少なくありませんので,面接を成功させることができるかどうかは内定を勝ち取るために大きなポイントとなります.
今回は理学療法士・作業療法士が転職活動に人材紹介を使うメリットとデメリットはについて考えてみました.
上述したようにいくつかのデメリットが存在するわけですが,デメリットを考慮してもメリットの大きさは計りしれませんね.
理学療法士・作業療法士の皆様もメリットとデメリットを天秤にかけた上で転職サイトを利用する必要があるでしょうね.
ここでは私がお勧めする転職サイトをいくつかご紹介させていただきます.
マイナビ
マイナビは転職サイトの大手ですので知らない方はいらっしゃらないかもしれませんが,理学療法士の求人数も5000件を超えているマンモス人材バンクです.
転職を考えておられるのであれば,ここは確実に押さえておきたいですね.
マイナビコメディカルには東京・神奈川・千葉・埼玉・群馬・栃木・茨城・岐阜・静岡・愛知・京都・大阪・兵庫の求人が多いので,東京・神奈川・千葉・埼玉・群馬・栃木・茨城・岐阜・静岡・愛知・京都・大阪・兵庫に在住の理学療法士・作業療法士・言語聴覚士の方は,業界最大手のマイナビへの登録がお勧めです.
PTOTSTワーカー
PTOTSTワーカーは業界でもトップクラスの求人数を誇っているのが特徴です.
看護師・医師などの医療関連職の転職をサポートしている医療WORKERグループですので,病院・クリニック・診療所・介護施設・リハビリ施設などの求人の形態も豊富です.
また長年各医療関連施設との人材紹介で培った信頼性から求人数がありますので,他社にはない独占求人,新設などの関係で 一般には公開されない非公開求人も多いです.
またこういった転職サイトって地方求人に対応していなかったりしますがここは地方の求人も豊富ですので地方への転職を考えられている方にもお勧めです.
理学療法士・作業療法士・言語聴覚士の各職種専門のアドバイザーが専任で担当してくださいますので,要望のヒアリングから入職まで トータルで転職をサポートしてくださいます.
アドバイザーは病院・クリニック・リハビリ施設などとも密接な関係なので求人票に載っていない職場関係・一緒に働く人の人柄などの現場の情報を知ることが出来ます.