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理学療法士・作業療法士が少ない頃は職場に私物を保管できた
理学療法士・作業療法士が勤務する職場も大所帯のところが増えてきていると思います.
場合によってはリハビリスタッフが100人を超える施設も少なくありません.
スタッフが増えると自分のデスクは無くなるは,職場内に私物を補完することも難しくなっている状況です.
今回は理学療法士・作業療法士が少ない頃は職場に私物を保管できたといった話です.
書籍は職場においておきたい
理学療法士・作業療法士が職場においておきたい私物として挙げられることが多いのが書籍です.
もちろん自宅での学習のために自宅へといった考えもあるでしょうが,職場ですぐに確認したいことってありますよね.
理学療法士・作業療法士が増えて私物を保管できるスペースがないと私物である書籍を置く場所がないといった場合も少なくないと思います.
また理学療法士・作業療法士になって年数が経過すると,書籍の数も多くなります.
書籍を自宅で保管するのにも限界があります.
最近は電子化してタブレット内にデータを残しておけば場所を取ることなく書籍データを保管できますので,これだけ理学療法士・作業療法士が増えればデータでの保管が現実的なのでしょうか?
経験年数で私物保管にも格差
また問題なのは敬虔年数や入職した年数によって保管できるスペースに格差があるケースです.
昔に入職した理学療法士・作業療法士や管理職の理学療法士・作業療法士には私物保管用の広いスペースが与えられているにも関わらず,若手理学療法士・作業療法士には十分なスペースが与えられていないとなると,若い理学療法士・作業療法士から不満が出ても仕方ありませんよね.
スペースの関係で私物保管を制限するのであれば,経験年数等に関わらず保管スペースを平等にする必要があるでしょうね.
珍しい私物も
場合によっては骨格標本とか物理療法機器とか独自の私物を保管している理学療法士・作業療法士もいたりします.
骨格標本なんて自宅に置いておきたくないですし,物理療法機器なんて家に置いていてもしかたありませんからね.
骨格標本の場合はけっこう場所もとりますし,共同使用できればよいのでしょうが,置いているだけで他の理学療法士・作業療法士には触らせないなんて理学療法士・作業療法士もいたりするようなのでこれは問題でしょうね.
また一番の問題は物理療法機器です.
物理療法機器というのは定期的な検査を受け,検査記録を保管する義務があります.
物理療法機器の取扱は厳重なんですよね.
私物の物理療法機器を勝手に持ち込んで使うっていうのは後々事故が起こった場合には大きな問題となる可能性も高いです.
最近ですと家庭用の低周波治療器とか振動機器とか持ち込んでいる理学療法士・作業療法士っておおいですよね.
今回は理学療法士・作業療法士が少ない頃は職場に私物を保管できたといった話でした.
私物が職場に保管できないというのは不便ですが,これだけ理学療法士・作業療法士の数が増えればしかたないところもあるかもしれませんね.
私物の保管に限らず,最近は個人のデスクさえ用意されない職場が増えておりますので,昔は働きやすかったなと改めて思うわけです.
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