理学療法士・作業療法士の資格維持にもけっこうお金がかかる

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理学療法士・作業療法士の資格維持にもけっこうお金がかかる

最近はさまざまな資格を取得する理学療法士・作業療法士が増えてきております.

心臓リハビリテーション指導士,呼吸療法認定士,認定理学療法士,専門理学療法士など資格もさまざまです.

理学療法士・作業療法士関連の資格については以前にこのブログの中でもご紹介させていただきました.

 

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ただこういった資格ってほとんどの資格で更新が必要なんですよね.

資格を持ってれば持ってるほど更新にお金がかかってしまいます.

資格手当なんて出てる病院・施設は少ないですからね.

今回は理学療法士・作業療法士の資格維持にもけっこうお金がかかる件について考えてみたいと思います.

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資格の更新にはお金がかかる

では理学療法士・作業療法士の資格更新にはどのくらいのお金がかかるのでしょうか?

まず3学会合同呼吸療法認定士ですが更新期間が5年となっております.

呼吸療法認定士の場合には,年会費は不要ですが13,000円の更新研修参加費が必要です.

これに加えて研修の際の交通費や宿泊費が発生します.

次に心臓リハビリテーション指導士ですが更新期間が5年間となっております.

心臓リハビリテーション指導士の場合には日本心臓リハビリテーション学会に入会する必要がありますので,年会費が6,000円かかります.

加えて更新研修や学会参加に必要なお金が10,000~30,000円必要となります.

もちろん交通費や宿泊費も含めるとさらに高額な更新料がかかることになります.

最後に認定理学療法士ですがこれも更新期間は5年となっております.

研修会への参加などさまざまな費用がかかりますが,最近はe-leraningでのポイント取得も可能になってきておりますので,うまくやれば更新に要するお金を安く済ませることができるかもしれません.

認定理学療法士の場合には日本理学療法士協会の加入が必須条件でありますので,それも含めると30,000~50,000円もの維持費がかかることになります.

 

 

 

 

 

 

 

 

 

経済的負担を少なくして資格更新するためには?

給料やお小遣いも少ない理学療法士・作業療法士ですから資格更新の費用はできる限り安く済ませたいですよね?

全国学会なんかに参加すれば得られるものも多いかもしれませんが,費用負担も大きくなってしまいます.

まずは年間スケジュールを確認した上でコストパフォーマンスの良い研修会をチェックすることが重要です.

特に地方で開催される学会や研修会は参加費用や交通費も安くすみますので,学会や研修会の開催場所や日程などについてチェックしておくことが大切です.

また参加費のわりにポイントが高い研修会は要チェックです.

安い費用で多くのポイントが取得できればベストです.

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

実習指導は格安でポイントゲットできる

認定理学療法士制度や専門理学療法士制度に関しては研修会取得のみならず,臨床実習指導でもポイントの取得が可能です.

6週間以上の臨床実習指導を行えば,特に費用を支払うことなく20ポイントを取得できます.

年間複数の養成校から実習依頼がある施設で勤務している方であれば,積極的に指導者を引き受けるとよいでしょうね.

ただし2020年度以降に入学した学生を実習指導する場合には,臨床実習指導者講習会を受講することが必須となりますので,今後臨床実習指導でのポイント取得を狙っている方はまずは臨床実習指導者講習会の受講を計画する必要があるでしょうね.

 

 

 

 

 

 

 

 

 

更新する資格をしぼることも重要

最近は複数の資格を取得している理学療法士・作業療法士も多いと思いますが,取得している資格が多ければ多いほど更新料がかかることになります.

例えば5つの資格更新を継続的に行っていこうと思うと,年間で数万円単位の費用が必要になりますので,経済的な負担もはかり知れません.

自分にとってその資格の更新が必要かどうかを見極めて,資格更新の優先順位を考えることも重要です.

 

今回は理学療法士・作業療法士の資格維持にもけっこうお金がかかる件について考えてみました.

更新に関わる費用を考えると資格を取得する際にも気軽に取得なんてできませんね.

自分にとってどの資格が必要かを熟考した上で,資格の取得を考える必要がありそうですね.

ちなみに私は資格の更新や学会年会費だけで10万円近くは飛んでいそうです…

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