介護福祉士の給与が理学療法士・作業療法士の給与を超えた?

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介護福祉士の給与が理学療法士・作業療法士の給与を超えた?

理学療法士・作業療法士といえば平均給与が400万円程度であるというのは有名な話です.

医療職種の中では底辺に近い理学療法士・作業療法士の給与ですが,医療・介護分野で理学療法士・作業療法士以上に給与が安いことで知られているのが介護福祉士です.

マスメディアでも介護福祉士における低賃金はたびたび取り上げられております.

しかしながら処遇改善加算の効果で介護福祉士の給与が理学療法士・作業療法士の給与を超えているところも増えてきております.

今回は介護福祉士の給与が理学療法士・作業療法士の給与を超えたのではないか(?)といったお話です.

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介護福祉士の給与は?

厚生労働省の2020年「介護従事者処遇状況等調査結果」によると介護福祉士の平均年収406万円(月給平均338,340円)となっております.

ちなみに「賃金構造基本統計調査」によると,福祉施設介護員の「年間賞与その他特別給与額」は531,700円となっております.

理学療法士・作業療法士の業界動向(給与水準や雇用状況など)を調査してみると,平均年収は約406万円とされており(厚生労働省 平成28年賃金構造基本統計調査より),この結果を見ると介護福祉士と理学療法士・作業療法士の平均年収はあまり変わらない時代になってきていることになります.

 

 

 

 

 

 

 

 

特定処遇改善加算の効果は大きい

特定処遇改善加算の影響もあって,福祉施設介護員の賞与額は3年連続で増加しています.

以前の改定で「特定処遇改善加算」が追加され,勤続10年以上の介護福祉士は月に8万円の処遇改善がなされました.

また今後ともに給与の増額への期待感は高く,ここ最近の傾向からすると介護福祉士の平均年収が理学療法士・作業療法士の平均年収を超える日もそう遠くないと考えられます.

 

 

 

 

 

 

 

理学療法士・作業療法士はコスパ悪すぎ

ただ理学療法士・作業療法士って国家資格を取得するのにけっこうお金もかかります.

私立の大学ともなると4年で700万円の学費が必要ですので,こう考えると理学療法士・作業療法士ってコストパフォーマンスがかなり悪い職種だと言えると思います.

一方で介護福祉士の場合には,2年間の養成課程で取得がかのうですので,学費も300万円もかからないといった養成校も多いでしょう.

理学療法士・作業療法士にとってはなんだかなぁという感じです.

せっかく4年もかけて国家資格を取得したのに,2年の養成課程の介護福祉士の方が年収が高いなんて考えられませんよね.

既に処遇改善加算をしっかりと算定して夜勤手当の手厚い職場だと,新卒時点でリハより介護職の方が年収高いケースは少なくありません.

もちろん夜勤手当も含めればということですが…

介護職の方が学費も安くて,奨学金も充実しておりますので,理学療法士・作業療法士よりコストパフォーマンスが高いと言えるでしょう.

社会的にも介護人材の不足は大きな問題となっておりますので,介護職の待遇が評価されるというのは非常に良いことだと思いますが,ただ理学療法士・作業療法士の平均年収を上回られたら,理学療法士・作業療法士は何のために高い学費払って国家資格を取得したのかといった話になってしまいます.

 

今回は介護福祉士の給与が理学療法士・作業療法士の給与を超えたのではないか(?)といったお話でした.

非常に残念な話ですが,理学療法士・作業療法士が医療・介護分野で最も貧乏医療・介護福祉職になる日も近いのではないかという気がします.

結局は個々の努力によって年収は変わるでしょうから,職種間での比較にはあまり意味がないかもしれませんが,ただ介護福祉士を見ていると理学療法士・作業療法士も待遇に関してやはり社会に対してきちんと働きかける必要があると感じるわけです.

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