理学療法士・作業療法士が講演を行う際の注意点

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理学療法士・作業療法士が講演を行う際の注意点

最近は理学療法士・作業療法士が研修会講師を務める機会というのは非常に多いと思います.

研修会も公的なものから私的な内輪の研修会までさまざまですし,対象も理学療法士・作業療法士が相手である場合もあれば,他職種,一般住民とさまざまです.

今回は理学療法士・作業療法士が講演を行う際の注意点について考えてみたいと思います.

man and woman sitting on chairs

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

参加者のニーズを考える

理学療法士・作業療法士が講演をするときに最も重要なのは,参加者のニーズを考えることです.

合わせて参加者の経験年数や興味等を把握できるとよいですね.

基本的には参加者が求めているのは実践で生かせる内容です.

参加者が求めていることと講師が伝えたいことに乖離があると,参加者の貴重な時間が無駄になってしまいます.

理学療法士・作業療法士の講師にありがちですが,独りよがりな内容になってしまうと,参加者はせっかく参加したのに参加しなければよかったなんて事態に陥ってしまいます.

改めて自分の話す内容がその研修会の趣旨と合致しているかどうか,参加者が何を求めているかをよく吟味して話す内容を決定することが重要です.

理学療法士・作業療法士の研修会の場合には,参加者が求めているのは決して難しい理論ではなく,明日からの臨床に生かせるエッセンスです.

講演内容にもよりますが,参加者は研修会に興味を持って参加しているわけですから,基本的には講師と同等かそれに近い知識を持っていると考えてもよいと思います.

特に座学中心の場合には,基本的な内容を中心に話を進めていると参加者のモチベーションも低下してしまいますので,基本をベースに応用的な内容を交えながら話を進めるとよいでしょう.

実技が中心の場合には,基本的な内容をおさらいした後で実技に進むのがベストでしょう.

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

スライド作成はシンプルに

理学療法士・作業療法士が講演をする場合にはPoerpointを使ってこうえんしりょうをさくせいすることがおおいとおもいます.

Powerpointもフォントやアニメーションなどさまざまな表現方法があり,凝りだしたらキリがないほどです.

理学療法士・作業療法士が研修会に参加する場合には,自身のスキルアップを図りたいといった目的の場合が多く,より多くの知識や技術を持ち帰りたいと考えています.

アニメーションなどで興味をひいて参加者を飽きさせないテクニックは重要ですが,あまりPowerpointの装飾ばかりに目が行ってしまうと伝えるべき内容が伝わらなくなってしまいます.

基本的にはシンプルに,伝えたい内容が何かを常に考えながらスライドを作成する必要があります.

もちろん講演の合間で,息抜きのためのスライドを混ぜるといったテクニックは,頭を休めて集中力を持続させるために効果的ですので,そういったものを否定するものではありません.

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

座学?実技?それともグループワーク

講演時間にもよりますが,全ての時間を講師が一方的に話をしては,参加者も退屈かもしれません.

座学や実技だけの内容って参加者からすると,inputばかりになりますので,だんだんつまらなくなってきます.

参加者の集中力の持続にも限界がありますし,延々と話を続けられると眠たくなってきてしまいますよね.

理学療法士・作業療法士の研修会では,実技を織り交ぜるというのが昔から多いですよね.

この構成自体は否定する必要はありませんが,これも結局はinputばかりなんですよね.

参加者に頭を使わせてoutputさせるしかけが必要です.

ここ最近の傾向として,参加者が小グループに分かれて,与えられた課題を解決するグループワークを取り入れる研修会が多くなってきました.

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

グループワークのメリットは情報共有とoutput

グループワークにおける基本的な流れですが,数人からなる小チームで,ある課題に関して相談しながら解決していくというものです.

例えば,症例検討会のように問題点や治療プログラムを考えていく進め方や,各メンバーの職場における問題点を列挙し,解決法を考えていくなどが挙げられます.

グループワークのメリットとしては,自分以外の参加者の考え方を知ることができ,新しい発見を基に自身の視野を広げることができるといった点が挙げられます.

また部ループワークを通じて自分の考えをoutputすることで自分の考えがまとめられるといった点もグループワークを行うメリットでしょうね.

しかしながらグループワークを行う場合には,いくつか注意点もあります.

まず人前で話すことが苦手な方はグループ内でも発言が少なく,特定のメンバーしか発言しない可能性があります.

また進行が講師が考える趣旨と違う方向に話が進んでしまうこともあります.

そのため各グループにファシリテーターを配置して進行のサポートをしたり,講師がグループを巡回して進行状況を確認するなどの対応が求められます.

実際に臨床実習指導者講習会でも各グループにファシリテーターがついてますよね.

 

今回は理学療法士・作業療法士が講演を行う際の注意点について考えてみました.

講演の機会を与えていただけるというのは非常にありがたいですし,理学療法士・作業療法士が成長する上でも大きなチャンスです.

参加者のニーズをしっかり把握して,次の講演依頼を得られるような実りのある講演をしたいものです.

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