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正社員で週休3日制度で勤務する理学療法士・作業療法士が増えてきている
理学療法士・作業療法士の職場というのは正職員であれば週休2日制度で勤務している方がほとんどだと思います．
最近は大企業をはじめ週休3日制度を導入する企業が増えておりますが，医療機関や施設においても少しずつ週休3日制度が導入され始めております．
それに伴って週休3日制度で勤務する正社員の理学療法士・作業療法士も増えてきております．
今回は正社員で週休3日制度で勤務する理学療法士・作業療法士が増えてきているといったお話です．
週休3日制度とは？
一般的に多くの企業は週休2日制または完全週休2日制を設けていますが，週休3日制度というのは，週における休みを1日増やし「週休3日」とする制度です．
週休3日制度は大企業を中心に導入が増えている新しい休日制度であり，病院や施設側の観点からは人材の確保，生産性の向上といった効果が期待できます．
また柔軟な働き方や多様な働き方を選択できることはワークライフバランスの実現に繋がるため，病院や施設側だけでなく理学療法士・作業療法士からの注目も高まっています．
週休3日制度のメリット・デメリット
まずメリットについて考えてみたいと思います．
理学療法士・作業療法士の場合には，休日が増えることよって育児や介護と仕事の両立を可能となりますし，育児や介護を理由とした離職を防止することにもつながります．
また柔軟な働き方を推進している病院や施設であることが対外的にアピールできれば，結果として求職者の増加にもつながります．
ではデメリットにはどんなものが考えられるでしょうか？
デメリットとしては人員を確保するために増員が必要となりますので，人件費が増加する可能性があります．
また理学療法士・作業療法士の場合には，休日が増えた分，書類作成の時間が減ってしまうことで結果的に1日の労働時間が長くなってしまうといったデメリットも考えられます．
さらに給与面でも週休2日制度よりも週休3日制度を取っている病院や施設の方が給与が安いことが多いのでこの点もデメリットと考えられます．
週休3日＋副業もあり？
最近は理学療法士・作業療法士の働き方も変わりつつあります．
本業に加え，プラスで在宅ワークとして副業をされている方も増えております．
週休3日+副業というのも新しい理学療法士・作業療法士の働き方になりつつあるわけですね．
理学療法士・作業療法士として働くだけでなく，さまざまな分野の仕事にチャレンジすることで視野も広がりますし，結果的に理学療法士・作業療法士としての本業のスキルも向上するといった場合も多いでしょう．
平日に1日は休みが欲しい
土日休みの週休2日制度ですと，平日で無いとできない手続きってっけっこうありますよね．
例えば週の真ん中の水曜日を休みにすると普段出来ない行政関係の手続きや銀行関係，その他の問い合わせなども可能となります．
時間に余裕ができますし，子育て世代にとってはとても働きやすい制度だと思います．
理学療法士・作業療法士の職場で週休3日勤務体制を取っているところが多いのは？
理学療法士・作業療法士の職場で週休3日勤務体制を取っているところはどんなところが多いでしょうか？
多くの場合には実施している事業所は以下のような職場が多いです．
訪問看護ステーション
通所施設
特別養護老人ホーム
有料老人ホーム
医療機関なんかで週休3日制度を取っているところはまだまだ少ないですね．
現在のところ理学療法士・作業療法士が働く職場で週休3日制度を取り入れている都道府県の割合はまだ6.38%にすぎません．
残念ながら週休3日制で働きたいと思っても週休3日制度を導入している職場が少ないのも実際です．
理学療法士・作業療法士が週休3日で働くには？
上述したように週休3日制を取り入れている勤務先は少ないですが，短時間正社員（週30時間勤務）を取り入れている場所は少しずつ増えてきております．
この場合には週30時間以上の勤務となりますので，1日8時間を4日働けば残りは休日になり結果として週休3日が可能なわけです．
ただ週休3日で働ける勤務先ってなかなか検索しても探すのが難しいのが実際です．
人気もありますしね．
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