目次
理学療法士必見 日本理学療法士学会の法人学会・研究会の入会事前申請がはじまる
2021年1月22日から日本理学療法士学会の法人理学療法学会・理学療法研究会の専門会員A・一般会員の事前入会申請が始まりました.
理学療法士の皆様はもう入会申請を済まされましたか?
今回はこの日本理学療法士学会の法人理学療法学会・理学療法研究会の専門会員A・一般会員の入会申請について考えてみたいと思います.
会員区分
まず整理しておきたいのが会員区分です.
会員区分は専門会員A・専門会員B・一般会員・学生会員に分類されます.
ちなみに理学療法士資格を取得していれば専門会員Aか一般会員のどちらかに登録することになります.
専門会員A
専門会員の場合には,大学に勤務する場合,修士号や博士号を取得している場合,専門理学療法士資格を有する場合,病院等に所属し研究者としてみなされる場合がありますが,いずれかに該当する場合に専門会員Aとなります.
いずれにしても専門会員の場合には当該領域の研究実績に関する審査が行われます.
ここでいいう研究実績というのは原著論文です.
専門会員Aの会員権利として,評議員となり総会へ参加することが可能となることや理事選挙権や被選挙権を持つことができます.
また学術大会においては開催準備や査読委員・セッションの座長などの役割を担うこともできます.
専門会員の場合には2000円の年会費が必要です.
一般会員
一般会員の場合には,専門理学療法士資格を有する場合,認定理学療法士資格を有する場合,学術大会での研究発表の実績がある場合などがあります.
一般会員の場合には機関誌提供や情報提供を受けることができるほか,学術大会の査読委員やセッションの座長の役割を担うことができます.
一般会員の場合には,会費は無料です.
ちなみに専門会員・一般会員にかかわらず法人学会や研究会が主催する学術大会や研修会に参加することは可能ですし,発表も可能です.
一方で法人学会や研究会が発行する雑誌への投稿権利については専門会員・一般会員に限られます.
入会の方法(専門会員の場合)
まずは入会したい学会・研究会を選択します.
次に会員の個人情報を記載します.
次に職場の情報を記載します.
最後に資格判定条件を記載します.
専門会員の場合には修士課程・博士課程を修了している,または専門理学療法士を取得していることが会員の条件となります.
最終的には論文情報を記載し,ここに書かれた論文情報から資格判定が行われるようです.
つまり修士課程を取得していてもこの業績が不十分であれば専門会員としては認められないということになります.
入会の方法(一般会員の場合)
まずは入会したい学会・研究会を選択します.
次に会員の個人情報を記載します.
次に職場の情報を記載します.
最後に資格判定条件を記載します.
一般会員の場合には認定理学療法士,専門理学療法士資格を有しているか,学会発表実績が重要となります.
今回はこの日本理学療法士学会の法人理学療法学会・理学療法研究会の専門会員A・一般会員の入会申請について解説させていただきました.申請を考えておられる方は早めに申請をされてくださいね.
コメント