理学療法士・作業療法士が講習会に行った後の伝達講習会って必要ある?

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理学療法士・作業療法士が講習会に行った後の伝達講習会って必要ある?

皆様の職場でも伝達講習会ってやってますか?

理学療法士・作業療法士の職場では休日に参加した講習会の内容を職場内で伝達するといった伝達講習会が伝統的に行われております.

これは理学療法士・作業療法士のみならず,看護部なんかでも頻繁に行われております.

職場が研修費を負担して出張として参加した研修会の内容を伝達する場合もあれば,自費で参加した研修会の内容を職場内の理学療法士・作業療法士へ伝達するといったケースもあるでしょう.

今回は理学療法士・作業療法士が講習会に行った後の伝達講習会の必要性について考えてみたいと思います.

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

伝達するだけなら資料を見ればいい?

理学療法士・作業療法士が講習会に行った後の伝達講習会って本当に必要でしょうか?

参加した講習会そのものの内容を伝えるだけであれば,資料をコピーして配布すれば済むような気がします.

学会であれば抄録があるわけですから,抄録を見ればおおよそのことはわかるわけです.

伝達する理学療法士・作業療法士にとっても,伝達される理学療法士・作業療法士にとっても時間を無駄にすることにならないでしょうか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

効果的な伝達講習会は?

それでは伝達講習会の中で理学療法士・作業療法士が時間を無駄にしないためにはどうすればよいでしょうか?

まず重要なのは自身の担当するクライアントに対して講習会で得た知識や技術を生かしたうえでの自分の思いを伝達することが重要です.

講習会で講師がこんなこと言ってましたなんて情報は資料の配布で十分です.

実際に講習会の内容を自分がどう感じたのか,それをクライアントに適応してみてどうだったかといった視点が非常に重要です.

このような伝達ができれば,職場内でのディスカッションも盛り上がるでしょうし,何よりも視点がクライアントを対象とした視点に変わりますので,伝達講習会に参加したより多くの理学療法士・作業療法士が講習会の内容を対象者へ還元しやすくなりますので組織としては非常に有益だと思います.

さらに実際に聞いてきた内容をふまえて,一歩掘り下げて学習してまとめた内容を発表するというのも良いでしょうね.

とにかくただ資料見ながらこう言ってましたよなんてやり方は時間の無駄だと思うわけです.

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

伝達講習会は誰のためのもの?

伝達講習会というのは実は伝達される側が情報を得るメリットよりも,伝達する側が情報を整理して自分なりの考えを統合するところに大きなメリットがあります.

つまり伝達講習は伝える側の人が1番メリットがあるわけです.

これは伝達講習会に限ったことではありませんが,講習会に参加した参加者よりも講師が一番学習して成長できるってやつと同じですね.

習った内容をまとめて,それを知らない人に伝えるという作業は非常に良いトレーニングになるわけです.

 

今回は理学療法士・作業療法士が講習会に行った後の伝達講習会の必要性について考えてみました.

皆様の職場でも伝達講習会を様々な形式で行われていることと思いますが,伝達講習会の形式や方法を見直したうえで,意味のある時間を共有できるとよいですね.

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