都道府県理学療法士会・作業療法士会のお仕事はボランティアが当たり前?

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都道府県理学療法士会・作業療法士会のお仕事はボランティアが当たり前?

理学療法士・作業療法士の皆様は都道府県理学療法士会・都道府県作業療法士会の仕事ってされたことありますか?

都道府県理学療法士会・都道府県作業療法士会,日本理学療法士協会・日本作業療法士協会の仕事ってボランティアでやるのが当たり前になっていませんか?

ただ国家資格を持った理学療法士・作業療法士にタダ働きさせるのってどうなんですかね?

今回は都道府県理学療法士会・作業療法士会のお仕事はボランティアが当たり前なのかについて考えてみたいと思います.

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サービス残業と一緒でみんなやっているからが危険…

都道府県理学療法士会・都道府県作業療法士会ってボランティアでやるのが当たり前になっていることが多いわけですが,先輩もやっているんだからとか,会長なんて仕事がものすごく多いのにすべてボランティアでやってるんだからといった考え方って危険です.

周りがやっているからボランティアが当たり前といった考え方はサービス残業の考え方と同じですね.

先輩がボランティアで残業してるんだから若手もボランティアで残業するのが当然みたいな考え方って非常に危険です.

 

 

 

 

 

 

 

 

 

無償を貫き通すと現代社会では県士会活動にも支障が

共働きで小さい子がいてという場合には,ボランティアでやれる仕事ではないですよね.

昔ながらのボランティアでの都道府県理学療法士会・都道府県作業療法士会の活動ってもう時代に合ってないと思うんですよね.

共働きが増えて,働き方改革で働きすぎないようになんて国が方針を出している状況でボランティアで自宅に帰っても作業をしないといけないというのは時代に合ってませんよね.

 

 

 

 

 

 

 

 

ボランティアでは良い仕事はできない

そもそもボランティアだと頑張って都道府県理学療法士会・都道府県作業療法士会の仕事しようと思いますか?

ボランティアであればテキトーに済ませておこうという気持ちになっても当然です.

またこういった時代ですから,ボランティアならやらないよといった考えの若手理学療法士・作業療法士がほとんどだと思いますので,そもそも都道府県理学療法士会・都道府県作業療法士会の仕事を担う若手というのは出てこなくなるのではないでしょうか?

最終的には都道府県理学療法士会・都道府県作業療法士会の活動そのものが衰退していってしまいます.

最近は日本理学療法士協会・日本作業療法士協会の仕事なんかは報酬がきちんと支払われることが多くなっておりますので,都道府県理学療法士会・都道府県作業療法士会も時代に応じて適切な報酬を支払うべきだと思います.

これではますます士会離れが進んでしまいます.

 

 

 

 

 

 

 

 

国家資格を有する理学療法士・作業療法士の時間を無償で使うのはどうなのか?

理学療法士・作業療法士の資格というのは立派な国家資格です.

国家資格を持つ人の時間を無償で使ってよいのでしょうか?

協会であれ士会であれ,ボランティアでしか運営できないということはそもそも予算計画の段階で事業として成立していないわけですので,事業計画の段階から見直すべきです.

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最低限の報酬を

ある都道府県士会の財政事情を私も一部知っておりますが,現状だと事業を縮小するか,会費を上げるかしないと役員や委員に報酬を支払うことは難しい場合が多いでしょうね.

それだけ財政事情が逼迫している都道府県士会も多いということです.

最近は役員や委員のボランティア業務を削減する目的で事務員のアルバイトを雇用する都道府県士会も増えてきておりますが,最低限の報酬を支払う仕組みは今後必須になるでしょうね.

 

今回は都道府県理学療法士会・作業療法士会のお仕事はボランティアが当たり前なのかについて考えてみました.

士会活動に報酬を支払うとなると今の仕組みで考えると会費を上げるか,事業を縮小するかが必須だと思います.

また研修会事業で黒字を出してそれを運営資金に回すなんて言うのも一つでしょうね.

いずれにいたしましてもそろそろ都道府県理学療法士会・作業療法士会のお仕事はボランティアが当たり前という時代は終わりにしないといけませんね.

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