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JLC（ジャパンライム）の理学療法オンデマンド配信サービスはお得すぎる
コロナ禍における理学療法士・作業療法士の自己研鑽や教育のツールは多様化しており，SNSでの情報収集，動画学習は一般的なものになってきました．
特に動画配信は，ここ数年でとても増えてきておりますが，コロナ禍の影響で一気に加速した感があります．
そんな中でも画期的なオンデマンド配信サービスを行っているのがJLC（ジャパンライム）のオンデマンド配信です．
今回はJLC（ジャパンライム）の理学療法コンテンツ（オンデマンド配信）についてご紹介させていただきます．
JLC（ジャパンライム）って？
JLC（ジャパンライム）は1974年創業のDVD制作販売の会社です．
おそらく理学療法士・作業療法士の皆様の多くがJLC（ジャパンライム）といえばDVD製作販売といったイメージがあると思います．
JLC（ジャパンライム）ではDVD製作販売に加え，2010年度よりオンデマンド配信，その後セミナー事業も手がけています．
また業界でもいち早く動画配信サービスを取り入れており，実績もあります．
医療見放題コースがお得すぎる
これまでJLC（ジャパンライム）の動画コンテンツは，医療見放題コース，Japanlaim Classicコース，ウイメンズヘルス理学療法コース，スタンダード理学療法，BIG3コース，山口光國コース，石井慎一郎コース，PTセミナーアーカイブコース，柔道整復コース，荒木秀明コース，SPORTS×PTコースといった11の細分化されたコースが提供されておりました．
この11のコースが2020年8月に「医療見放題コース」としてリニューアルオープンされました．
驚くべき毎に2020年9月現在で配信されている「医療見放題コース」の動画コンテンツは178コンテンツです．
同じくオンデマンド配信を始めた株式会社geneのリハノメの9月末時点での動画コンテンツ数が70ですからこれを考えると178コンテンツという数はその倍以上ということになります．
内容も100名超の有名講師によるとても充実した内容となっております．
「医療見放題コース」ではこの178コンテンツのすべてのコンテンツが見放題ということですので，これはお得すぎます．
「医療見放題コース」の内容は？
気になる内容ですが以下にコンテンツをいくつかご紹介させていただきます．
リハビリテーションにおける脳画像の活用～ 評価・治療プログラム立案に繋げる脳画像のみかた ～（阿部 浩明 先生）
脳卒中後遺症者のADL障害に対するアプローチ～PT・OT・STの協業を中心に～（伊藤克浩 先生）
姿勢・運動の観察～身体重心の見方とその評価方法～（福井勉 先生）
足と歩きの研究（入谷誠 先生）
運動連鎖を応用した動作分析（園部俊晴 先生）
表面筋電図を用いた筋の質的機能評価～股関節疾患患者の歩行障害の特徴と実践的治療戦略～（加藤 浩 先生）
股関節のみかたとアプローチ～股関節の構造とシステムを理解する～（吉尾雅春 先生）
基礎から臨床まで 股関節疾患の理学療法～ 変形性股関節症のメカニズムと評価 ・ 運動療法の実際 ～（永井聡 先生）
歩行機能獲得のためのバイオメカニクス治療アプローチの実際（石井慎一郎 先生）
頸椎の機能解剖と臨床応用～ 頸椎の病態運動から展開する評価とアプローチ ～（上田泰久 先生）
骨粗鬆症性脊椎圧迫骨折の病態理解とアプローチ（赤羽根良和 先生）
山口光國の「肩のセラピー」実技編～徒手での理学療法評価と対応～（山口光國 先生）
バイオメカニクスに基づいた肩関節疾患の評価と治療～ 臨床で活きる肩関節のバイオメカニクス ～（村木孝行 先生）
全身運動からみる肩関節の評価～肩関節疾患のメカニズムと評価アプローチの実際～（千葉慎一 先生）
スポーツ分野におけるセラピストの役割（山口光國 先生）
デジタル・オンラインツールを活用したACL再建術後患者のセルフマネジメント指導（相澤純也 先生）
リアライン・トレーニング（蒲田和芳 先生）
呼吸理学療法 臨床アプローチ〜 アセスメント、コンディショニング、運動療法の実際 〜（高橋仁美 先生）
糖尿病に対する運動療法（片田圭一 先生）
骨盤底筋群の機能不全に対する評価とアプローチ （田舎中真由美 先生）
臨床で診る尿失禁（磯脇まゆみ 先生）
ここでご紹介させていただいたのはほんの1例です．
加えてカイロプラクティック，オステオパシー，柔道整復関連の動画コンテンツも含まれております．
普段目にすることが少ない技術ばかりですが参考になるものも多いです．
特に山口光國先生なんかは他ではなかなかオンラインコンテンツを作成していない先生ですのでJLCオンデマンドでこそ学べる講師の一人です．
気になる「医療見放題コース」の利用料金は？
気になる「医療見放題コース」の利用料金ですが月額\3,300（税込）です．
178コンテンツが月額\3,300（税込）ですよ！！
ただJLCオンデマンドは毎月1日から月末までの月額課金サービスとなっておりますので，視聴契約される際には，月初に入会(コース購入)しないと損です．
うっかり31日にコース購入すると1日しか視聴していないのに1ケ月分の視聴料がかかってしまいますので注意が必要です．
いずれにしても元々のDVDが1つのコンテンツで10,000円以上していたことを考えるとこれは格安です．
現在は「医療見放題コース」（\3,300税込）の他にも以下のコースが追加オプションとして提供されております．
「疼痛リハビリコース」（\2,750税込）
「運動連鎖アプローチコース」（\3,960税込）
「蒲田和芳コース」（\2,200～税込）
個人的には疼痛リハビリコースなんてお勧めです．
田中創先生，西上先生，平川先生と疼痛理学療法のトップランナーの最新の話がこの格安料金で聞けるのはすごいことです．
セミナーに参加したと思えば，参加費や交通費，宿泊費なんかもかかるわけで月額2,750円（税込）って安すぎでしょう．
使用感は？
オンデマンドコンテンツの場合，使用感も気になりますよね．
私自身がオンデマンドコンテンツに必須だと思うのが倍速再生機能です．
できるだけ短時間でインプットしたいですからね．
ちなみにJLC（ジャパンライム）の動画コンテンツは2倍速まで可能です．
また再生を中止した動画コンテンツは次回再生時にきちんと途中から再生されますのでこれもとても便利です．
医療見放題コースのスタンダード理学療法（新人・若手療法士向け）は職場内の新人教育や養成校での学内演習にもピッタリ
このブログでも株式会社geneの動画配信サービスについて何度がご紹介させていただきました．
株式会社geneのコンテンツは素晴らしいのですが，新人理学療法士や学生レベルの知識では講義内容についていくのに少し厳しい印象を受けます．
その点，JLC（ジャパンライム）の動画コンテンツの中でもスタンダード理学療法（新人・若手療法士向け）は職場内の新人教育や養成校での学内演習にもピッタリだと思います．
新人教育ってとても大変ですが，これを病院で契約してもらえば簡単に新人教育の一部をこのコンテンツで済ませることができます．
教育といった目的が明確であれば経営陣から許可をもらうのもそんなに難しくないでしょう．
スタッフで研修するためのお得な法人サービス料金もありますので，病院に提案して教育コンテンツとしての使用がお勧めです．
またコロナ禍で学内実習を余儀なくされている理学療法士学生が多く，最近は養成校の教員も学内演習のコンテンツ作りに限界を感じているといった話も聞きます．
このJLC（ジャパンライム）の動画コンテンツのスタンダード理学療法（新人・若手療法士向け）は学内演習なんかにもピッタリです．
ちなみにスタンダード理学療法（新人・若手療法士向け）の内容ですが，以下のような感じです．
変形性膝関節症に対する人工膝関節置換術後の理学療法（山田英司 先生）
変形性股関節症に対する人工股関節置換術後の理学療法（湯田健二 先生）
肩関節の術後の理学療法～腱板断裂／肩関節不安定症（村木孝行 先生）
理学療法臨床評価プランニング（中山恭秀 先生）
脳血管障害に対する理学療法 ①～④（斎藤智雄 先生）
基本的臨床技能としてのコミュニケーション～メタ認知能力向上を目指して～（山口美和 先生）
臨床における歩行分析 ～基本的な診方からその対応～（岩永竜也 先生）
今回はJLC（ジャパンライム）の理学療法コンテンツ（オンデマンド配信）についてご紹介させていただきました．
こんなにお得なうえに今後もまだまだ動画コンテンツが追加される予定ですのでこれは契約しない理由はないですね．
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