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理学療法士・作業療法士は図書館を活用すべき
私も年に相当な数の書籍を読みますが,書籍を購入するお金ってけっこうかさみますよね.
最近は楽天ブックやamazonでぽちっと簡単に購入できてしまうので,ついつい気になる書籍を買ってしまうという方も多いのではないでしょうか?
私も以前はネットで書籍を購入することが多かったのですが,最近は図書館を利用することが多いです.
図書館ってあまり足を運ばない方も多いかもしれませんが,一般書なんかはけっこう新しいものが充実してたりします.
今回は理学療法士・作業療法士が図書館を利用するメリットについて考えてみたいと思います.
書籍代を節約できる
お世辞にも高収入といえない理学療法士・作業療法士ですから,書籍購入の費用ってどうにかして抑えたいですよね.
図書館を利用すれば単純に購入費を節約できます.
勉強代だから仕方ないと考える方もおられるかもしれませんが,一般書でも10冊購入すれば1~2万円に,専門書だと5~6万円の費用を費やすこととなります.
これってけっこう大きいですよね.
図書館を利用すれば,無料で本を借り読むことができます.
知識をインプットするための本や書籍を無料で読むことができれば大きな節約になること間違いありません.
月に5冊や10冊と借りられる数に制限はありますが,まず借りて読んでみて気に入った物を購入するといった方法もお勧めです.
ネット購入の場合には,実際に買って読んでみると内容が期待したほどではなかったという場合もけっこう多いんですよね.
本棚がいっぱいにならない
私も昔はそうでしたが,家の本棚がほんでいっぱいで本棚の横に本の山ができる状況でした.
本で本棚がいっぱいになっていると,なんとなく自分が賢くなったような感覚に陥りますが,そんなわけはありませんよね.
もちろん何度も読み返したいと思える書籍は購入して本棚に並べておいて,そうでない書籍は図書館で借りて読む程度で十分なわけです.
1年以上も読むことがない書籍って正直その先も読まない可能性が高いです.
これは専門書にも言えることですが,置いておいたらいつか役に立つかななんて感覚で書籍が本棚を埋めてしまってないでしょうか?
手に取る頻度が少ない書籍はスキャンしてメルカリやヤフオクで売ってしまうことも考えましょう.
私は数年前にメルカリで書棚の本の中であまり読んでいない書籍をかなり売りさばきましたが,それだけで10万円以上のお金になりました.
おかげで本棚はすっきりです.
返却期限があるから早く読める
図書館で借りる本には返却期限があります.
皆様も購入したもののぜんぜん読まずに本棚に並んでいるっていう書籍に心当たりはありませんか?
時間ができたら読もうと思っていたものの,そのままになっていたというパターンですね.
図書館で借りた書籍は返却期限が2週間というところが多いので,それまでに読む必要があります.
返却期限があるので「この日までに読まないといけない」といったプレッシャーがかかりますので,借りた本を読みやすくなるわけです.
私は結果的に図書館で本を借りるようになってから読む本の量が増えました.
OPACを利用しよう
図書館では蔵書検索ができます.
蔵書検索というのはその図書館にどんな本があって,現在借りることができる状況か(貸し出し中でないか)を確認できます.
多くの図書館でインターネット上で蔵書を検索できますので,まずは自宅でOPACを利用して蔵書を検索することをお勧めします.
専門書は?
理学療法士・作業療法士の専門書を扱っている図書館が少ないのは事実です.
県内に理学療法士・作業療法士を養成している大学があれば,大学図書館の利用がお勧めです.
会員証を作成すれば,誰でも無料で入館できるところがほとんどです.
図書館で借りるのも良いですし,遠方で返却に自信が無い方は複写届を記入した上で,複写するということもできます.
今回は理学療法士・作業療法士が図書館を利用するメリットについて考えてみました.
図書館へ行くのって少し勇気がいるかもしれませんが,足を運んでみると本当に快適な場所です.
いくつか図書館利用のメリットを挙げましたが,一番のメリットは書籍代の節約です.
書籍を読む習慣は自分の成長にとって大切なものです.
そのための投資を無料で出来るなんてありがたいですよね?
ただ図書館は市民の税金で成り立っている公共事業でもありますので,住民税を支払っている以上,使わないと損です.
理学療法士・作業療法士の皆様も有効に図書館を利用しましょう.
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