2020年上半期に発売されたお勧め理学療法関連書籍8選

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2020年上半期に発売されたお勧め理学療法関連書籍8選

2020年も半分が終わりましたね.

2020年に入ってからも理学療法関連の書籍が多く発売されております.

最近は発刊される理学療法関連の書籍も多いので,把握するのが大変です.

私も月1回は本屋で関連書籍をリサーチしております.

今回は2020年上半期発売の理学療法関連のお勧め書籍を紹介させていただきます.

 

 

 

 

 

 

 

 

 

運動・からだ図解 動作分析の基本 マイナビ出版

石井慎一郎先生が2013年に執筆された動作分析の書籍はご存知の方も多いと思いますが, 新たに動作分析の基本が学べる1冊がついに出ました.

日常生活の寝返り・起き上がり・起立・着座・歩行の4つの基本動作を中心に,動作分析について解説されております.

この書籍は動作分析の初学者版という位置づけで,動作分析の視点と,臨床上よく観察される異常動作についてエッセンスがまとめられております.

初学者が動作分析を学び,その概要を理解するための入門書として重要な部分をピックアップし,図版を多用するなどわかりやすい表現方法で解説されております.

まさに動作分析を苦手とする新人・若手理学療法士向けの1冊となっております.

値段もリーズナブルですので購入しやすいですね.

 

 

 

 

 

 

 

 

入谷誠の理学療法 評価と治療の実際 (運動と医学の出版社の臨床家シリーズ)

 

入谷式足底板療法の創始者で多くのトップアスリート・芸能人などに支持され,日本の足底板療法の第1人者活躍として活躍された入谷誠先生の理学療法が1冊にまとめられております.

愛弟子である園部先生が中心にまとめられた非常に楽しみな1冊です.

 

 

 

 

 

 

 

股関節拘縮の評価と運動療法

林典雄先生監修のもと,整形外科リハビリテーション学会(AA認定講師)熊谷匡晃先生が執筆された一冊です.

楽天ブックスランキングでも,整形外科分野でここ数週,売り上げが常に上位ですね.

私自身も購入いたしましたが,とにかく参考になるtipsが多い一冊です.

拘縮に特化した書籍かと思いましたが,歩行や疾患別の理学療法についても章立てて記載されております.

最近話題のFAIや大腿骨頸部軸回旋の章は必見ですね.

 

 

 

 

 

 

 

膝関節拘縮の評価と運動療法

 

ご存知,整形外科リハビリテーション学会の橋本先生が執筆された1冊です.

もちろん監修は林典雄先生です.

臨床で遭遇する膝関節の拘縮に関して評価・運動療法に関して解剖学・運動学をベースとした視点からとらえた1冊です.

理学療法士・作業療法士のベースとなるのはやはり解剖学・運動学ですから,読んでいてもなるほどなと腑に落ちる内容が多く,頷ける内容が多いのもこの書籍の特徴です.

 

 

 

 

 

 

リハに役立つ論文の読み方・とらえ方

 

様々な研究論文の読み方,解釈の方法が書かれており非常に読みやすい書籍です.

対象は1年目から3年目向けとなっていますが,経験年数に関係なくエビデンスや研究手法を学ぶために必読の1冊です.

それにしても藤本先生の勢いはすごいですね.

 

 

 

 

 

 

 

運動器理学療法超音波フロンティア

日本運動器理学療法超音波フォーラムで注目を集めたトピックスを,豊富な図表と動画で解説するシリーズの第1弾です.

日本運動器理学療法超音波フォーラムに参加したことがある理学療法士ならご存知だと思いますが,フォーラム参加募集開始後,即日完売となった第1回大会にて熱い議論が交わされた「超音波を用いた運動器の動態評価と臨床応用」「超音波による組織弾性評価と臨床との接点」「スポーツ損傷に対する超音波評価と運動療法」に関する11タイトルが収載されております.

林典雄先生,福井勉先生,村木孝行先生執筆陣も豪華で,経験豊富なベテラン理学療法士の手引きにより最先端の臨床技術を身に付けることができる.運動器を扱う全てのセラピスト必読の1冊となっております.

 

 

 

 

 

 

 

 

 

リハセラピストのためのやさしい経営学(マネジメント)

 

経営学を使ってどのようにリハビリテーション部門をマネジメントするかがまとめられた1冊です.

1冊読むと新たに得られる視点が多くて必ず読んでおきたい1冊です.

管理者の理学療法士・作業療法士の方のみならず経営の視点を持っておくと理学療法士・作業療法士として大きな強みになると思いますので必読の1冊です.

 

 

 

 

 

 

 

第4版 リハビリテーション リスク管理ハンドブック メジカルビュー社

 

 

理学療法士・作業療法士がリスク管理を学ぶにはこの1冊は欠かすことはできなくなりましたね.

ついに第4版をむかえましたが,改訂の度に新しいエビデンスが加えられている点は素晴らしいですね.

亀田メディカルセンターの総合力が見て取れる1冊です.

リハビリテーションの対象は高齢者であったり合併症をもっていたりすることが多く, リハビリテーション中に状態が急変するリスクが高いわけですが,老健施設や訪問リハビリテーションなど, 急変時にすぐ医師の応援を依頼できない状況もあり, 緊急性の判断から初期対応までをセラピストが行わなければならない場合があります.

リスク管理というと急性期のリハビリテーションを想像されるかもしれませんが,この書籍は在宅で勤務する理学療法士・作業療法士の視点でもリスク管理について学べますので非常に重宝します.

リスク管理を学びたいと考えている若手理学療法士・作業療法士にお勧めの1冊です.

 

 

 

 

 

今回は2020年上半期発売の理学療法関連のお勧め書籍を紹介させていただきました.

2020年下半期も理学療法士・作業療法士の皆様にとって有益な書籍がたくさん発売されそうですのでまたこのブログの中で取り上げさせていただきます.

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