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ここが変だよ理学療法士・作業療法士業界
理学療法士・作業療法士の業界って他の業界から見れば変だと指摘を受けることがたくさんあるんですよね.
ただリハビリテーション部門内でしか働かない理学療法士・作業療法士にとっては業界内での当たり前が当たり前のものではないということに気付きにくいところに大きな問題があります.
今回はここが変だよ理学療法士・作業療法士業界と題して,理学療法士・作業療法士業界のおかしなことろについて考えてみたいと思います.
理学療法士・作業療法士は経験年数で評価される
理学療法士・作業療法士は経験年数によって収入が定められていることが多いと思います.
一般企業であれば企業に所属して勤務した年数が重要視されるわけですが,理学療法士・作業療法士の場合には他の施設や病院で勤務して転職した場合にも,転職先でそれまでの勤務年数を考慮した上で給与が決定される場合が多いです.
ただ○年働いたといった経験年数が重要視されるんですね.
10年働いても空っぽの理学療法士・作業療法士もいれば,3年しか働いてなくても研鑽を積んだ立派な理学療法士・作業療法士もいるのが実際です.
こういった経験年数による評価が経験年数でマウントをとりたがる理学療法士・作業療法士が多い理由の1つなのでしょうね.
年功序列で役職につく
以前に比較すれば,リハビリテーション部門において年功序列で役職者を決定する施設・病院も少なくなってきておりますが,まだまだ年功序列の考え方が残っている職場が多いのも実際です.
国立・公立の医療機関のみならず,民間病院・施設であってもただただ年数を重ねれば年功序列で役職者となるといったパターンが多いでしょう.
給料の少なさはやりがいでカバー
非常に危険なのが理学療法士・作業療法士の給料の少なさをやりがいでカバーできるといった考え方です.
クライアントのために身を粉にして働く,クライアントが満足して「ありがとう」と言ってくれれば多少の給料の少なさは我慢する,理学療法士・作業療法士ってそういった考え方の方が多いのも実際だと思います.
やりがいだけじゃ給料の少なさはカバーできませんよね.
また給料が少ないにもかかわらず,副業が禁止されている病院・施設もまだまだ多く,若い理学療法士・作業療法士が収入を増やす術がないのも実際です.
つまらなそうに働いている人が多い
理学療法士・作業療法士がある程度の経験を重ねるとつまらなそうにただただ毎日同じことを繰り返しているといった場合も多いでしょう.
特に療養病床におけるリハビリテーションなんかは,毎日変わらないクライアントに毎日同じ介入を繰り返して,とりあえず安月給をいただくというパターンが多いのではないでしょうか?
もちろんTwitter界隈ではいきいきとした理学療法士・作業療法士も多いですが,これはあくまで休息時間にも理学療法・作業療法のことを考えている変人たちばかりで,多くは休憩中に仕事のことなんか考えないという方が多いと思います.
理学療法士・作業療法士って離職率も高いですからね.
養成校で買った教科書はほとんど使わない
以前にも紹介させていただきましたが,養成校で購入した教科書はほとんど使いません.
教科書代だけで数十万かかりますが,卒業したらメルカリ行きという方も多いと思います.
理学療法士養成校の教員が理学療法士は未来がないと言う
せっかく入学してよし勉強を頑張ろうという気持ちになっているところで,理学療法士の未来は暗いですなんて話をされるのが現在の理学療法士養成校です…
未来が暗いか明るいかは自分次第だと思いますが,養成校でそんなこと言われたら学生も戸惑ってしまいますよね.
今回はここが変だよ理学療法士・作業療法士業界と題して,理学療法士・作業療法士業界のおかしなことろについて考えてみました.
その他にも,休憩時間に職場の備品であるプラットフォームで寝たりと,いろいろと他業界からすればおかしなことだらけの理学療法士・作業療法士業界です.
理学療法士・作業療法士も,周囲の社会に目を向け,このおかしな慣習が当たり前にならないようにしたいですね.
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